タチアナ・マスラニーがスター・ウォーズのヒロイン候補に!【『トイレット』のリサ役】

2017年7月6日更新

2010年荻上直子監督の『トイレット』に出演し、日本のファンを獲得したタチアナ・マズラニー。北米の大人気テレビドラマ『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』ではその実力を世に知らしめた彼女が、今度は『スター・ウォーズ』のキャストにノミネート?!今映画・テレビ界で人気急上昇のタチアナ・マズラニーについてご紹介します。

タチアナ・マスラニーのプロフィール

タチアナマスラニーは、1985年9月22日カナダ・サスカチュワン州レジャイナに生まれました。父親は木工職人、母親は翻訳家でした。

9歳の時にミュージカル『オリバー!』でデビュー。ハイスクール時代にはCanadian Improv Gamesという即興演劇を学び競い合うグループに参加していたことがよく知られています。

タチアナ・マスラニーは、演技の仕事を幾つかこなしながらも、出来る限り学校にも出席し、ハイスクールでの評価もとても高かったそうです。

2003年にハイスクールを卒業してからは、舞台を中心に活動し、20歳でトロントに落ち着くまでは各地を転々としていました。

タチアナ・マスラニーの出演映画

2012年『君への誓い』

結婚式を挙げたばかりの幸せな新婚夫婦。しかし、交通事故によって妻ペイジ(レイチェル・マクアダムス)が記憶喪失となり、夫レオ(チャニング・テイタム)と出会ってからの4年間の記憶を完全に無くしてしまいます。

夫の存在を忘れてしまった妻と、彼女の愛を必死に取り戻そうとする夫の純愛物語です。

劇中タチアナ・マスラニーは、レオが経営するスタジオの相棒リリー役を演じました。

2013年『Cas & Dylan(原題)』

脳腫瘍で余命わずかと知った61歳の医者カス(リチャード・ドレイファス)が、ひょんなことから病院で出会った22歳の女性ライターと旅することに。

カスはダイランに翻弄されながらも、最後の大仕事に出掛けます。

タチアナ・マスラニーは、女性ライターのダイラン役を演じ、2014年のカナダ・スクリーン・アワード(カナダ・アカデミー賞)主演女優賞にノミネートされました。

2015年『黄金のアデーレ 名画の帰還』

かつて家宝として家に飾られていたグスタフ・クリムトの名画。その肖像画は「オーストリアのモナリザ」と呼ばれましたが、戦時中ナチスに奪われ、その後オーストリア政府の所有物となりました。

肖像画のモデルとなった女性の姪マリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、家族の為に絵画を取り戻すべく、駆け出し弁護士と手を取り合い政府相手に裁判を起こします。

実話に基づいて製作されたこの映画で、タチアナ・マスラニーはヘレン・ミレン演じるマリアの若い頃を演じ、マリアのフラッシュバックの中で登場します。

ドイツ人の祖父母を持つマスラニーは、劇中ドイツ語を巧みに操りました。

タチアナ・マスラニーの出演ドラマ

『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』

タチアナ・マスラニーの代表作と言えば、何と言ってもこのドラマシリーズでしょう。

『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』は、北米で2013年3月にシーズン1が放送開始されたSFサスペンスドラマで、2015年9月現在シーズン3まで放送されています。

主人公サラは、ある日自分がクローン人間であること、そして自分と同じ遺伝子を持つクローン人間が他にもいることを知りました。

サラはクローン人間達と協力し、クローン製造の裏に隠された理由と恐るべき陰謀を明らかにしていきます。

マズラニーは、このドラマで主人公サラを演じると同時に、多種多様の個性的なクローン人間達を見事に演じ分け、その卓越した演技力が話題となり、ゴールデングローブ賞にノミネートされた他、数々の賞を受賞しました。

その他、2009年から2011年『Being Erika(原題)』のサラ役、2012年の『アルファズ』シーズン1エピソード3のトレーシー役、『パークス・アンド・レクリエーション』では2013年に2つのエピソードでナディア役を演じるなど、数多くのテレビドラマに出演しています。

『トイレット』でリサ役を演じる

2010年公開の日本映画『トイレット』は、 母親とアパートを失ったロボットプラモオタクの主人公レイが、引きこもりの兄と生意気な大学生の妹、猫一匹、そして生前母が日本から呼び寄せた祖母(ばーちゃん)と奇妙な同居生活を始め、ばーちゃんを中心に家族が徐々に絆を深めていく様子を描いた映画です。

日本映画ですが、監督とばーちゃん役のもたいまさこ以外のスタッフはカナダ人で、セリフもほぼ全編英語です。

タチアナ・マスラニーは、この映画のオーディションに見事合格し、もたいまさこ演じる「ばーちゃん」の孫で大学生の末っ子リサ役を演じました。

劇中エアギターも披露し、もたいまさこが大絶賛!マスラニーは、日本での舞台挨拶にも駆けつけました。

タチアナ・マスラニーは辛口フェミニスト?

そんな今大活躍の彼ですが、実はフェミニストとしての一面も持ち合わせており、女性差別や、女性軽視には激しく争う姿勢をしばしば見せています。

特に映画の役柄や撮影に関係ない要求には応じないようで、場合によってはわき毛や口ひげを剃ることも拒否するのだといいます。さらに、セクハラ発言で訴えを起こそうとしたこともあり、女性蔑視には人一倍敏感なようです。

憧れの女優はジーナ・ローランズで美貌にはあまり興味がない?

ショービジネスの世界では、若く美しい姿を保つことをしばしば要求されますが、タチアナは役柄を得るために若い容貌を保たなければならないとは考えていない様です。

憧れはジーナ・ローランズだと語りこう述べています。

「ボトックスとかその類は全然興味がない。わたしが女優になったのは、ジーナ・ローランズに憧れてのこと。彼女は80歳代だけれど、まだ女優を続けられているわ」。
引用:T-SITE NEWS

『スター・ウォーズ』のヒロイン候補に!

2015年9月初旬、マスラニーがなんとあの『スター・ウォーズ』のヒロイン役の候補にあがっているとの噂が!

ウォルト・ディズニー社が2017年5月26日にアメリカで公開予定としている『スター・ウォーズ エピソード8』のヒロイン役に、タチアナ・マスラニー、ジーナ・ロドリゲスオリヴィア・クックがノミネートされているとの噂があります。

この3人の中でもマスラニーは、『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』での演技力での評価が高く、2017年1月28日公開予定の『スター・ウォーズ』スピンオフ映画『スターウォーズ アンソロジー ローグ・ワン』でも、ヒロインの第二候補者だったことから、今回も最有力候補者とされていています。

マスラニー以外の候補者も、人気コメディドラマ『Jane the Virgin(原題)』のジーナ・ロドリゲス、サイコスリラードラマ『ベイツ・モーテル』のオリヴィア・クックと、マスラニーに引けを取らない実力派女優達です。

大人気シリーズへの出演なるか、期待が高まりますね!

タチアナ・マスラニーの今後

『スター・ウォーズ』への出演があるのかどうかが気になるところですが、ここでは出演が決まっている作品をご紹介します。

北極近くの小さな町を舞台にした恋愛映画『Two Lovers and a Bear(原題)』では、デイン・デハーン演じるローマンと共に、心の平穏を求めてこの町にやって来たルーシーを演じます。2016年全米公開予定です。

同じく2016年全米公開予定の『The Other Half(原題)』では、実生活のパートナーでもあるトム・カレンとの共演が話題になっています。悲嘆にくれがちなニッキー(トム・カレン)と共に、只々シンプルな生活を手に入れようともがいている二極性のある女性エミリーを演じます。

この他、『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』のシーズン4は、2015年秋にカナダ・トロントで撮影開始。2016年に放送予定です。

日本では今までその出演作品の公開が限られていましたが、今後マスラニーの作品を目にすることがぐんと増えそうです。これからの活躍がとても楽しみですね。