2017年7月6日更新

『アリスのままで』感想・評価まとめ【ネタバレあり】

2015年6月27日公開の映画『アリスのままで』。主演のジュリアン・ムーアはこの映画でアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。若年性アルツハイマー病という、誰もがかかりうる病気を正面から描いた本作の感想・評価をまとめました。

ベストセラー小説を映画化『アリスのままで』感想・評価まとめ

ジュリアン・ムーアが若年性アルツハイマーの主人公を演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞した本作は、ふたりの娘をケイト・ボスワース、クリステン・スチュワートが演じ、主人公の夫をアレック・ボールドウィンが演じるなど、人気、実力ともに高いキャストが揃った作品です。

感動の声が多かったCiatrユーザーの感想をまとめてみました。

ジュリアン・ムーアのアカデミー賞主演女優賞受賞に納得

MovieMasterBot 『アリスのままで』はアルツハイマーに蝕められている女性の感情に焦点を当てた作品。ジュリアン・ムーアはとてもうまく心の葛藤、迷い、怒り、痛みそして孤独を表現していて、観客はアルツハイマーを持つものの苦しみを知る。ジュリアン・ムーアがアカデミー主演女優賞を獲ったのも納得したよ。彼女の素晴らしい演技以外にも、脚本が良くて人生そのものについて考えさせられた。記憶、家族、別れとかね。 病気で感動系の作品ってありきたりの流れではあるんだけども、この作品はそれだけではなくてアルツハイマーのしっかりとした知識も身につく。そういう点でも僕はこの作品を評価したいね。
yuki12241 若年性アルツハイマーをテーマとした、ジュリアン・ムーアがアカデミー賞主演女優賞を受賞した作品。監督さんの1人がALSで、受賞直後に亡くなったニュースがありましたが、自らが避けられない運命と戦い続けているからこそ、彼女や周りの家族たちのリアルな表情を描けていたのではないでしょうか。ムーアは受賞も納得の演技を見せてくれました。 言語学者であるアリスは輝かしいキャリアを誇っており、能力にも自信があって気立ての良い才色兼備の女性。そんな彼女が笑顔で同じ話を2回してしまうシーンでは悲しくて見ていられません。ホーキング博士を題材にした作品でも思いましたが、頭を使う事に誇りを持つ方々がこういった表現力を失う病気に罹ることほど屈辱的なことは無いと思います。「癌の方がマシだった」というセリフに頭をガーンとやられた気持ちになりました。 『ぼくたちの家族』でも感じましたが、母親が病気にかかるシリーズはどうも心に悪い。タイトル通りに、彼女がアリスのままでいられる間の闘病生活をある意味美しく描いています。
niida 大学の言語学教授で若年性アルツハイマーと診断された主人公とその家族の話。 アカデミー主演女優賞を受賞したジュリアンムーアの演技はさすがですと言った感じ。 博士と彼女のセオリーでアカデミー主演男優賞を受賞したエディレッドメインの演技が凄すぎたので、主演女優賞は大したことないかもしれないと思っていたが、そんなことはなかった。 物忘れがひどくなり始めたアリスが必死に記憶力を保とうと努力するがどんどん言葉が抜け落ちていく姿、さらには彼女のセリフには重みがあり、すごく切なくなってしまう。 家族がアリスを気にかける姿にはもちろんぐっとくるのだけれど、なかでも末っ子の娘の日記のところは一番よかった。 末っ子(家族で一番可愛いかった笑)は見た目的にあんなふうに母親の面倒を見てあげられなさそうなのに一番母を気にかけててすごく感動した。 全体的に重めな作品だったので何回も観たいか?と聞かれれば(;´・ω・)ウーン・・・と言う感じではあるがとても良い作品だと思う。 ラストのシーンのアリスの返答に少しだけ希望が見えた、、、

アリスのスピーチに感動

rn323 ジュリアン・ムーア評判通り素敵でした。日々記憶を失っていく自分自身との葛藤がすごく伝わってきた。物語中盤のスピーチは同じ病気の人の気持ちを代弁しているようで心に響いた。一番印象に残ってるのが娘リディアの日記を勝手に読んでしまって喧嘩になった翌日、怒ってるはずのリディアのほうが謝って笑いあう場面。クリステン・スチュワート美人だなぁ。
chloe_033 素晴らしい家庭と仕事に恵まれて理想的な人生を歩んでいるアリスが若年性アルツハイマーを発症して病と闘っていく姿は、想像以上に過酷で。子供たちにも遺伝する可能性があるというのもショック。 言語学者のアリスにとって、言葉が出てこないことがどれほど屈辱的か。家族にとって、経済的・精神的負担がどれほどか・・・ アリスの力強いスピーチには心を打たれました。オスカー獲得も納得のリアルな演技☆ 上部だけの長女は好きになれなかったけど、長男と次女には好感が持てました。

他人ごととは思えないリアルな映画

Ayano_Jinnouchi 若年性アルツハイマーと診断されたアリス目線の物語。想像よりも淡々としていて、無理矢理なお涙頂戴がある訳でもなく、すごくリアルな仕上がりだったと感じた。アリス自身のプライドとの葛藤だったり娘や夫との関係性の苦悩だったり、見ていて苦しくなるシーンが多かったにもかかわらず、ジュリアンムーアの演技が繊細で儚くて目を引きつけられた。

『自分が自分でなくなること』これ以上に残酷なことはないよなあ

Yuko_Nakanou 若年性アルツハイマー、 頭の片隅で自分には関係ないだろうけど、もしそんな病にかかったらどうしよう…と誰でも思った事はあるのでないでしょうか?

主人公のアリスは50歳の誕生日を迎えてもなお、美しい妻であり優しい母であり頭の良い自立した女性であり、そのキラキラした姿に「何て素敵な歳の重ね方をしているのか、こうなりたい」と見惚れてしまいます。 でも病は進行性であり残酷で輝いていたアリスとの比較に耐えられない辛さが多々ありますが、それが作り物ではない誰にでも起こり得るリアルさが存分に描かれていてとにかく脱帽です。

自分なら?と問わずにはいられなくなり、また家族や周りの大切さを思い知らされる見るべき映画だと思います。

nieve822 原題still alice。若年性アルツハイマーを患った大学教授。知能が高いほど発見が遅く進行が早いとは何という皮肉。こぼれ落ちる記憶、失われる人としての尊厳。Jムーアの演技はもちろん、次女の母との向き合い方も良い。いつ自分がかかるかわからないし、家族が発症する可能性もあると考えると他人事ではない気がした。記憶を失っても自分自信を失わずにいられるのだろうか。