続編の方がオリジナル作より面白いと言われる映画9選!

2017年7月6日更新

最近公開の映画は昔の作品のリブートやリメイクで溢れています。いくら傑作であっても単にオリジナルをトレースするだけでは古くさく見えてしまうだけで、新たな傑作は生まれません。今回はwww.hollywood.comよりリメイク、リブートに大成功した映画9選をオリジナルや酷い続編、駄目リメイク作品と比較しながら紹介します。

1.劣っているところがない!?

1989年公開、ティム・バートン監督の『バットマン』から続いたバットマン映画シリーズは第3作『バットマン フォーエバー』(1995)までは比較的評判が良いシリーズでした。

しかし、第4作『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』の出来が最悪で酷評の嵐に。シリーズに終止符が打たれる結果になりました。特に、クリス・オドネル演じるロビンの衣装は相当なマイナス要素。

2005年クリストファー・ノーラン監督がバットマン映画をリブート、屈指の名作『ダークナイト』へ繋がるシリーズ第1作『バットマン ビギンズ』。

クリストファー・ノーランは今作で終始ダークな雰囲気を徹底しています。それによりクリスチャン・ベール演じるバットマンの世界観と絶妙にマッチ、スーパーヒーロー映画としてだけではなくクライムアクションとしても質の高い作品に仕上がっています。

監督、キャスト、衣装、プロット、撮影、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』よりも劣っている所を見つけることは難しいでしょう。

2.最もシリアスなボンドが誕生!

007シリーズは定期的にボンドが変わることがいわば宿命、1995年『007 ゴールデンアイ』から『007 ダイ・アナザー・デイ』までボンドを演じたのがピアーズ・ブロスナンでした。ブロスナン出演の007作品は興行的には成功したものの、アクションがリアリティに欠けるなどあまり人気があるボンドではありません。

 

2006年公開マーティン・キャンベル監督『007 カジノ・ロワイヤル』は007シリーズ初のリブート作品でした。

ピアース・ブロスナンからボンド役を引き継いだダニエル・クレイグはタイトなアクションと渋い演技でボンドとして確固たる地位を築いています。コメディ要素をほとんど排除するなどシリアスな作風に生まれ変わり、新たなファン層の獲得に成功しています。

3.リブート作として最高品質!

公開前、『猿の惑星』(1968)のリメイク『PLANET OF THE APES/猿の惑星』は多くの人から期待されていました。それもそのはず、ティム・バートン、マーク・ウォールバーグなどビッグネームが連なっていました。しかし、蓋を開けてみるとラズベリー賞にノミネートされるほどひどい作品、期待は裏切られることになります。

2011年『猿の惑星』のリブート作『猿の惑星 創世記』が公開。メガホンを取ったのはまだ一般的には名が知られていなかったルパート・ワイパット監督でした。

オリジナルをリスペクトしながらも新たな試みがふんだんに取り込まれている今作はリブートのお手本のような映画に仕上がっています。素晴らしい脚本、最新の特殊効果、なんといってもモーションキャプチャー俳優アンディ・サーキス演じるシーザーが魅力的です。

4.オリジナルへのリスペクトが大事!

1998年、ローランド・エメリッヒ監督がハリウッド版ゴジラ映画を製作、興行的には成功を収めたものの、内容は散々、ゴジラへのリスペクトが微塵も感じられない作品に仕上がっています。

2014年、ハリウッドがギャレス・エドワーズ監督で再びゴジラ映画に挑戦、『ゴジラ GODZILLA』が製作されました。

完璧という訳ではありませんが、ローランド・エメリッヒバージョンよりも良い作品であることは間違いありません。ギャレス版には、あまりゴジラが登場しないという欠点はありますが、その分ヒューマンドラマがしっかりと語られています。何より、ゴジラへのリスペクトが溢れています。

5.新たなファンを獲得したリブート作!

スタートレック劇場版シリーズは1979年ロバート・ワイズ監督『スタートレック』から2002年までに10本製作され、幕を閉じました。

第10作スチュワート・ベアード監督『スター・トレック ネメシス/S.T.X』はプロットに多数欠陥があり不評、ファンの期待に応えることが出来ませんでした。さらに、『ロード・オブ・ザ・リング』など大作と公開が重なり興行的にも残念な結果に。

2009年J・J・エイブラムス監督が『スタートレック』をリブートしています。エイブラムスのコンセプトの一つがスタートレックファン以外も楽しめる作品。見事に成功し新規のファンを獲得、新たなシリーズの幕開けとして最高のスタートを切りました。クリス・パイン、ゾーイ・サルダナなど豪華なキャストも見所の一つです。

6.タートルズ映画だと分かる!?

『TMNT』(2007年)

2007年、アメコミ『ティーンエイジ・ミュータント・タートルズ』を原作とした3Dアニメーション映画『TMNT』がアメリカで公開されました。しかし、タイトルからタートルズの映画だと気付かず、スルーする人が続出する結果に。

7年後の2014年、マイケル・ベイ製作でハリウッドが『ティーンエイジ・ミュータント・タートルズ』をリブートしています。今回はしっかりとタートルズ映画だと分かるタイトルが付けられ、劇場に多くの人が足を運ぶ結果に。タートルズ映画シリーズの可能性を大いに示す作品となりました。

7.惰性の続編よりフレッシュなリメイク作!

スターが出演しなくてもある程度の観客が見込め、製作費が抑えられるホラー映画は続編が乱発される運命にあります。しかし、続編を重ねる毎にアイデアが尽き、酷い作品になることがほとんど。ホラー映画のクラシック、ジョン・カーペンター監督『ハロウィン』は8作まで続編が製作されています。

2002年公開の第8作目『ハロウィン レザレクション』はプロットが薄まり、特筆するべきことがないどうでもいい作品になっています。

2007年、ロブ・ゾンビ監督が『ハロウィン』をリメイクしています。『マーダー・ライド・ショー』などでホラー映画への確かな手腕を示している監督だけあり、新たな『ハロウィン』は退屈な続編よりもフレッシュで意欲に溢れた作品になっています。2009年にはロブ・ゾンビ版の続編『ハロウィンⅡ』が製作されました。

8.豪華キャスティングがしっかり活かされている!

1960年公開、ルイス・マイルストン監督『オーシャンと十一人の仲間』にはフランク・シナトラ、ディーン・マーティン、ジョーイ・ビショップなど豪華キャストが集結しています。しかし、スターを集めることが目的のような映画に。

2001年、スティーブン・ソダーバーグ監督のリメイク作『オーシャンズ11』にはジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンなどオリジナルに全く劣らない豪華俳優が集結。しかしスターそれぞれの特徴に合った見せ場が練られるなどキャスティングがちゃんと活かされた作品に仕上がっています。

9.キャラクターがより魅力的に!

2000年から始まったX-men映画シリーズは一部ファンに受け入れられたものの、確固たる人気は獲得出来ず。第3作『X-men:ファイナル ディシジョン』(2006)で一度幕を閉じる結果になってしまいます。

2011年、マシュー・ヴォーンが初期3部作の前日譚を描いた『X-men:ファーストジェネレーション』でシリーズを刷新。マグニートー、セバスチャン・ショウなどキャラクターをより魅力的に描き、X-men映画シリーズ一段階上のレベルへと引き上げました。