2017年8月8日更新

『ゴースト・イン・ザ・シェル』のあらすじ・キャスト【攻殻機動隊実写版映画!】

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『ゴースト・イン・ザ・シェル』
© 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 4月7日(金)全国公開

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いよいよハリウッド進出!日本が誇る名作『攻殻機動隊』が『ゴースト・イン・ザ・シェル』として実写化!

これまでにも何度も映像化されてきた人気コミック『攻殻機動隊』がついにハリウッドに進出し、実写化。 士郎正宗による原作は、『
』のウォシャウスキー兄弟に影響を与えた作品で、スピルバーグも大ファンだと言われています。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』
(C)2016 Getty Images
この記事では2017年4月7日公開となった『ゴースト・イン・ザ・シェル』最新情報をまとめてご紹介します。

噂されていたあらすじ

これまで、第3次、第4次大戦を経た21世紀の日本で、サイボーグや電脳が普及した社会の中、多岐に渡る犯罪を防ぐために活躍する内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)に所属する草薙素子と謎のハッカーを巡る物語、とだけ発表。 笑い男のキャスティングも発表されたことから、おそらく、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』をベースにしたストーリーが展開されるのではないかと予想されていました。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』のあらすじ

『ゴースト・イン・ザ・シェル』 スカーレット・ヨハンソン
© 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.4月7日(金)全国公開
人々がサイボーク化するようになった世界で、捜査組織公安9課に所属する少佐(スカーレット・ヨハンソン)は、日々犯罪行為の取締りを行なっていました。 そんな折、テロ組織が企てたサイバー技術の破壊行為を食い止めるため、調査に乗り出した少佐は事件と深く関わるうちに、失った記憶を少しづつ取り戻していき、驚愕の過去に直面することに...。

押井守が『ゴースト・イン・ザ・シェル』の撮影を視察、期待大!

気鋭のアニメ監督・押井守は、本作と同じコミックを原作とし映像化したアニメの監督を務めていました。映像としての『ゴースト・イン・ザ・シェル』を確立した第一人者として、本作の撮影現場にも足を運んでいます。 押井守はスタジオに入り各種プロダクトを視察し、主演のスカーレット・ヨハンソンを高く評価した他、攻殻機動隊という作品群の映像化の中で一番ゴージャスな作りになるとも予想しており、本作への期待をふくらませる映像となっています。是非チェックしてみて下さい。

スカーレット・ヨハンソンを大絶賛

本作は日本アニメを原作としたハリウッド作品の中でも、一番良い条件で製作されたと押井守は語っています。その最大の理由は少佐を演じたスカーレット・ヨハンソンだったようです。 スクリーンで、ヨハンソン演じる少佐を観られるだけでも、この映画の価値があると最大級の賛辞を送っています。

ミラ・キリアン少佐を演じるのはスカーレット・ヨハンソン

『ゴースト・イン・ザ・シェル』
© 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.4月7日(金)全国公開
アメリカでの実写版ということもあり、主演の草薙素子に当たる役にはハリウッド女優を起用することになりました。その役に抜擢されたのが『LUCY/ルーシー』の
。彼女は『
』でブラック・ウィドウを演じており、漫画の実写化はこれが2度目となります。 しかし劇中ではヨハンソンが「草薙素子」と呼ばれることはなく、「少佐」と呼ばれることをプロデューサーのスティーブン・ポールは明言しました。原作の草薙素子はあくまでも日本人であり、白人のスカーレット・ヨハンソンが演じることに合わせた脚色だと考えられます。

バトー役にピルー・アスベック

スカーレットヨハンソン主演映画『LUCY/ルーシー』にリチャード役で出演したことでも知られるピルー・アスベックが、草薙素子の相棒バトー役を演じます。

荒巻大輔を演じるのはビートたけし

『ゴースト・イン・ザ・シェル』北野武
(c) 2017 Paramount Pictures. All rights Reserved. 4月7日(金)より全国公開
公安9課の創設者で草薙素子たちの上司荒巻大輔をビートたけしが演じます。たけしのハリウッド映画出演は1995年の『JM』以来のことになります。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』その他のキャスト!

笑い男役にマイケル・ピット

日本ではあまり知名度が高くありませんが、ミュージシャンとしても活躍するマイケル・ピットが笑い男役で出演することが決定しました。

桃井かおり

桃井かおり
『SAYURI』をはじめとした海外の作品にも数多く出演しているベテラン女優・桃井かおりが本作に出演することが決定しています。近年はメキシコ映画やドイツ映画など国際色強く活躍している彼女が、どんな演技をみせるのか注目が集まっています!

ジュリエット・ビノシュ

映画『ショコラ』などで知られるフランス出身の女優ジュリエット・ビノシュの出演も決定しています。キャラクターの詳細はまだわかりませんが、博士という役どころだそうです。

マイケル・ウィンコット

映画『三銃士』『ヒッチコック』などに出演するベテラン俳優マイケル・ウィンコットの出演も決定しています。

チン・ハン

映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』や『ダークナイト』に出演したチン・ハンが公安9課のメンバーとして出演するようです。

泉原豊

オーストラリアを中心に俳優・スタントマンとして活躍している泉原豊も本作に出演することが決まりました。本作以外にも『ウルヴァリン: SAMURAI』など、ハリウッド映画への出演経験も豊富です。

福島リラ

Fashion story for @ginzamagazine✨. Thank you for amazing team. #louisvuitton #ginzamagazine #nicolasghesquiere

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日本人モデルの福島リラの出演も発表されました。近年は映画『ウルヴァリン: SAMURAI』でハリウッドデビューを果たしたのをきっかけに海外ドラマに出演するなど、活躍の幅を世界に広げています。

監督・スタッフ紹介!

監督はルパート・サンダース

今作でメガホンをとるのはルパート・サンダース。イギリス出身の監督で、『スノーホワイト』で監督を務めたのをきっかけに注目されるようになりました。

脚本はウィリアム・ウィーラー

脚本を手がけるのはウィリアム・ウィーラー。『ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男』でも脚本をてがけた経験があります。

スカヨハが熱光学迷彩を使う!

主演を務めるスカーレット・ヨハンソンが熱光学迷彩を着て、戦闘するシーンの動画がYouTubeにて公開されました。 映像は13秒という短いものですが、光学迷彩により透明化した主人公の華麗なアッパーと、攻撃を受けてスローモーションで宙に舞う男の姿が。 そして気になるのが、最後に表示される「11.13 TOKYO」。2016年11月13日に東京で行なわれるイベントを示したものだそうですが、一体どんな発表があるのか気になりますね。

スカーレット・ヨハンソンが出演を決意した理由

スカーレット・ヨハンソンが本作への出演を決意した理由を明かしてくれました。彼女によると、元々受け身のキャラクターだった少佐が、次第に能動的な人生を歩もうとする自己探求の物語に大きな魅力を感じたと言います。

日本語吹き替えキャストにアニメ版の声優が再集結!

『攻殻機動隊』ファンに嬉しいニュースが飛び込んできました。本作の日本語吹き替え声優として押井守版、そして神山健治のテレビシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のキャストたちが参戦することが明らかに。 数多くの洋画吹き替えを担当、攻殻機動隊のアニメでは草薙素子を演じた田中敦子が少佐、バトーに大塚明夫、トクザに山寺宏一と、オリジナルファンにはたまらないキャストが集結しています。

これまでの経験を生かしたアドバイス

少佐の吹き替え声優を務めた田中敦子は、本作のアフレコ時にこれまで培ってきた『攻殻機動隊』の声優経験を生かして色々と提案をしていたそうです。例えば、ドグザは少佐には丁寧語を使わないだとか、バトーは荒巻のことをおやっさんと呼ぶとアドバイスをしていました。

パラマウント・ピクチャーズとドリームワークスが共同製作

ドリームワークス
今作はスティーブン・スピルバーグ率いるドリームワークスとパラマウント・ピクチャーズで製作されたことが明らかに。米大手2社がタッグを組むなんてワクワクしますよね。

日本では度々映画化されていた!

『イノセンス』
全世界で人気を誇る原作ですが、これまでにもTVアニメ化や劇場版が公開されてきました。 監督も押井守や神山健治といった名クリエイターが揃っており、中でも押井守が監督を務めた『イノセンス』は日本アニメ映画で初めてカンヌ映画祭で放映されるという快挙を成し遂げています。

ハリウッドの実写化は反対!?ファンの反応

原作やアニメが高い評価を受けている中での今回のハリウッドでの実写化。キャストにアメリカ人を起用し、舞台もアメリカに移すという案はファンの中でも賛否両論のようです。 まだまだ謎の多い『ゴースト・イン・ザ・シェル』。日本での公開は2017年4月7日に決まり、これからのさらなる新情報の発表が楽しみです。

スカーレット・ヨハンソンが見事なアクションを披露している本編映像

およそ5分にも及ぶ本編映像が解禁となりました。未来都市の屋上で、サイバー犯罪の報告を受けた少佐。司令からの命令は待機でしたが、一刻を争う状況に屋上から飛び出しビルの窓を突き破ります。 現場には、要人襲撃を実行中の複数の黒服たち。颯爽と登場した少佐は鮮やかな銃さばきで瞬く間に現場を制圧してしまいました。

光学迷彩バトル本編映像!

光学迷彩スーツに身を包んだスカーレット・ヨハンソンが敵を容赦なくボコボコにする本編映像が公開になっています。監督のルパート・サンダースはこのシーンをVFXで再現した、クリエイターリチャード・テイラーを天才という言葉を用いて称賛しました。

見事なポールアクション

手錠に繋がれ絶体絶命の少佐が巧みにポールダンスのポールを使い、複数の敵をなぎ倒す本編映像も公開になっています。

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の新たな予告映像が公開に!

『攻殻機動隊』シリーズのなかでも特に印象的なシーンを再現した予告映像が新たに公開されました。 今回公開されたのは、儚げな表情で一点を見つめる少佐、コードに繋がれたまま無機質なベッドに座り込む少佐、窓ガラスを突き破ってビル内に突入する少佐となります。 少佐を演じたヨハンソンは
「人間とかけ離れたものを演じて、人間らしさのニュアンスを出してはいけない難しい体験だったわ。今までにない特別な体験よね。深く突き詰めていけたんじゃないかしら。誇りに思っている作品よ」
と今作の特別感を振り返っています。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』
© 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.4月7日(金)全国公開
予告映像を確認すると、セリフやアクションなど原作となった『攻殻機動隊』の世界観が忠実に再現されていることがわかり、本作への期待が高まります。

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』ciatrの評価感想【ネタバレ注意!】

2017年4月7日、日本公開となった『ゴースト・イン・ザ・シェル』を鑑賞した人たちはどんな感想を抱いたのでしょうか?ciatrに投稿された本作の感想評価をご紹介します。

攻殻機動隊愛を感じる!

nonadebu 攻殻機動隊はそんな詳しくないけど原作愛を感じました ・アニメの映画よりだいぶ話がわかりやすい ・たけしは絶対プライベートで人殺したことある じゃなきゃあんなに似合わない ・桃井かおりは英語喋ってても桃井かおりなんだな、、 ・笑い男なんかムカつくと思ったらファニーゲームの彼だ、、 最高!!面白すぎ!!てわけじゃないけどこの映画をフツ〜に楽しんで見れない人はよっぽどの原作厨か映画の見過ぎ

吹き替えが最高!

mataro_mince 脳がネット接続可能な未来都市で。テロで身体を失いバイオ企業により初の全身義体化に成功したミラは強力な武器として公安9課で活躍。生身だった記憶は薄く、時折の幻視はバグとして消去される「Ghost In The Shell」西宮94D。期待を軽々超えてった。3Dの威力。吹替え最高。2017年4月7日 正直スカヨハが全裸で暴れるけっこう仮面かハレンチ学園と期待、期待してなかったその反動で大感激。スカーレット始め素晴らしく出来上がってる。吹替版を見たので声だけでキャラがわかるというのも大きい。だからビート君はビート君にしか見えなかった。トグサが日本人じゃないのも気に入らなかったけれど観劇後は大満足。冷静に考えたら有名な日本俳優は大人な人が居ないからやってほしくない。でも桃井かおりは世界の俳優と並んでも見劣りしていない。初めて4D体験。巨大温泉按摩マシン。ミストは3Dメガネが曇るからヤメてほしいなぁ。2017年4月14日 文化、人種、言葉、肉体、機械。ネットワークを介して一気に雑ざり合いふつふつと淀んだ世界で「ゴースト・イン・ザ・シェル」塚口4重低音字幕版。2Dだから確認できる冷たくカラフルな未来都市や装束、Sヨハンソンの美しさ。3Dは疑似電脳体験ブッ飛べる!でも情報量が多すぎて脳が追いつかない。

原作の雰囲気がうまく再現できていないというネガティブな意見も!

Maaaaaaboou うーん、原作の持つ退廃的な雰囲気や孤独感みたいなものは出せてなかった。でもエンタメにもなり切れてなかった。 満席の映画館はあまり良い雰囲気じゃなく、それにも引きずられたかなぁ。