映画『オデッセイ』海外感想評価まとめ【ネタバレあり】

2017年8月3日更新

2016年2月5日公開予定、リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演『オデッセイ』。アンディ・ウィアーの小説『火星の人』が原作は大評判、映画はどのような評価を得ているのでしょうか?今回はwww.imdb.comよりいち早く映画『オデッセイ』海外感想評価まとめを紹介します。

新たなSFの傑作誕生!?『オデッセイ』海外感想評価まとめ

2016年2月5日公開予定、リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演『オデッセイ』。火星にただ一人取り残された宇宙飛行士の物語です。

『エイリアン』『グラディエイター』など数々の名作を生み出してきたリドリー・スコットがメガホンを取り、火星に取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーをマット・デイモンが演じています。

オデッセイ

アメリカでは今年10月2日にいち早く公開、続々と感想や評価が投稿されています。IMDbでは平均レート8.4/10と高評価を得ているようです。

今年ベストの傑作という評価!ユーモアが散りばめられている!?

【オデッセイ】マットデイモン1

マット・デイモンは最近調子が良くなかったけど、今作で完全復活したね。映画が始まってからスクリーンに釘づけだったよ。今作はただのサバイバル映画ではないんだ。他の似たような作品は退屈になりがちだけど、ヒューマンドラマやユーモアがしっかりと盛り込まれていて飽きることがない。マーク・ワトニー(マット・デイモン)は絶望的な状況でも希望を失わないためにジョークをかます。みんなも彼のジョークに笑ってしまうはずさ。今作のマット・デイモンは本当に素晴らしい。『ディパーテッド』以来最高のパフォーマンスだ。 素晴らしいキャスト、監督、特殊効果、2015年一番のSF作品、いやここ数年でもベストの作品かもしれない。疑いようもなく観るべき作品、一度観たら必ずもう1度観たくなってしまうはずさ。
引用:www.imdb.com
とても満足した。映画の全てが計算されていてパーフェクトだったよ。特にマット・デイモンは火星に取り残された男という難しい役マーク・ワトニーを見事に体現していた。『ゼロ・グラビティ』を超えたSFの傑作が誕生した。『インターステラ―』と比べると、全て勝っていた訳ではないけど、エンターテインメントとしては今作が上だろうね。『インターステラ―』にはあまりユーモアがなかったから。今作にこれほどユーモアが散りばめられていたことには驚いた。アカデミー賞で賞を獲得することは間違いないだろう。『オデッセイ』は今年ベスト、絶対に映画館で観るべき作品だ。
引用:www.imdb.com

『キャスト・アウェイ』+『アポロ13号』!?マット・デイモンのパフォーマンスが素晴らしいという感想が多数!

オデッセイ

ストーリーは単純で『キャスト・アウェイ』+『アポロ13号』のような話だ。だけど、カメラの後ろにいる天才リドリースコットによって深さとスリルがある作品になっている。 キャストのアンサンブルは今年1番だと思うよ。キウェテル・イジョフォー、ジェフ・ダニエルズなどキャストが素晴らしい仕事をしていたね。そしてマット・デイモン、彼の全てのシーンが良かった。観客は火星に残されたマーク・ワトニー(マット・デイモン)の成功や失敗に一喜一憂していた。彼のおかげで火星に1人取り残された時の気持ちを体験できたよ。
引用:www.imdb.com
今作は3層構造になっている、まるで『キャスト・アウェイ』+『アポロ13号』のようにね。NASAのコントロールルームの物語、Ares3のクルーの物語、そして火星に取り残されたマーク・ワトニーの物語。キャストのパフォーマンスは素晴らしく、キャラクターに説得力があったね。ジェフ・ダニエルズは真面目に演じていたし。マット・デイモンはユーモアを加えながら火星に残された男マーク・ワトニーを見事に演じ切った。
引用:www.imdb.com

リドリー・スコットがついに本領発揮!科学がわかりやすいという感想も

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2時間20分がわずか1時間に感じた。全てのパフォーマンスが超一流。特殊効果は本当に素晴らしかった。正直言うと、火星に取り残された男の話と聞いた時はあまり期待していなかったんだ。でもさすが『ブレード・ランナー』を撮ったリドリー・スコット。来年のアカデミー賞は、最優秀監督賞リドリー・スコット、主演男優賞マット・デイモン、最優秀撮影賞、最優秀視覚効果賞『オデッセイ』に決まりだね。 今作の最も魅力的なポイントは科学的な説明がとても分かりやすいことだ。今作に登場する科学的な事象が本当におもしろい、学校で勉強するような退屈なものは全くなかったよ。『オデッセイ』は間違いなく傑作、リドリー・スコットありがとう。
引用:www.imdb.com
最近のリドリー・スコットは力を発揮出来ていなかった。でも今作でついに本物のリドリー・スコットが戻ってきた。この映画には難しい科学的専門知識が必要なんじゃないかと心配していたけど、出てくる科学がとても分かりやすくて驚いた。NASAが全面的に協力していたことが功を奏したみたいだね。『オデッセイ』にはエイリアン、レイザー、スタークルーザーは登場しない。科学考証に基づいて描かれた火星への有人ミッション、火星に取り残された男、NASAで働く人、宇宙船で地球に帰るクルーの物語だ。最近の火星を舞台とした映画といえば、『レッドプラネット』『ミッション・トゥ・マーズ』など駄作ばかりだった。 だけど今作は違うよ、なんといっても監督。『ブレード・ランナー』『エイリアン』SF映画の巨匠リドリー・スコットが撮った作品だからね。『オデッセイ』でリドリー・スコットの素晴らしさを再確認することになった。シンプルに素晴らしい傑作だ。
引用:www.imdb.com

アンディ・ウィアーの原作ファンはガッカリ!?

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出典: www.yahoo.com
この映画を評価するのは難しい。原作やオーディオブックは素晴らしかった。でも映画を手放しで称賛することはできないよ。もし原作を読んでいたら、ガッカリすることになるかもしれない。小説を映画化する難しさは分かっているんだ。オーディオブックは10時間、だから彼らは8時間分の内容を削らなくてはならなかった。映画の脚本は主要なポイントは押えているけど、ワトニーが苦しむ場面など小説の素晴らしい要素がカットされてしまった。残念ながら小説が傑作すぎたんだ。
引用:www.imdb.com
原作を読んでいたからとても期待して劇場に足を運んだ。撮影やキャストは良かったけどストーリーがね。彼らはもっと上手く小説の良い所を引き出すべきだった。このクオリティではオスカーを獲得するのは難しいだろう。僕はこの映画が好きだとは言えない。何か大事な要素がこの映画には欠けてしまっているんだ。10点中7点が良い所だろう。
引用:www.imdb.com
小説を読んだ後に映画を観る初めての体験だった。この言葉をみんなも聞いたことがあるだろう“映画は原作よりもおもしろくはならない!”この原因は映画にはディテールを描く時間が足りないためだろう。でもこれを映画の言い訳にしてはいけない。上手く行くことも少なからずあるからね。『ゴーン・ガール』が良い例だ。『オデッセイ』は駄作とは言わないけど、小説にはあったテンションが欠けていた。今作がワトニーの火星でのサバイバルに焦点を当てていたのならば、ワトニーの苦労や苦難があまりにも省略され過ぎている。絶望的状況でのワトニーの葛藤やドラマが原作の重要な要素だったのに。
引用:www.imdb.com

さらにCiatrユーザーの感想・評価も紹介!【ネタバレあり】

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flowermurmur 3D試写 火星で遭難し独り取り残されたマーク・ワトニー。さぞかし凄絶なサバイバルが始まるのかと思いきや、この人スーパーポジティブ!全然希望を捨ててないし、生きるためにジャガイモ栽培まで始めちゃう。それにしてもなにあの悲壮感丸出しの予告編。詐欺だwでも面白かった! 『アポロ13』とも違うし、『インターステラー』とも違うし、『ゼログラビティ』とも違うし、全部混ぜてユーモア足して3で割った感じかなあ。3Dで観た方が演出的に面白いかも。あと専門用語が多すぎて途中でついていけなくなります。演者もわかってなかったから聞き流せばいいよ。
yuki12241 「なるほど、良く出来てるなぁ」と言うのが、この映画を観て一番最初に出てきた感想です。それは、トーンやカメラワークを含めた画造りから、映画が内包するテーマまで全てを総括して。賞レースで注目されるのも納得の、非常にクオリティの高い作品に仕上がっていました。

火星に取り残された男が、地球に帰ろうともがく。設定と簡単な流れで言えば『アポロ13』+『キャスト・アウェイ』というのはもはや鑑賞前から想像が付きますが、良い意味でその大きな枠から出ないのにも関わらず、予想を超えてくる凄さがありました。何が凄いのか、それは観て自分で感じて頂きたい。

太陽の光に照らされ赤く光る火星の表面は、まるで燃え上がる炎のよう。砂と岩と地平線だけで構成されるこの世界は、近付いてみるとかなりゴツゴツしていて、しかし美しい。「アキダリア平原」なんてまるでヒトの管轄内のように名前を付けてはみるけれど、少しのアクシデントでそこは確かに未知・未開の「アウェイ」な地となるのがオープニングですぐに分かるでしょう。序盤から何やら専門用語を多用して、本格派ハードSFを予感させます。

「火星に囚われた男」マット・デイモンは、彼の生きる証を様々なカメラに残しながら生き延びる術を模索します。そして、「SUITCAM」を通した映像は私たちを主観に引き込み、施設等のカメラを通すと極端に客観に引き込むのです。そんなカメラを上手く使ったアクセントによって、飽きさせない工夫がなされていました。また、彼が劇中で燃やすアイテムが十字架であるのも興味深いですね。彼は、取り残されてから1度も「God」と口にしない。神の介する余地は、この映画には無いのです。

本来ならば火星に「死」のみが待ち受けるこの状況はダークに、絶望的に描くものでしょう。しかし、本作はあくまでも彼のサバイバルを面白おかしく、楽しく描くことにこだわっています。それは画のトーンからも読み取れ、火星に対する悪意は全くなくむしろ美しい存在・自然として明るく描かれることからも明らか。本当に危機が起きている火星がコメディ的に演出され、地球側の方が圧倒的にシリアスなのが面白い。絶望的なのに、楽しい。そんなギャップから生まれる笑いが劇場を包んでいました。

本作、確かに素晴らしく完成されているけれど、意外にも淡々としているので退屈に感じるシーンもありました。キャラクターも多数登場する割に「葛藤」の要素を意識的に排除しているからか、個性は薄れているようにも。ただ、宇宙に行くということが高度な政治的決断であることがひしひしと伝わってきて、しっかりと真面目な、社会的な部分でも楽しめました。本当に、良く出来てるなぁ。

何よりも、アレがいいですね、アレが。それも含め、残りはネタバレで残しておきます。

※※※※※ここからネタバレ※※※※※

この映画は、何もかも『アポロ13』と対極にあると言えるでしょう。演出も演技もキャラクターも、あの映画は実に真っ当に作り込まれた傑作でした。しかし、本作は物語の結果を含めてその真逆を進みつつも、確かに傑作として仕上がっている。スゴイですねぇ・・・。

ああ、そして何よりも素晴らしいのがオープニングとエンディングとの対比です。火星を舐めるようにして始まったこの作品は、青い青い地球を同じ画角で捉え、私たちに確かな生を感じさせて終わるのでした。一人の人間のために、全世界の人間が祈りを捧げる。究極の性善説を体現するような映画だと思いました。

※※※※※ここまでネタバレ※※※※※