アダム・ビーチに注目!【『スーサイド・スクワッド』でスリップノットを演じる俳優!】

2017年7月6日更新

『スーサイド・スクワッド』の悪人のひとりスリップノットを演じるアダム・ビーチ。ネイティブアメリカンの彼はこれまでの多くのドラマ、映画に出演してきました。彼のプロフィール、出演作品などをご紹介します。

アダム・ビーチのプロフィール

アダム・ビーチ

アダム・ビーチは1971年11月11日生まれのカナダ人俳優です。ネイティブ・アメリカンのソルトー族の生まれで、兄が二人います。子供の頃に両親を相次いで亡くし、叔父と叔母に引き取られてウィニペグ州に移りました。ウィニペグの学校で演劇クラスに参加、地元の劇場に出演していました。

1990年にカナダのテレビドラマでデビュー。その後1998年に出演した『スモーク・シグナルズ』でネイティブアメリカンの青年を演じ注目を集めます。

アカデミー賞作品賞を受賞した2006年公開『父親たちの星条旗』で太平洋戦争の硫黄島から生還した兵士の役を演じ、アダム・ビーチの名前が広く知られることとなりました。

アダム・ビーチの主な出演映画

1998年『スモーク・シグナルズ』

アダム・ビーチ

ネイティブアメリカン青年ビクター役を演じました。アルコール中毒の父親と友人との関係に悩みながらも成長していく姿を描いています。

2006年『父親たちの星条旗』

アダム・ビーチ

クリント・イーストウッド監督による太平洋戦争の硫黄島の戦いを描いた作品。硫黄島摺鉢山の頂上にアメリカ国旗を掲げた6名の兵士たちのその後をつづっています。

アダム・ビーチはそのアメリカ国旗を掲げた6人のひとり、ネイティブアメリカンのアイラ・ヘイズ役で出演。硫黄島から生還したアイラは他の生還者と共にアメリカ全土へ戦費調達キャンペーンに参加、日々国民的英雄として喝采を浴びます。

一方で戦場での強烈な経験から逃れられず、アイラ・ヘイズは現実から逃れようと酒におぼれていってしまいます。

アダム・ビーチはほとんどのシーンをリハーサルも行わず、ほとんどワンテイクでこなしたそうです。心に残っているシーンとしてビーチは以下のように語っています。

「もっとも感動したのはヒッチハイクのシーン。そのシーンの直前、大好きだった祖母が亡くなったという報せを受けて、もうこれ以上泣けないぐらい大泣きした。トレイラーにイーストウッド監督がやってきて『大丈夫か?』と声をかけてくれましたので、撮影を続けます、と返事をした。その後撮影を続けながら、つらい悲しみがこみ上げてきた。友人たちを失って、のたれ死にしていくアイラ・ヘイズの感情を思うに、彼と少しつながった気がした」

2007年『ブリー・マイ・ハート・アット・ワウンディッド・ニー(原題)』

アダム・ビーチ

ディー・ブラウンの同名小説『わが魂を聖地に埋めよ―アメリカ・インディアン闘争史』をテレビ映画化した作品。ネイティブ・アメリカンの視点からアメリカ原住民と侵略する白人の紛争を描いています。

アダム・ビーチはネイティブアメリカンにもかかわらず白人社会で白人として育てらてたオヒエサからチャールズ・イーストマンと改名する主人公を演じています。本作でゴールデングローブ賞などにノミネートしました。

2011年『カウボーイ&エイリアン』

アダム・ビーチ

ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード出演で注目を集めたこの映画。アダム・ビーチは情の厚い男、ナット・コロラド役を演じました

19世紀半ばのアメリカ西部を舞台に、ダニエル・クレイグ演じる記憶を無くした男が、ハリソン・フォード演じるハイド大佐が支配する町に迷い込みます。アダム・ビーチが演じるナットはハイド大佐の右腕として仕えています。ハイド大佐のナットに対する待遇には決して満足してはないものの、町がエイリアンに襲撃された際にナットはハイド大佐を必死で守ろうと自分を犠牲にします。

2015年『ディアブロ(原題)』

アダム・ビーチ

クリント・イーストウッドの息子、スコット・イーストウッドが主演の『ディアブロ(原題)』。アメリカの南北戦争を生き抜いた退役軍人ジャクソンが誘拐された妻を救いに行くというストーリー。アダム・ビーチはこの映画でナコマというネイティブアメリカン男性役で出演しています。

アダム・ビーチの主な出演ドラマ

2007年『ムースTV(原題)』

アダム・ビーチ

カナダのコメディドラマ。北米インディアンのクリー族のジョージ・キーシング役を演じています。トロントに10年住んだ後ケベック州北部ムースという町に引っ越し、地元のテレビ局に勤め始めます。そのテレビ局での人間関係をコメディタッチで描いています。

2007年-2008年『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』

アダム・ビーチ

『LAW&ORDER』は警察と法廷にしたドラマです。ロングランドラマの『LAW&ORDER』シリーズで初めてのネイティブアメリカン刑事役として出演。性犯罪を捜査するNYPD16分署に所属するチェスター・レイク役を演じました。

2012年『アークティック・エアー(原題)』

アダム・ビーチ

出典: o.canada.com

カナダ・イエローナイフをベースにした小さな航空会社を舞台にしたドラマです。この航空会社に勤めるボビー・マーティン役で出演。この航空会社を経営に関わる人間ドラマとを描いたドラマです。

『スーサイド・スクワッド』でスリップノットに

アダム・ビーチ

出典: fizzip.com

アダム・ビーチ

2016年8月5日全米公開を予定している『スーサイド・スクワッド』。悪人部隊「スーサイド・スクワッド」が減刑と引き換えに政府の極秘任務を遂行していくというストーリー。

アダム・ビーチはそのスーサイド・スクワッドの一人スリップノット役を演じています。スリップノットはロープの使い手で訓練を積んだ暗殺者です。監督はデヴィット・エアー。ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィスなどが出演します。

気になる予告はこちらです。

印象として、他のアメコミヒーローものとは異なりクイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が流れ、殺人集団のダークで怪しい雰囲気も漂います。

アダム・ビーチの今後

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ビーチは2016年にも『スーサイド・スクワッド』以外にも出演作をいくつか控えています。カナダ映画の『ジュリアナ・アンド・ザ・メディスン・フィッシュ(原題)』、アメリカ映画スリラーアクションの『テラ・インファーマ(原題)』に出演予定です。

アダム・ビーチの今後の活躍にも期待したいです。