2017年7月6日更新

「一億円の肩」を発掘した奇跡の企画を映画化『ミリオンダラー・アーム』まとめ

インド初のメジャーリーガーを発掘したスポーツエージェント、JB・バーンスタインの実話を映画化した『ミリオンダラー・アーム』。感動作と話題の本作品の見どころをまとめてみました。2014年10月4日に全国公開です!

インド発メジャーリーガー誕生秘話がここに。

すべての契約を失ったスポーツ・エージェントのJB・バーンスタインは、ひらめいた。誰も手を付けていない場所に一攫千金の機会が眠っているはずだと。 それは12億の人口を抱える野球未開の地インドから、ミリオンダラー・アーム(100万ドルの剛腕)を持つ原石を発掘し、メジャーリーガーとしてデビューさせるというという奇想天外な挑戦。

インドに渡ったJBは地元テレビ局と組んで「ミリオンダラー・アーム」という番組を企画し、インド全土でコンテストを実施。数千人に及ぶトライアウトの末に、2人の18歳の青年が選出された。 JBは2人を連れアメリカに戻るが、野球経験ゼロの彼らにはグローブのはめ方から指導しなければならない。カルチャー・ギャップによるトラブルも続出し、JBの前途は多難。しかも、このプロジェクトのスポンサーからは、わずか1年で2人をメジャーリーガーにするよう厳命されていたのだ…。

最高スタッフと注目のキャストが贈る感動作!

引用:fansided.com

実力派スタッフとキャストが、一つの真実を見事に映像化しました。

監督は、シャイな青年とラブドールの恋を描いた『ラースと、その彼女』のクレイグ・ギレスビー。またピクサー作品で見る人みなに感動を与えた『カールじいさんの空飛ぶ家』の脚本を手がけたトーマス・マッカーシーが本作でも脚本を担当。実力派のスタッフが集結し、期待も高まります。

本作の主演は、海外ドラマ『MAD MEN マッドメン』でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞し、『ザ・タウン』『地球が静止する日』に出演しているジョン・ハムが抜擢。崖っぷちに陥り、実際に「ミリオンダラー・アーム」という奇跡を企画したJ・B・バーンスタインを演じます。『スラムドッグ$ミリオネア』で印象的なマドゥル・ミッタルと『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で主演デビューを果たしたスラージ・シャルマがメジャーリーグ初のインド人選手を目指す青年らを演じます。

ちなみに実際に行われた「ミリオンダラー・アーム」という企画は球速145キロを3球連続でストライクゾーンに投げ込めたらミリオンダラー(約1億円)が手に入る!というもの。

主人公J・B・バーンスタイン役ジョン・ハム

J・B・バーンスタインとは「ミリオンダラー・アーム」を実際に企画してインド人メジャーリーガーを発掘したスポーツエージェント。業界で一時代を築くもライバルの同業者にスポーツ選手を奪われ、まさに崖っぷちに瀕していた時、たまたまテレビでクリケットの試合中継を観ていてアイデアが浮かんだそうです。

ムンバイに赴いたJ・Bは、TV番組『ミリオンダラー・アーム(百万ドルの肩)』と銘打ったピッチングコンテストを企画。集まった3万人の中で優勝した青年、リンク・シンと次席のディネシュ・パテルの2人を米国に連れて帰る。厳しいトレーニング、言葉や文化の壁を乗り越え、野球をまったく知らなかった二人が、1年後みごとピッツバーグ・パイレーツへの入団許可を獲得する。
引用:dramanavi.net

また予告を観ていると「奇跡の企画」というエピソードの裏にある、仕事一筋だった彼が人間的に成長する、といったドラマ部分にも注目できそう。

彼を演じるジョン・ハムは、意外にも本作が初主演作。『MAD MEN マッドメン』など海外ドラマで実力をつけ、いよいよ本格的に映画へ進出してくるとも言われていて、今後も注目です。本作でのイケメンエージェントっぷりにも期待!

映画評論家 町山智浩さんが本作品を解説

映画評論家 町山智浩さんの解説がかなり充実していて見応え・聞き応えあり! スポーツ・エージェントについての解説はかなり驚きです! 記事はこちら

この人たちがすごいのは、まずチームとの契約金があるじゃないですか。5年間で10億円とか20億円とか。そこから10%持っていくんですよ。それだけで数億円なわけで。しかも、コマーシャルとか、商品化権ってあるじゃないですか。スポーツ選手って。かならずいろんなグッズとか服とか、そういうのと契約するじゃないですか。自動車とかね。コマーシャル出たり。それも持っていくんですよ。この人たち。

契約金の10%ほどを報酬として受け取れるMLBのエージェント。 最近日本でも耳にするようになりましたが、アメリカでは実は非常に重要。契約金の交渉という仕事だけでなく、選手が試合に集中できるように雑務もこなさなくてはいけなく、また法や経済、そしてMLBへの知識を完璧にもっていなくては務まらない、選手にとっては欠かせない存在なのです。