『ファンタスティック・フォー』で「何だこれ!」ってなる瞬間25シーン【ネタバレ注意】

2017年7月6日更新

日本に先駆けてアメリカで公開されているリブート版『ファンタスティック・フォー』。賛否両論で否の声が多くなっていますが、なかでも思わず「えっ?」と言ってしまうシーンがあるようです。今回は、whatculture.comより、「えっ?」と言ってしまうシーンをご紹介いたします。

ファンタスティック・フォー遂に公開!

映画『ファンタスティク・フォー』が海外で遂に公開されました!今回の『ファンタスティック・フォー』は映画評論家の中でも賛否両論を呼んでいます。

予想外のカメオ出演から、アクションシーンにいたるまで、原作ファンの間では悪評が叩かれることは必至のシーンが大量に存在し、これから議論をかもしそうです。そこで今回は日本人でも思わず”WTF!”(「何だこれ!」)と言ってしまいそうになる25つのシーンをまとめました。

25. ダン・カステラネタ(ホーマー・シンプソンズ)が先生役を演じてる

映画は2007年の若かりし頃のリードがテレポーテーションの証明をしようと試みるプロローグから始まります。学校の教師や生徒は彼を馬鹿にし、教師は、それは空飛ぶ車の隣にあるのかと冗談を言いながら、リチャードの証明できるものがない突飛な考えに対して小言を言います。

この教師のケニーをダン・カステラネタという俳優が演じているのですが、実は彼、声優としても活躍しており、シンプソンズのホーマー・シンプソン役をしていた人なのです。

小さい頃に慣れ親しんだアニメの声で登場されると実際に映画で何が起きているのか集中できないほど気が散ってしまいます。

24. リードが別次元に移動する際にN64を使用

まだ若者のリードはテレポーテーションを実現しますが、彼が成功させた手段ははっきりしないまま、カメラはリードの両親のガレージに設置された任天堂64のコントローラーを数秒映し出します。

8年後にリードがフランクリン・ストーム先生に雇われることへの暗示の表現だとすれば、任天堂はおそらく部分的にファンタスティック・フォーの形成に関係があるのでしょう。しかし、実際に2007年の子供はPS3かもしくは少なくともゲームキューブを持っていないのでしょうか…?

23. バクスタービルのCGがしょぼすぎる

映画のトレイラーの中でもとりわけ派手な場面はドクター・ストーム博士が働くバクスタービルでしょう。制作側はこの場面はリリースまでの数ヶ月で最終的にはもっとよくなると抗議していましたが、ご存知の通り、全くよくなっていません。

さらには、最初のシーンは大きなスクリーンには相応しくないようで、ノートPCでの鑑賞や、短い映像の出来ているトレイラー向けのようです。112億ドルの予算でもう少しましなものを作れなかったのでしょうか…

22. ビクター・ボン・ドームは汚いアパートに住む酷い髪型のゲーマー

ストーム博士がビクター・ボン・ドーム(トビー・ケベル)の汚い、小さなアパートに彼の次元に関する実験を買って引き入れにくるシーンで、ビクター・ボン・ドームは一ヶ月も風呂に入っていないようなぼさぼさの頭でビデオゲームをしています。

これは多くの原作ファンが知るドームの姿とはかけ離れており、話を現代風にする一方で全体像はばかばかしくなり、それ故に哀れな姿になったドームを真面目に捉えることはできないのです。ファンは、2015年のドームが彼の両親の実家に居座る不完全なハッカーになり、多くのファンが好きなドームの描写からかけ離れていくことを心配しているようです。

21. マイケル・ジョーダンがなかなかでてこない

『ファンタスティック・フォー』の原作はすでに一度終了しており、リブート版ではより良い作品を生み出すことに意味があります。しかし今回の作品はテンポが遅いという声がちらほらと耳に入ります。

その一つの例として挙げられているのがマイケル・B・ジョーダンがなかなかチームに入らず、組み立てに時間がかかりすぎていることです。映画が始まって最初の登場シーンまで20分以上かかっており、更に実際に彼がチームに入るまでに二つ程別のシーンが入っています。

21. ドームの動機がひどい

どんなに素晴らしい悪役も、少なくとも確固たる目的が必要です。が、本物の悪役に変身する前のドームの動機は酷いものです。潜在的な次元移動が彼と、4人とストーム博士の間で議論されていたとき、ストーム博士は地球が大きな惨事に見舞われたときに、その技術で地球を救えるだろうと気づきました。

ドームはそれに対して、なぜ地球が救われないべきか、どんな出来事が怒っても許されるのかという長い独白で答えました。そして残りの彼の動機は、単に他の次元に取り残されることに対する怒りと、その出来事が彼に我を忘れさせたのです。これはもはや一般的なよくある悪役で、原作ファンが期待するようなものではなさそうです。

19. トレイラーのシーンがなくなっている

完成版の映画でトレイラーにあった場面がなくなっているのにはいつもがっかりさせられますよね。けれど、ヘリコプターから街に飛び降りて大騒ぎになるようなかっこいい場面が無くなっているのはかなり稀なケースではないでしょうか。

完成版に向けて4人が度重なる追加撮影をしてきたことは承知の上ですが、何もこんなにも思い切り大規模な場面を削らなくてもと思いますが、どうやら米軍が絡む事情の結果だそうです。

18. 馬鹿げた序幕の挿入

映画の序幕は登場人物の人格形成や、物語の進行の意味では特に役に立たない奇妙な場面の挿入で始まります。

ジョニー・ストーム(ジョーダン)はカーレースで自分の車を大破させます。病院へ行った後、父親から損害の賠償のために仕事に来るよう迫られ、また彼の態度に対して戒めを受けます。不要となった場面の小片を編集して、使える長さに変えて序幕に当てたような気配があります。

17. インスタグラムでセルフィー

リードが次元の門と自撮りをするシーンがあり、”プラネット・ゼロ”に到着するなりジョニーがインスタグラム用の写真を撮るというシーンがあります。間違いなく作品の雰囲気を壊しているシーンの一つです。

16. 登場人物が度々姿を消す

この映画の更に奇妙な側面は、登場人物は現れては長い間姿を消すことです。ここにいくつかの例があります。ベン・グリムは(ジェイミー・ベル)は、最初にいくつかリードとのシーンで登場しますが、その後再登場するまでぱったりと姿を消します。

そしてその後、一団が変身して、リードが逃げ出ししばらく姿を消します。彼の事故のあと、ドームは30分もスクリーンからいなくなります。4人が揃うシーンがあまりに珍しいので、制作側が俳優のスケジュールを十分にコントロールすることができなかったのだろうか、と想像してしまいますね。

15. 露骨なプロダクト・プレースメント

大きな作品では商品名のついているプロダクトを写す時にかなりの配慮が必要となります。『ファンタスティック・フォー』では研究所の場面で自動販売機が使われているのですが、ヴィクターがリードとスーが戯れ合っているのを見ているとき、カメラがクラッシュ・オレンジ・ソーダを移し込んでいるのでいます。

しかしその直後カメラが再びヴィクターを写す時はクラッシュ・オレンジ・ソーダの隣にあるドクター・ペッパーの自動販売機がわざとらしく映り込むのです。

14. どこからともなく三角関係が生まれる

ストーム博士がヴィクターを訪れた際、彼はもしスーが実験装置に入ったらどうすると、いくつかの過去の経験を示唆しながら訪ねました。また、ストーム博士がリードとスーがラボで怠けているのを見たとき、彼は嫉妬し、リードのプロ意識いついて言葉を交わしました。

この映画はドラマティックな展開を示唆する場面を用意していながら、ほとんど言及されることなく終わっています。編集段階での不慮の事故なのではと思ってしまうほどです。

13. 事故の前にリード・ドーム・ジョニーは酔っている

ヴィクター、リード、ジョニーが研究所でヴィクターの酒を飲みながら遅くまで働いていたある夜、移動装置を初めて試してみようと決意しました。事故が起こった理由は三人が酔っぱらってスーツを身につけ、グリムを誘ったことに原因があるのです。

もしこれが酔っぱらいの馬鹿げた行いでなく、認められた実験であればまだ面白く、もう少しましに見えたのではないでしょうか。

12. 第二章までプラネット・ゼロに入らない

チームがプラネット・ゼロに入るまでに映画の40%以上が終わっており、ジョシュ達が前提を組み立てるのに多くの時間を無駄にしていることがわかります。

2005年の『ファンタスティック・フォー』では40分が経過した頃にはチームはすでに橋の巨大な映画セットでそれぞれの力を発揮していた事を考えると、こんなにも時間が掛かっていることは言い訳の仕様がありません。

11. とにかくCGがひどい

初期のトレイラーでオレンジ色だったプラネット・ゼロからの溶岩の色が緑色に変わったことには、多くの人が驚いたと思いますが最後のカットではさらにこの緑の物体のビジュアルは酷い見栄えになっていました。

ヴィクターが崖から落ちるときにその溶岩は飛び散り、チームの他のメンバーはそれを避けようとします。スクリーンは緑の物体で埋め尽くされ、何が起きているのかはっきり認識することができません。どんなに重要な場面だったとしても、実際にはとてつもなく不愉快な場面となってしまいました。

10. 映画の半分まで突然変異しない

4人が完全に変身するまでに、映画の半分は終わってしまうのです。スーが地球へトランスポートする際次元の物質に襲われ、ベン、ジョニー、リードは変身を遂げ、物質の爆発によりスーは他のメンバーとともに変身します。

2005年の映画ではこの場面は15分でまとめています。映画の半分を使うのはあまりにも無駄ではないでしょうか。

9. 調子が全体的に散らかっている

この映画の一番大きな問題は、雰囲気と言われています。一時には冗談めいた調子で満ちていて、それがスーパーヒーローに変身する現実の投影を邪魔してしまっているようです。例えば、事故の直後、リードはラボの床でジョニーの焼かれていく死体が見え、次に岩に変化していくベンの助けを求める声を聞きます。

その後、ジョニーは火の中にいることで自分を制御することに苦悩し続け、ベンは自分が変化してしまうことを恐れています。ほかの映画の中でなら効果的な場面だったかもしれませんが、度々起こる陽気な調子によって、雰囲気が壊されています。

8.突然「1年後」の設定が出てくる

あとから付け加えられたのかなと思うようなシーンがあります。突如として、「1年後」という表記がでてくるシーンが存在するのですが、キャラクターたちはまったく時間に関して触れていなく、正当な理由もなく時間軸がずれます。

7.シングが政府の武器になってる?!!

巨人であるシングは政府から雇われて軍事力として使われています。軍事的なシーンがあるのは論理的には納得しやすく、筋も通っているのですが、それでもスーパーヒーローが戦争の第一線に立って悪者じゃない人と戦っているのはかなり不自然な感じがしますね。

6.リードの外見を変えられる能力がすごい

「一年後」という設定の際に、リードはグループのメンバーと政府から身を隠しています。2人の外国人がお店の中でで会話をしていて、そのうちの一人が車に戻るやいなや皮膚が緩みリードの顔に戻るというシーンがあります。

皮膚を緩ませたり歪ませたりすることで顔の特徴を変え完全に別人となるというアイディアはこの映画の中で数少ない成功した例かもしれません。

5.ドクター・ドゥームの出番が少なすぎる

ヒーローたちの引き立て役である悪者の出番が少ないと言われています。スクリーン上に姿を見せていない時を含めてもやく15分ほどしか出番がないそうですが、なぜそのような作りにしたのか理解に苦しみます。

4.ドゥームが人の頭を爆発させて殺すシーンがある?!

ドクター・ドゥームが自由の身になるとティム・ブレイク・ネルソン演じるドクター・アレンを殺そうとするのですが、その方法がとても残酷と話題になりました。

ドクター・アレンを掴み彼の頭がスーツの中で爆発するように殺すというものなのですが、PG-13とは思えない設定ですよね。

3.4人があんまり能力を使ってない

最も引っかかる点としては戦闘シーンを観てもあまり印象に残らないことだと言います。戦闘シーンで4人はあまり能力を使っていません。そのため最初から最後まであまりうまく説明もされていない上に、大切なシーンが抜けているのでまとまっていないという印象を受けてしまいます。

2.終わり方が『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にそっくり?

映画の終わり方に関しては『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にわざと似せたであろう締めくくり方なのですが、公開時期が近かったこともあり、多くの観客は真似をしているだけと感じたかもしれません。

作品自体の時間が全くたりてない

2005年の方の作品より今回の『ファンタスティック・フォー』は短くなっています。最後のクレジット部分を含めなければ94分という短さです。

その短さにも関わらず背景などを説明するのにかなり時間をかけているので、明らかに時間が足りていない状態で突然終わる形になってしまっています。この映画の短さは制作側の怠惰なのではないかと思えてしまうほどです。