ハリボテマスクが気になる映画『FRANK フランク』感想・評価まとめ

2017年7月6日更新
一日中、ハリボテを被る謎のバンドボーカル、フランク。ある日、アメリカの人気フェスに招かれるが、次第にフランクの様子がおかしくなる。英映画レビューサイトRottenTomatoesでは92%が支持しているという話題作ですが日本ではどうでしょう。実際に鑑賞した人の感想、クチコミ、レビューをまとめてみました。

世界で最もハンサムな男、マイケル・ファスベンダーが一日中ハリボテを被ってます。

巨大な張りぼてのマスクを被り、人前では絶対に素顔を見せない、正体不明のカリスマ・ミュージシャン、フランク。彼が率いるアヴァンギャルドでイカれたインディー・バンド「ソロンフォルブス」に加入した、ロックスターに憧れる田舎青年ジョンは、とんでもなくエキセントリックで、でも驚くほどクリエイティヴなフランクの才能に心酔していく。「あのマスクの中にいったいどんな秘密が?」。やがてインターネットにアップした動画がセンセーションを巻き起こし、アメリカで開催される音楽祭からオファーを受ける彼ら。だが、バンドを意のままに操り、みんなに認めさせたいジョンと、大勢の前で演奏することを拒むクララたちメンバーの亀裂は深まり、遂に情緒不安定になったフランクは暴走して―。風変りなバンドをめぐる痛快なコメディは、やがて彼らの心の内側に迫り、気付けば居場所をなくした人々の再生劇として観る人の胸を静かに打つ。

ただのコメディではありません!

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Yuichi_Kishimoto フランク・サイドボトムだけじゃなくて牛心隊長とダニエル・ジョンストン(彼は初めて知った)もモデルになってるんだ。

前半かなりコミカルな展開で軽く観ていただけに、オチ周辺のセンシティブですこし考えを巡らせないと行けない展開は驚いた。色んな要素が絡まり合ってて、上の三人をモデルにしてるからか少しつぎはぎ感は否めないけど、なかなか見応えはある。

同じイギリス映画(『フランク』は厳密には英とアイルランド合作)の『さらば青春の光』のラスト付近のスティングを観てしまった時のような感覚でした。 あとフルで聴けるのが二曲くらいですごい残念なほどバンドの演奏が素晴らしい!

登場人物それぞれに個性があり、繊細に描かれていた。毎回、終わりがきになるのだがこの映画は最後まで丁寧に描かれていた。最高です!ぜひ観て頂きたい。
引用:eiga.com
本作のフランクはいつでもどこでもマスクを被り奇妙な行動を取ったり感情の浮き沈みが激しかったり一緒に行動をするバンドメンバーも彼の事を深く知る者はおらず色々と謎の多い人物です。 序盤は笑える部分が多くこの調子で物語が進んでいくのかなと思いました、ですが後半になるにつれバンドメンバーも徐々にバラバラになっていきとシリアス?な場面が多かったように思えます。。。。 私自身、極度のあがり症で人と上手く目を見て話せないのでいつもマスクを付けています、フランクの様にあんな大きなお面ではないですが(笑) 付ける理由は違くともフランクに共感できる方は少なからずいらっしゃるんじゃないでしょうか、私もその一人です。 深く考えず、難しく考えずに見れる映画でした。 フランク役のマイケルファスベンダーは良い男な上に演技の実力も確かなので、今回その顔を一切見せずに演技力だけで勝負した部分はとても凄いなと思いました。 後半にちょこっとだけお顔を拝見出来ますよ(小声) 殴り書きなのでちょっと文章がおかしい部分もございますが、そこはスルーでお願いします(笑)
引用:eiga.com
マイケル・ファスベンダーが劇中のほとんどで素顔を見せないという奇妙な映画であり、物語そのものはコメディ作品とカテゴライズされるものであるが、実際には途中から“笑い”の性質はよりシニックで社会批評性の強いものへと変質していき、最後、フランクが仮面を被り続けていた理由が明かされる時には、映画前半部で強調されていたフランクの容姿と行動の奇妙さを対象とした何気ない笑いを内省せずにはいられない作りになっている。(〜中略〜)本作の終盤、フランクがその素顔を見せる時、観客は自身の“笑い”の在り方を強く意識させられる。 世の中に完璧な人間が存在しないことと同様に完全な変人など存在しない。大なり小なり、我々は皆他人との比較において奇妙な部分を必ず持ち合わせ、その奇妙さにおいてそれぞれの個性というものは見出される。本作におけるフランクとは、劇中に登場する全ての人々の奇妙さの集積であり、言わずもがな、観客それぞれの奇妙さの比喩でもある。 90分少しという長さの映画でここまでコメディについて考えさせられる映画も珍しい。その意味で不思議な映画であり、フランクという奇妙な存在がどうしようもなく愛おしく思えてしまう良作だった。

理解できないとの声も。

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何を伝えたいのか、全く理解できない映画でした。 コミカルでもシリアスでもない、かといって主人公も存在感も無し。 何がいいのか僕には全く理解できません。 年間けっこう観るので、たまにある「何でこれ観ちゃったんだろ?」って一本でした(>_
引用:eiga.com
最近の映画記録、昨日見た「FRANK −フランク−」のこと。うーん…そこそこ期待していたけど、それほどでもなかったかな…。バンドもの映画なのですが、ボーカルが「かぶり物」をしているフランクという謎の男。実は中味はマイケル・ファスベンダーw。つかみはバッチリなんだがイマイチな出来…
引用:twitter.com
もっとコメディを期待していたのですが、案外シリアス。 そして何だかグダグダ。

みんながみんな前に出たい訳ではない。 自分の好きなことをひっそりやれれば良いという人もいるということだろうか。 (口コミより抜粋)

一体何がしたい映画なのか意味不明だった。ところどころギャグはクスッとしたがそれ以外ダメ。オチもスッキリしない。

ハリボテ意味するものとは?

『FRANK フランク』フランクの笑ってるであろう口から紡がれる詩にジーンとなり、黄色い長靴始め可愛いファッションにも満足。あの家族連れのお母さんとのエピ含めて、フランクはひび割れた心の隙間を埋めるパテのような存在に思えた。
引用:twitter.com
『FRANK フランク』笑いの在り方を考えさせられる、不思議な作品だった。終盤、これまでの笑い所を思い出し「あれは笑って良かったのか?」と考えてしまった。序盤の緩さに、気を抜いてしまったよ...
引用:twitter.com
フランクは24時間365日、奇妙な仮面を付けて生活している。しかし、音楽のセンスは抜群、そして案外マトモな性格。いや、かなりダンディかもしれない。いわゆるいいヤツなのだ。

劇中は笑いのシーンが絶えない。まだフランクに慣れてない時間は彼がそこにいるだけでユニークな画になるのだ。特に前半部は笑いっぱなしで、休むヒマがない。

彼の核心に迫るにつれて、物語は徐々にシリアスになっていく。ただ、彼がなぜ仮面を被るのかについては、そこまで深い説明はない。極めてあっさりした説明で、あっけにとられるかもしれない。まぁこれは、90分の内容だからこそ、ユーモアなストーリー仕立てにしているためなのかもしれない。

これから観るみなさんにとっては、彼の正体を追っかけるより、彼の発言や行動一つ一つに注目するべきだ。基本マトモなフランクくんだが、時折見せるお茶目な「表情」に終始「笑顔」になるだろう。 (口コミより抜粋)