2017年7月6日更新

女優ヴィオラ・デイヴィスに注目!【『スーサイド・スクワッド』のアマンダ・ウォラー役】

2016年8月に全米公開の『スーサイド・スクワッド』に出演しているヴィオラ・ディヴィス。アカデミー賞にノミネートされるなどこれまでの出演映画でも彼女の演技力は高く評価されてきました。『スーサイド・スクワッド』のヴィオラ・ディヴィスの役柄とこれまでの出演作品などをご紹介します。

ヴィオラ・デイヴィスのプロフィール

ヴィオラ・デイヴィスはアメリカ、サウスカロライナ州生まれの女優です。父親は調教師、母親はメイドと工場勤務をこなしていました。

最初に演技に興味を持ったのが高校時代。その後、音楽、演劇で有名なジュリアード音楽院に進みます。

ヴィオラ・デイヴィスのスクリーンデビューは1996年の『大いなる相続』の看護師役でした。2000年にはテレビドラマにメインキャストとして出演、ロサンゼルスの病院を舞台にした2000年『シティー・オブ・エンジェルズ(原題)』で看護師リネット・ピーラー役を演じました。

2000年『トラフィック』、2002年『ソラリス』に出演とキャリアを重ね、2008年『ダウト~あるカトリック学校で~』でミラー夫人を演じアカデミー賞助演女優賞にノミネートされます。

2011年に出演したヒット作『ヘルプ~心がつなぐストーリー』では黒人メイド役を演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。

ヴィオラ・デイヴィスの主な出演映画

2002年『ソラリス』

ジョージ・クルーニー演じる心理学者クリス・ケルヴィンの元に惑星ソラリス探査中の宇宙ステーション(プロメテウス)への調査依頼が舞い込みます。到着したプロメテウスでは2人の科学者を残し他は全員死亡。

ヴィオラ・デイヴィスは生き残った科学者のひとりヘレン・ゴードン博士役で出演。ヘレン博士は惑星ソラリスの不思議な力によるある経験によって躁鬱状態の極限状態に置かれていました。クリス・ケルヴィンも間もなくそのソラリスの力を体験することになるのですが…。

2008年『ダウト~あるカトリック学校で~』

オスカー女優のメリル・ストリープ主演のこの映画は、1960年代のアメリカを舞台にした映画です。

ヴィオラ・デイヴィスはミラー夫人役で出演。彼女の息子ドナルドが通うカトリック学校の神父と息子が不適切な関係にあるのではという疑惑の目を向けられてしまいます。

メリル・ストリープ演じる校長シスター・アロイシアスがこの疑惑(ダウト)を執拗に究明していきます。まだ黒人に対する差別もひどかった時代。ミラー夫人は息子ドナルドを必死に守ろうと奮闘します。

2011年『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』

黒人メイド、エイビリーン・クラーク役で出演。

まだ人種差別が横行していた1960年代白人家庭にメイドとして働く黒人女性はヘルプと呼ばれていました。エマ・ストーン演じる作家志望のスキーターは友人たちのヘルプ達に対する態度に嫌悪感を感じていました。

スキーターは黒人メイド達にインタビューをすることにしますが、メイド達は仕事を失うことを恐れ協力を拒みます。

しかしエイビリーンは戸惑いながらも取材に協力します。この彼女の行動が大きく社会を揺るがすことになります。

ヴィオラ・ディヴィスはこの作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされます。

ヴィオラ・デイヴィスの主な出演ドラマ

2003年-2008年 『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』

ニューヨーク市警察性犯罪特捜班を描いたこのドラマでマンハッタン州検察官と争う被告側の弁護士ドナ・エメットを演じました。

2010年『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』 

リンダ・P・フレイジャーというアーティスト役で出演。反抗がちな少女ケイトと友人となり共にインターネットビデオシリーズを制作することになります。ケイトと絆を深めますが、その事でケイトが家族とトラブルを抱えてしまい、二人の友人関係に溝を作ってしまいます。

2014年『殺人を無罪にする方法』

敏腕弁護士でフィラデルフィアのロースクールで教壇にも立つ主人公アナリーズ・キーティングを演じています。刑事裁判の被告側弁護士と専門としており、優秀な生徒5人をインターンとして自分の弁護士事務所に雇います。彼らとともに被告を無罪にするために尽力します。

史上初の快挙!ヴィオラ・デイヴィスがエミー賞を受賞!

` 2015年の9月に行われた第67回エミー賞(放送業界で最も活躍した俳優や女優、映画監督に贈られる、最も権威のある賞)で『殺人を無罪にする方法』で主役を務めていたヴィオラ・デイヴィスが主演女優賞を受賞し、アフリカ系アメリカ人初となる快挙を成し遂げました。

最近ではアカデミー賞の受賞が全員白人だったことなどがあり、多様性が失われつつあるこの業界ですが、黒人としての受賞はとても大きな意味を持つことで、彼女自身も感極まるスピーチの中で「黒人の女性にもチャンスがあるということを忘れないで欲しいんです」ということを世間に訴え、共感と称賛を呼びました。

2012年でアカデミー賞を逃すも、地元の学校に寄付が集まる?

2012年には『ヘルプ 心がつなぐストーリー』で主演女優賞にノミネートされていたヴィオラ・デイヴィス。周囲の予想では受賞も濃厚だと言われていましたが、最終的に『プラダを着た悪魔』などで知られるメリル・ストリープの元に渡ってしまいましたが、このタイトルレースを争っていたヴィオラに敬意を込め、メリルが彼女の出身地にある学校に1万ドルの募金をしました。

ロード・アイランド州セントラル・フォールにある、とある学校は資金難に悩まされており、出身地でもあるヴィオラは継続して積極的な支援を行っていました。しかし、さらなる支援を必要としているこの学校だけあり、このメアリーの行動は称賛を呼びました。

『スーサイド・スクワッド』にアマンダ・ウォラー役で出演!

2016年8月全米公開予定の『スーサイド・スクワッド』。

ヴィオラ・デイヴィス演ずるアマンダ・ウォラーは政府の秘密組織のメンバーです。彼女が立案したのが「特殊能力を持つ犯罪者を減刑をエサに政府のために働かせる」というもの。特殊能力をもつ悪人達をメンバーに結成されたのが「スーサイド・スクワッド」。この任務によって「スーサイド・スクワッド」メンバー達は命を賭けた危険な任務に挑みます。

ヴィオラ・デイヴィスの今後

2015年『カストディ(原題)』

カストディとは親権の事です。ヴィオラ・デイヴィスは裁判官マーサ・シャーマン役で出演。

彼女が担当する親権裁判を軸にそれによって大きく人生が変わってします家族を描くドラマです。

弁護士、裁判官、政府要員など凛とした強い女性の役を演じることが多いヴィオラ・デイヴィス。今後の彼女の活躍にさらに注目です!