キアヌ・リーブスの人生をひもとく【プロフィール・出演映画・エピソード等】

2017年7月6日更新

ラーメン好きの親日家として知られ、「ぼっち」での食事がスナップされたりなどおもしろニュースで世間を騒がせる俳優キアヌ・リーブス。かつて『マトリックス』で世界を驚かせた名優が、キレキレアクション映画『ジョン・ウィック』で完全復活!プロフィール・出演作やエピソードなど、彼の魅力をご紹介。

キアヌ・リーブスのプロフィール

キアヌ・リーブス

キアヌ・リーブスは1954年レバノン生まれ。父はハワイ原住民とポルトガル、イングランド、スコットランド、中国人の血を引く、ハワイ生まれの地質学者。母は イギリスの血を引くイギリス生まれのショーガールでした。キアヌという意味はハワイの言葉で、「山々を渡るそよ風」の意味とのことです。素敵な名前ですが、 エージェントに「あまりにもユニークすぎる」と指摘され、KMリーブス名義で活動していた時期もあります。

生後3ヶ月までベイルート、両親の離婚の後、3歳までシドニー、6歳までニューヨーク、そして最終的にトロントに落ち着きました。母は舞台監督やプロモーターと何度か再婚したものの、キアヌ自身は継父たちに心を開くことはなく、複雑な幼少期を過ごしたそうです。

高校時代はアイスホッケーに打ち込みゴールキーパーとして活躍し、プロを目指すほどの腕前でした。しかしそれと同時期、「ロミオとジュリエット」の舞台に出演したことで演技への興味が芽生え、結局アイスホッケーをやめることを決断し、俳優の道を進むことになったのです。失語症というハンデを持ちながらも、地道に俳優の道を歩き続け、2005年1月31日、ハリウッドの「名声の歩道」に彼の手形と名が刻まれました。

キアヌ・リーブスの主な出演映画

bill and ted

出典: www.imdb.com

キアヌリーブス

はじめての映画出演は、ロブ・ロー主演、1986年公開のアイスホッケー映画『栄光のエンブレム』。脇役でしたが、高校時代と同じゴールキーパー役で出演しました。

キアヌ・リーブスの名が一躍有名になったのは、1989年公開の過激なハチャメチャおバカ映画『ビルとテッドの大冒険』。日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは社会的現象を起こすほどの人気映画でした。ビル役の俳優アレックス・ウィンターとは今も仲良しで、キアヌは彼の映画にカメオ出演も果たすほどです。この映画で有名になったものの、おバカ映画でついたイメージ払拭のため、一時期インテリ役や知的なイメージの映画を選ぶようになったとインタビューで語っています。

そして、1991年公開の『マイ・プライベートアイダホ』。市長の息子という恵まれた生活をしながらも、満たされない思いを埋めるために売春をするという複雑な役どころに挑戦。この映画で出会ったリバー・フェニックスと親友になりますが、彼は1993年ドラッグの過剰摂取のため急逝し、キアヌの心に大きな傷を残しました。

『スピード』『マトリックス』での成功後も、彼はアクション映画のみならず様々なジャンルの映画に出演し、『コンスタンティン』等の名作も誕生。2013年、カンフーアクション映画『ファイティング・タイガー』では俳優としての経験を活かし初監督に挑戦するなど、様々な顔を見せファンを楽しませてくれています。

ところが、アカデミー賞を始めとした名誉ある映画賞へのノミネートは一切なく、その年の最低の映画を決める最低映画賞と言われるゴールデン・ラズベリー賞の常連と言う始末。『スピード』『マトリックス』以降、なかなかそれらに匹敵するようなキアヌ・リーブスの代表作と呼べる大傑作は生まれていない状況ではないでしょうか。

『スピード』出演で知名度が急上昇!

キアヌリーブス

出典: www.imdb.com

キアヌ・リーブスを一躍、ハリウッドの一流スターにしたのが1994年に公開された『スピード』。当初、監督はスティーブン・ボールドウィンのキャスティングを考えていましたが、『ダイハード』の二番煎じになってしまうことを危惧し、アクション映画の主人公の典型的なイメージを覆す新たな俳優を探していました。

1991年の『ハート・ブルー』での演技を見てキアヌに決定したといいます。

制作費はたったの3000万ドルの低予算映画でした。しかし派手なアクションシーンだけではなく、犯人との駆け引きが生み出す独特の緊張感あふれるシーンや、これまでのアクション映画にはなかなかいなかった礼儀正しい主人公などが好評で、アメリカ国内で約1億2,000万ドル、全世界で約3億5,000万ドルの興行収入を記録しました。

共演したサンドラ・ブロックとはこの映画がきっかけで親友になり、彼女の結婚式に参加するほど親交を深めました。

SF映画の革命作『マトリックス』出演で大ブレイク!

キアヌリーブス

出典: www.imdb.com

当初、主人公のネオ役には、ブラッド・ピット、ニコラス・ケイジ、ジョニーデップなどが考えられていたそうです。

哲学とアクションの融合という独特の世界観と、斬新な映像が話題になり、1999年3月末に封切られるやいなや、世界にマトリックス旋風が巻き起こりました。

アカデミー賞では視覚効果賞、編集賞、音響賞、音楽編集賞を受賞し、その後2003年に『マトリックス・リローテッド』『マトリックス・レボリューションズ』と続編が公開され、いずれも大成功を収めました。

しかしその裏では、キアヌの撮影期間中に、恋人の交通事故死や、続編で共演予定だった女優アリーヤが飛行機事故死するなど、様々な不幸な出来事があり、キアヌ自身辛い状況だったようです。

庶民派で善人感あふれるキアヌ・リーブス。“ぼっち飯”で大人気に

キアヌ・リーブス ぼっち

2010年5月、キアヌ・リーブスが公園のベンチでご飯を食べているところをパパラッチされ、その余りにも貧相で悲しげな表情と質素すぎる食事に注目が集まりました。「Sad Keanu(悲しきキアヌ)」としてトレンドにもなるなど、映画とは関係ないところで絶大な影響力を誇りました。

キアヌ フィギュア

そしてなんと、この写真を元にしたキアヌのフィギュアまで発売される始末!3Dプリントの「shapeways」より販売されているこのフィギュア、寂しげながらなんとも可愛らしいですね。なかなかの再現度です。価格は45ドル(約4200円)だそう。

キアヌ・バースデイ

そして同年10月、今度は46歳の誕生日に路上でぼっちバースデーをしているところを激写され、またまた話題となりました。写真にはパンケーキとコーヒーが写っており、よく目を凝らすとパンケーキに1本のろうそくが立っているのが分かります。

狙っているのではないかと思えるほどの抜けっぷりで、豪邸を構える大金持ちのはずなのに庶民派に見えるキアヌ・リーブス、凄く癒しの力を持っていますね。

キアヌ・リーブスは日本大好き!来日エピソード

キアヌリーブス

出典: www.j-sd.net

好きな食べ物は、ラーメン!

キアヌ・リーブス ラーメン

出典: laughy.jp

キアヌ・リーブスは親日家であることで有名ですが、その一つの理由がラーメンでしょう。来日するたびに各地のラーメン屋での目撃情報が相次ぎ、大のラーメン好きとして有名なのです。

キアヌがお気に入りのラーメン屋さんは「香月」「山頭火」と「蒼龍唐玉堂」(担々麺」のお店でキアヌのサインがあるとか)。来日すると、六本木、恵比寿界隈に出没しているようです。

かつてはあの有名ラーメン屋「J」で目撃され、

日本語で「ヤサイマシマシアブラオオメ!」

と注文していたそう。ちなみに「ヤサイマシマシ」は野菜多め、「アブラオオメ」はスープの背油増量トッピングの意味。キアヌは一度の来日で3回も訪れたことがあるそうで、本当にラーメンが好きなことが伺えるエピソードですね。

2015年はキアヌ・リーブスの年!

キアヌリーブス

出典: www.j-sd.net

大の親日家で、 映画のプロモーションやプライベートで、本人も覚えてないくらい何度も来日しているキアヌ。来日するたびにファンに目撃され、度々話題になっていました。2015年の2月12日前後には、秋葉原、新宿、皇居、都電荒川線でたくさんの人に目撃され、ツイッターなどで画像が出回り大盛り上がりでした。 TVシリーズ『レイン』の撮影で来日していたようです。

それからたった5ヶ月後の7月に再来日し、自らプロデュースしたARCH MOTERCYCLE のバイクで鈴鹿サーキットを走行。鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝のスターティングフラッグマンも務めました。

そして、9月末には新作映画のプロモーションで再び来日!2015年は特に来日回数が多く、キアヌファンには最高の年だと言えるでしょう。

名優キアヌ・リーブス、『ジョン・ウィック』で完全復活!早くも続編決定

アメリカでは2014年の10月に公開され、世界興行収入7800万ドル(約78億円)を超える大ヒット映画となった『ジョン・ウィック』が、2015年10月16日にいよいよ日本でも公開されます。 元殺し屋で、ロシアン・マフィアによって平穏な日常を壊されたジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)が復讐の鬼となるスタイリッシュ・アクション映画で、エイドリアンヌ・パリッキやブリジット・モイナハンといった気鋭女優から、イアン・マクシェーン、ウィレム・デフォー等大御所俳優までが集結した一大プロジェクトです。

キアヌリーブス

出典: www.imdb.com

1日8時間のトレーニングを4ヶ月間続け、ほとんどノンスタントで勤めたアクションシーンは特に話題となり、キアヌが完全復活を遂げたと絶賛されました。すでに続編が決まっており、2015年秋にはクランクイン予定。英Digital Spyによると、チャド・スタエルスキとデビッド・リーチが再び監督を務め、キアヌ・リーブスがジョン・ウィック役を続投するようです。

『スピード』や『マトリックス』がかつてそうだったように、『ジョン・ウィック』も彼の代表作になるのでしょうか。今後もキアヌ・リーブスの活躍から目が離せません!