セス・マクファーレン監督がテッド2を作るにあたってしたであろう奇妙な会話6つ

2017年7月6日更新

愛らしい見た目とは裏腹に中身は下品なテディベアを主人公とした映画『テッド』が異例の大ヒットを記録し、その続編『テッド2』が2015年8月28日に日本で公開される予定です。今回は、本シリーズで長編映画監督デビューを飾ったセス・マクファーレン監督が続編を制作する上で行った奇妙な会話をご紹介します。

1. リーアム・ニーソンのカメオ出演

『96時間』 リーアム・ニーソン

セス・マクファーレン監督のコメディの才能は、『ファミリー・ガイ』や『アメリカン・ダッド』を見れば証明済みと言えるでしょう。しかし、近年に見るマクファーレン監督の活躍に関して、彼が芸術的抑止を忘れてしまっているのでは...と感じる人もなかにはいるようです。ときにコメディはあからさまな事を敢えて言わず、会話と会話の沈黙部分を自堕落的なジョークで埋めようとしないのも必要なのです。

本作でカメオ出演しているリーアム・ニーソンは、テッドが勤める売店にやって来る客の一人を演じています。子供が大好きなTrix(シリアルの名称)を買うシーンだそうですが、これはまさにTrixの広告のスローガンをしているような印象を受けます。

最終的に笑える場面になればいいですが、どうして「広告のスローガンを繰り返し言う」ことが面白いとマクファーレン監督は思ったのかが理解しにくい部分なのです。正直この役はリーアムには合っていないように感じますし、広告に誤解を招く危険性もあります。

2.アマンダ・セイフライド、ゴラムにそっくり!?

アマンダ・セラフリッド

本作で美人弁護士サマンサ役として登場するアマンダ・セイフライド(アマンダ・サイフリッドとも)。大きな目が特徴のとってもキュートなアマンダですが、その彼女を『ロード・オブ・ザ・リング』に出てくるゴラムに似ていると示唆するようなセリフがあります。

テンポのいい笑いのある会話シーンが見どころの本シリーズですが、テッドが「ゴラムに関するコメント」を言う場面は、遠まわしにアマンダがゴラムに似ているということを示唆している内容になっているんだそうです。

アマンダがお笑いの標的になっていることは明らかですが、なぜ彼女だったのでしょうか?それは彼女以外にウィットに富んだ嫌みに近いジョークに賛同する人がいなかったからかもしれません。

3.『スタートレック』からあの人が出演

『スタートレック』

前作に引き続き、ガイ役でパトリック・ウォーバートンが出演していますが、パトリックはTVシリーズ『ザ・ティック』のタイトルロールを演じており、コミコンでコスプレさせるなど人気のあるキャラクターです。そして、ガイの新たな恋人リック役に、『スタートレック』でクリンゴン人の士官ウォーフとして有名なマイケル・ドーンが出演しています。

マクファーレン監督は自身が崇拝するウォーフにどうしても出演してほしくて、なんとか説得し出演交渉にこぎつけたという点から、これは監督がジョークの引き際を理解していない良い例だと言えるかもしれません。

しかし、後半の舞台はコミコンになるということもあり、ウォーフとティックのコラボが見れるかもしれないと期待を集めています。

4.トム・ブレイディが本人役で登場

『テッド2』

アメリカを代表するアメフト選手トム・ブレイディは、マクファーレン監督作品であるアニメ『ファミリー・ガイ』に本人役で登場し、シャワーシーンでヌードを披露しています。そして、『テッド2』では本物の裸のトム・ブレイディが見られるかもしれません。

そのシーンとは、テッドとジョンが、精子提供の候補者の一人として選ばれたトムが寝ている間に彼の精液を取り出すもので、本作でもトムを裸にさせたかったマクファーレン監督の願望が伝わってきます。

5.ブラウザの閲覧履歴

マーク・ウォールバーグ『テッド2』

出典: www.amazon.de

映画の最初の部分で、テッドがジョンのパソコンでインターネットを開いた際に、ありえない数のエロ動画を発見し、ジョンが病的といえるような過激なエロ動画を普段から見ていることが過去の閲覧履歴から発見されてしまいます。

下ネタ満載の笑えるシーンではありますが、このジョークの内容をよくよく考えてみるとちょっと変です。このシーンから感じるのは、マクファーレン監督が普段からあんなエロ動画を楽しんでいるのでは?というもの。何も恥を感じる必要はありませんが、それと同時にパソコン上での秘め事を隠すのに相当な苦労がいるんだということが分かります。

6.ギャグの使い回し

『ファミリー・ガイ』

『テッド2』にはマクファーレン監督が今まで作品で使用してきたジョークやギャグがたくさん登場しており、特に『ファミリー・ガイ』に通ずるものが確認されています。例えば、ジョンが精液の入ったビンを間違って落としてしまうシーンは、『ファミリー・ガイ』のエピソード 『Sibling Rivalry』で同じようなハプニングが起こっています。ストーリーも全体的に言えば、同作のあるエピソードにそっくりです。

なぜマクファーレン監督はこのようなことをしたのでしょうか?真相はマクファーレン監督にしかわかりませんが、続編はより過激に下ネタも満載で見応えのある作品になっているはず!?お下劣でバカバカしいテッドに期待しましょう!