東野圭吾原作の作品をリメイク!『さまよう刃』感想・評価まとめ

2017年7月6日更新

東野圭吾のベストセラー小説であり、日本でも2009年に寺尾聰主演で映画化された作品を、韓国の名手イ・ジェンホ監督とチョン・ジェヨン主演によりリメイクされた本作『さまよう刃』。過激になった暴力シーンと観る者に訴えかけて来る映像で話題作となった9/6公開『さまよう刃』の評価や感想を纏めてみました。

東野圭吾原作の韓国映画『さまよう刃』

織物工場で働く気のいい平凡なサラリーマン、サンヒョンは、数年前に妻をガンで亡くし、以来、中学生のひとり娘スジンとのふたり暮らし。 残業を終えて雨に降りしきる自宅へ深夜に帰ってきたサンヒョンは、部屋にスジンの姿が見えないことに気づく。とうとう姿を見つけられず、翌日、工場へ出勤したサンヒョンは、警察からの連絡に我が耳を疑った。スジンが遺体となって、廃墟となっている銭湯の一室で発見されたという。遺体にはレイプされた痕跡があり、強力な薬物投与が死因と見られた。正義とは何か?誰が犯人を裁くのか?世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎えるー。

悲劇、慟哭、そして復讐……。韓国映画の強みでもあるヒューマンドラマを衝撃のタッチで描く

『さまよう刃』

Miri_Noda @ヒューマントラスト渋谷

容赦なき韓国映画特集と打ってるだけあって、ヒューマントラストは韓国で話題になってた映画が早くも観れてるわけで。

これは韓国で制作発表された時から観ると決めてた。 東野圭吾原作で、日本でも映画化された作品だが、韓国映画はこういうテイストが得意なところがある。

そして、本当に素晴らしかった。 ストーリーは知ってるし、結末も、その内容のやるせなさも理解した上で観て、主演二人、少年たち、全ての演技が心に刺さった。

こんなに素晴らしかったとは。

あまり客が入ってなかったので、ぜひ、多くの人にこの感動を味わって欲しい。

韓国映画でよく見かける主人公のチョンジェヨン、なんか役柄もありますが鬼気迫る迫力でした。 レイプされたひとり娘の父親が未成年の犯人に対して復讐殺人鬼へと変貌していく様がスピーディに展開。 犯罪に年齢関係なし、っていうセリフは誰もが感ずることなんだろうな。
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娘をレイプされたうえ殺された父親の復讐劇とそれを追う中年刑事の葛藤を描く。クライマックスの刑事の一言に号泣。
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東野圭吾原作韓国作品。真の正義とは?法律とは?最愛の娘を惨殺された父の復讐劇。ただ内容は原作と同様重く心痛、その心理の葛藤と悲哀は涙。こうした映画は韓国ならではの表現映像で壮絶。
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少年犯罪という名前の闇の深さ、加害者に対する刑罰の軽さや意識という社会問題も

もし最愛の子供が無残に殺されたら、人はどうするだろうか? 少年法に守られた人間のクズのような加害者に対し、人は耐え忍ぶことが出来るのか?
話はよく知っているものの、やっぱりずっしりくる。父親、刑事たちの思いが重く重くのしかかる。胸に響いてきて、こみあげてくる。素晴らしいできでした。少年犯罪に対してはどうしてらいいのやら。
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少年なら許されて大人なら我慢しないといけないのか。被害者家族には未来はあるのかと考えさせられた作品。主人公の最後の言葉が印象的でした。
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少年犯罪にメスを入れ、その背景にある溺愛する親、受刑後の更生の可能性など病んだ社会全体を見すえた直球の作品。
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比較的あっさり、目新しさはなく『いつもの韓国映画の復讐劇』といった意見も

割と原作そのままなのね。邦画版や原作とどう変えてくるんだろうと構えて見ていたせいか少し拍子抜け。
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意外とあっさり目の後味…ある程度は感情移入しつつも冷静に考えられるぐらいの距離感を保った描写。
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娘を殺された父親が復讐に行くという、韓国映画では今までにもよくあった題材だけに、何ら目新しさも見られず、可もなく不可もなくといった感じ。
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復讐鬼と化した父親と、少年犯罪に疑問を抱きながらも父親を追う刑事、2人の対比も圧巻

『さまよう刃』

娘の死に苦悩し狂気に駆られる父親と法の限界に葛藤しながらも父親を追う刑事の心理描写に感情移入しまくり。重く見応えのある作品でした。
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父親の復讐心と親にしか分からない我が子への愛情が心にズシンと響いた。殺された少女の父親と追う刑事の二人がもう迫真の演技で凄くいい!2時間緊迫感あったなぁ。そして涙。
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父の復讐する姿も良かったけどイ・ソンミン演じるベテラン刑事と若手刑事の対照的な心情が印象深い。
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韓国映画界きっての演技派チョン・ジェヨンの狂気の演技、彼を追う刑事の心理描写が見所。感情移入度が半端なく、緊張感を保ったまま一気に見せる。衝撃的な結末に絶句。
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