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『ハウス・オブ・カード 野望の階段』って何がすごいのかを解説!

2017年12月8日更新

人気ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。デヴィッド・フィンチャー監督とケヴィン・スペイシーという豪華な製作陣も注目ですが、なぜドラマの時代を変えたと言われるのでしょう?ケビン・スペイシーのセクハラ騒動についてもご紹介します。

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』とは

Underwood 2016, 2020, 2024, 2028, 2032, 2036...

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『ハウス・オブ・カード 野望の階段』とは大ヒットしているネットドラマで、アメリカにおいて現在シーズン3までが配信されています。また、2016年にはシーズン4が配信されることが決定されています。

製作総指揮は映画『セブン』『ソーシャル・ネットワーク』を監督したデヴィッド・フィンチャーと『ユージュアル・サスペクツ』『アメリカン・ビューティー』で印象的なケヴィン・スペーシーら、ケヴィンは主人公フランク役として主演も務めています。そして『フォレスト・ガンプ/一期一会』のロビン・ライトがフランクの妻、『最高の人生の選び方』のケイト・マーラは野心をもつ新聞記者を演じています。

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』あらすじ

Season 5. Now streaming.

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舞台はアメリカのワシントン。主人公のフランクは下院議員を長く務め、ホワイトハウス入りを目指している。国務長官に任命するという約束のもと、ウォーカー大統領候補を応援するも、彼は当選した後その約束を破ってしまう。 裏切られたフランクは復讐を誓い、利用できる全てを利用し、その明晰な頭脳をもって上へと上り詰めていく、というストーリー。日本でヒットした「半沢直樹」を彷彿とさせますね。

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は今までのドラマと何が違う?

「テレビドラマの常識を変えた」と言われているドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』ですが、一体今までのテレビドラマと何が違うのでしょうか。オバマ首相や安倍総理もハマったと公言していたほどの本作ですが、一体人気の秘密は??

ネットドラマ史上初のエミー賞受賞!

We're here to protect you.

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本作は、2015年9月から日本でもサービスを開始したネット動画配信サービス「ネットフリックス」が製作したオリジナルのドラマで、現在シーズン3までが配信されています(日本ではhuluが)。 TVドラマ界のアカデミー賞と言われる「エミー賞」において、ネットドラマとして初めて3部門(監督賞・撮影賞・キャスティング賞)受賞の快挙を成し遂げました。当時の業界内ではストリーミング配信が「テレビ」であるという認識すら無かったために、相当な衝撃が走ったそうです。

デヴィッド・フィンチャーが描き出す、映画顔負けの映像美

ファイト・クラブ』『ソーシャル・ネットワーク』『ゴーン・ガール』等多くのヒット作を手がけ、映画監督として第一線で活躍するデヴィッド・フィンチャー監督が製作総指揮を務めていることもあり、オープニングから本編まで手抜きのない洗練された映像を魅せてくれるのです。ストーリーは勿論、目で見て楽しめるというのも本作の特徴です。

最初からシーズン全13話一挙配信!時代は「イッキ見」

We go beyond what's pretty and perfect, beyond what's scary, difficult and unknown. #HouseofCards

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ドラマと言えば、毎週1話ずつ放送され来週まで続きを待たねばいけませんでした。待つ楽しさもあるかもしれませんが、やはり早く続きを観たいもの。そこでこの「ハウス・オブ・カード」は2013年にシーズン1を全13話一挙配信。 ドラマを「イッキ見」したいファンの間で話題になりました。このドラマを作ったのは、テレビ会社・制作局ではなく、アメリカ大手ネットストリーミングサービス「ネットフリックス」。 今までのドラマを全シーズン揃えている世界最大規模のストリーミングサービスだからこそ、トレンドやニーズを把握し、自社独自で製作、そして実際に「イッキ見」配信することが出来たのでしょう。

「ヒット作」は生み出せる?ビッグ・データを活用!

Washington, Jefferson, Lincoln. Tall men make great presidents. #HouseofCards

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ネットフリックスの加入者は全世界で4000万人以上(2013年10月時)。つまり4000万人が自社サービスでどういう作品や監督・俳優、ジャンルを好んでいるかなどという膨大な情報(=ビッグ・データ)をも保持しているのです。 そのビッグ・データが「ハウス・オブ・カード」の成功の秘密につながっています。 『ソーシャル・ネットワーク』がよく最期まで観られていることやケヴィン・スペーシー出演作は人気なことなどというデータから製作陣・キャストが決定。 またネットフリックスがヒットを確信して投入した1億ドルという考えられない多額の資金でドラマを製作することができたそう。 そしてネットフリックスが資金を提供したことによりスポンサーへ配慮せずに済む脚本も可能に。「ハウス・オブ・カード」はドラマの製作方法をも変えたのです。

ケビン・スペイシーのセクハラ騒動

2017年、大物プロデューサーとして知られていたハーヴェイ・ワインスタインが複数の女性にセクハラ被害を告発されてから、これまで明かされてこなかったハリウッドの黒い実態が暴かれていきました。 そんな中、『ハウス・オブ・カード』の主演ケビン・スペイシーにもセクハラ疑惑が浮上します。俳優アンソニー・ラップが14歳だった自分にケビン・スペイシーが性的な誘いをもちかけた過去を告白。これを皮切りに複数の男性が被害を打ち明け、ついにはケビン・スペイシー本人が疑惑を認めて謝罪しました。 このスキャンダルによって『ハウス・オブ・カード』はハリウッドのセクハラ騒動に巻き込まれることになったのです。

『ハウス・オブ・カード』でもセクハラが行われていた…?

主演俳優のセクハラ報道で、人気シリーズ『ハウス・オブ・カード』ももちろん注目の的に。制作に関わった8人のスタッフがCNNに現場で行われたセクハラの実態を暴露しました。 渦中のケビン・スペイシーは主演だけでなく制作総指揮にも名を連ねていた、ドラマの中心人物。『ハウス・オブ・カード』はNetflixが多額の資金を投じた期待作だったこともあり、制作陣の意気込みと共に緊張も伴った制作現場だったのだそうです。そうした環境で、「大物」として振舞うことのできたケビン・スペイシーは男性スタッフたちに度々性的な嫌がらせをしたと告発されています。 ファンの多い作品だけに、舞台裏で卑劣な思惑が渦巻いていたというのは痛ましい事実ですね。

『ハウス・オブ・カード』シーズン6制作はどうなる!?

一連のセクハラ騒動を受け、シーズン6の制作は無期限に中止されてきました。ところがNetflixによると、2018年1月から制作を再開したのだそう。 もちろん、シーズン6にケビン・スペイシーはキャスト及びスタッフとして関わることはなく、それによってストーリーもフランシス・アンダーウッドを中心としたものではなくなるでしょう。また、『運命の女』(2003年)のダイアン・レイン、『リトル・ミス・サンシャイン』(2006年)のグレッグ・キニアが参加すると見られます。 シーズン6の公開日は未だ発表されていないものの、ドラマシリーズとは別のスピンオフ作品も構想されているのだとか。今後の情報を楽しみにしたいですね。