『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』について知っておきたい13のこと【ネタバレあり】

2017年11月30日更新

マーベルコミックの中でも人気の高い『シビルウォー』を題材とした映画『キャプテン・アメリカ/シビルウォー』が2016年4月29日に公開が予定されています。法律の賛成、反対を巡りヒーローたちが2分してしまうストーリーです。今回は公開前に知っておきたい13のことより紹介します。

『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』のあらすじ

キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)の率いるヒーローチーム「アベンジャーズ」は、アフリカのナイジェリアでテロ組織から街を守る際、市民を巻き添えにし多くの死傷者を出してしまったことから、国際的な非難を受けてしまいます。 アベンジャーズの設立メンバーの一人であるアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)も、かつて「ウルトロン計画」を実行しようとした際、東欧ソコヴィアでやはり市民を巻き込んでしまったことがあるため、自責の念にかられています。 国務長官はアベンジャーズに「ソコヴィア協定」の協定書にサイン命じます。これにより、アベンジャーズは国連の管理下に置かれ、許可なしには活動できなくなるのです。 トニーをはじめ、ブラック・ウィドウことナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)とウォーマシンことローディ(ドン・チードル)、人造人間ヴィジョン(ポール・ベタニー)は署名に賛成したものの、スティーブは拒否。ファルコンことサム(アンソニー・マッキー)とスカーレット・ウィッチことワンダ(エリザベス・オルセン)もスティーブに同調しました。

やがてソコヴィア協定の署名式の最中に爆破テロが。犯人の疑いをかけられたのは、過去に犯罪組織ヒドラによって暗殺者ウィンター・ソルジャーに改造された、スティーブの親友バッキー(セバスチャン・スタン)でした。 洗脳されたバッキーを救うため、トニーらの制止を振り切り独断でドイツへ向かうスティーブ。政府の命令で彼を追うトニーたち。

こうして固い友情で結ばれていたはずのアベンジャーズは、チーム キャプテン・アメリカとチーム アイアンマンに分裂し、ヒーロー同士の激しい対立が生まれたのでしたが……。

1.シークレットアイデンティティの話ではない!?

『シビルウォー』はマーベルコミックシリーズの中でも特に人気が高い作品です。ヒーローたちがスーパーヒューマン登録法という、ヒーローが身分を明かして連邦政府に登録しなければならない法律の是非を巡って2つに分断されてしまいます。 コミック版でこの法に反対するヒーローたちは、連邦政府に自らの正体を明かすことで、家族に危険が及んだり、シークレットアイデンティティを失い、戦いに支障が出ることを懸念していました。 しかし、映画ではシークレットアイデンティティに関する問題はあまり重要視されず、”登録すること=政府のために働く”という意味になるそうです。 より単純化され、政府の決定に従うヒーローVS政府の犬として働くことを拒むヒーローのような構図となるようです。

コミックとは異なり、マーベル映画のヒーローたちはシークレットアイデンティティを持っていないためです。

マーヴェルスタジオの社長ケヴィン・ファイギもインタビューで、シークレットアイデンティティをテーマにせず、誰が法律に賛成するのかにフォーカスされることを認めています。

2.法律が議論されるきっかけがコミックと映画では違う!?

政府がヒーローたちに素性を明かさせ、登録することを求めることになったきっかけはナイトスラッシャーやスピードボールなど若手ヒーローで構成された、ニューウォーリアーズのメンバーが起こした一般市民を巻き込む事故でした。 一方映画では、『アベンジャーズ』ニューヨーク決戦後の壊滅的なダメージと被害、『アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン』ソコヴィアで起きた出来事などがきっかけとなり、スーパーヒーローたちは監視下に置かれるべきという声が上がります。 噂では、バロン・ジーモがヴィランとして登場、陰謀によりスーパーヒューマン登録法の成立を後押しする存在となりクロスボーンズに数百人を犠牲にする事件の実行を命じるそうです。 今作ではコミックと別のプロットにはなりますが、ヒーローが戦うことで罪のない市民が傷ついてしまうというテーマ自体は変わることがないようです。たとえニューウォーリアーズが登場しないとしても、コミックファンはそこまでガッカリする必要はなさそうです。

3.クロスボーンズがアフリカでキャプテンアメリカと戦闘!?

クロスボーンズと言えば、アフリカでキャプテン・アメリカと戦う姿が目撃されていました。その時にクロスボーンズはパワーを増強するガントレットを装着していたそうです。キャプテンアメリカの他にもファルコン、ブラックウィドウ、スカーレットウッチもまたその場面に登場するという噂です。(アフリカと言えば、ワカンダ国王のブラックパンサーが関連している可能性が高い?)

映画でどのような結末を迎えるか定かではありませんが、コミックでクロスボーンズはキャプテンアメリカを暗殺しているだけに今作で大きな役割を担うことは間違いなさそうです。

4.ジャイアントマンが登場する!?

今作において最も大きなサプライズの一つがスコット・ラングことアントマンの出演です。

2015年9月19日公開の『アントマン』で主演を務めるポール・ラッドがプロモーション活動中に、”あまり出演シーンは多くはないが、印象に残る形で出演する”と明らかにしています。

噂によると、スコット・ラング(アントマン)はハンク・ピムが着ていたオールドスタイルのスーツではなく、新たなアントマンスーツを着用し、アイアンマン率いる法案賛成派のヒーローと対峙する時に約9メートルまで巨大化するジャイアントマンになるそうです。

コミックではソーのクローンに殺されてしまうアントマンですが、マーベルがアントマンを主役とした映画の公開が控えていることを考えれば、『キャプテン・アメリカ・シビルウォー』では異なるプロットとなることでしょう。

5.ブラックパンサーは中立!?

ブラックパンサーが今作でどのような役割を担うのか?これはファンの間で大きな議論となっています。 コミックではアイアンマン側として戦い、後にキャプテン・アメリカ側に加わるブラックパンサーでしたが、今作では少し違うようです。 ケヴィン・ファイギ(マーベルスタジオ社長)によると、ティチャラ(ブラックパンサー)はトニー・スターク(アイアンマン)やスティーブ・ロジャーズとは考え方が違うため、中立的な存在となるそうです。

6.ついにレッドウイングが登場!?

複雑な生い立ち、鳥を操る能力、ハヤブサ(レッドウイング)と精神がリンクしているなどコミック版のファルコンをそのまま実写化することは簡単なことではありません。 『キャプテン・アメリカ・ウインターソルジャー』で登場したファルコンですが、あまりファンを満足させる存在ではなかったかもしれません。しかし、今作では少し期待が持てそうです。 噂によると、今作のファルコンはコスチュームやガジェットが大幅にアップグレードされているそうです。ファルコン専用のドローンが登場、ドローンとリンクしたゴーグルを通してスパイ活動出来る仕様で、まるでレッドウイングのような役割を果たします。 マーベルはようやくファルコンにレッドウイングを与える方法を思いついたようです。

7.スパイダーマンの出番は少なめ?

コミック版ではスパイダーマンもまた大きな役割を担っているため、シビルウォーを題材とした映画が製作されることを知れば、出演を期待せずにはいられないでしょう。さらにマーベルスタジオはスパイダーマンの映画化権を獲得、マーベルによってリブートされることが決定しています。

しかし、新たなスパイダーマンを演じるトム・ホランドが今作に撮影にかけた時間はわずか1週間程度。そのため、今作でピーター・パーカー(スパイダーマン)に期待するのは控えた方がよいかもしれません。

8.ハルクは登場しない、でもレッドハルクは!?

ジョス・ウィードンによると『アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン』は元々ハルクのキノジェットが宇宙へと向かい、コミックファンに人気の高いプラネットハルクのストーリーへ繋がるエンディングが用意されていたそうです。 今作でもハルクの活躍が期待されていますが、ケヴィン・ファイギ(マーベル社長)によるとハルクは今作には登場しないそうです。 しかしレッドハルクは? 『インクレディブル・ハルク』でロス将軍(レッドハルク)を演じたウィリアム・ハートの今作出演が発表されているため、レッドハルクへの期待が一気に高まっています。 しかし、現在のところレッドハルクが登場する確証がある訳ではありません。

9.なぜレスリー・ビブがカムバックするのか!?

『アイアンマン』でジャーナリストのクリスティン・エヴァーハートを演じたレスリー・ビブもまた今作に出演することが発表されています。 『アイアンマン2』以来マーベル作品に出演していなかった彼女がなぜ今作にわざわざカムバックするのか? コミック版でジャーナリズムに焦点が当てられていたことを考えると、クリスティン・エヴァーハートは何か重要な役割を担っている可能性があります。

10.キャプテンアメリカとアイアンマンが熱くなる理由!?

スーパーヒューマン登録法を巡ってキャプテンアメリカとアイアンマンは争うことになりますが、2人が熱くなる理由はそれだけではありません。 アイアンマンことトニー・スタークはウインターソルジャーに対して複雑な感情を持っています。なぜなら、『キャプテンアメリカ/ウインターソルジャー』でト二ー・スタークの両親が死んだ責任がバッキー(ウインターソルジャー)にあることが明らかになったためです。 一方、スティーブ・ロジャーズ(キャプテンアメリカ)はもちろん親友バッキーを守りたいという感情を持っています。 今作の製作が発表されてから、バッキーのストーリーが語られるか心配するファン声が上がっていますが、ケヴィン・ファイギや映画関係者はウインターソルジャーが今作で大きな役割りを担うことを認めています。 噂ではクロスボーンズが巻き起こす事件の責任を負わされるのがウインターソルジャー?ではないかと言われています。

11.シビル・ウォーの意味とは?

タイトルの「シビル・ウォー」は「内戦・内乱」という意味。また「市民戦争」の意味や歴史上の南北戦争を指すこともあります。 キャプテン・アメリカとアイアンマンがソコヴィア協定を巡って対立する姿を描いた本作。原作コミックが2006年から2007年にかけて発表された際には、そのストーリーから911テロとその後に発効された米国愛国者法を想起する読者も多かったようです。