『パイレーツ・オブ・カリビアン』真実の物語って?

2017年7月6日更新

17~18世紀に実在したカリブ海で生きてきた海賊たちの戦いや武器などをドキュメントした『パイレーツ・オブ・カリビアン 真実の物語』に紹介される伝説の海賊に注目しました。

BBC地球伝説『パイレーツ・オブ・カリビアン 真実の物語』

現在は放送終了していますが、英国BBCで放送されていたドキュメンタリー番組「BBC地球伝説」の中で、カリブ海の海賊たちに注目したのが『パイレーツ・オブ・カリビアン 真実の物語』です。

専門家や脚本家の解説などをもとに、17~18世紀の海賊の戦法や実態に焦点をあてたもので、伝説の海賊のエピソードを中心に歴史的背景や実際に使われていた武器などの再現・検証もされています。

今回は、ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』でもモデルになった、伝説の海賊“黒ひげ”たちの物語をご紹介したいと思います。

伝説の海賊“黒ひげ”エドワード・ティーチ

『パイレーツ・オブ・カリビアン』の中では主人公ジャックの宿敵、呪われた海賊バルボッサのモデルとなった伝説の海賊“黒ひげ”。イギリスの海賊で17~18世紀に実際に存在していました。

エドワード・ティーチは、3000~5000人の海賊たちが航海していた当時のカリブ海の頂点にいた、残忍な手口と恐怖の形相で悪名高い海賊でした。海賊のほとんどがスピード重視の小型船に乗っていた当時に、黒ひげは全長30メートル、大砲40門を乗せた大きな船で、商業船を丸ごと攻撃し奪っていくという作戦を展開していました。

また国民的コミック『ONE PIECE』に登場する黒ひげも、エドワード・ティーチをモデルにしています。

戦闘シーンも史実に基づいていた!

『パイレーツ・オブ・カリビアン』に描かれている海賊船ブラックパール号にもモデルがあり、また、戦闘シーンの武器や航海技術も17~18世紀ごろの海賊たちの史実に基づいています。

戦いの基本は、相手の船に戦闘員を移動させ攻撃する移乗攻撃をしていました。ティーチも戦いのときには、いくつもの剣やナイフ、ピストルなどを身に着けて戦ったようです。『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスタッフは、海賊などに詳しい人にインタビューなどを行い、情報収集につとめたとのことです。