テレビ界のオスカーことエミー賞ドラマ部門に輝いたドラマまとめ

2017年7月6日更新
放送に携わる人たちにとって憧れであり最高の栄誉と言われるエイミー賞は、放送業界において最も歴史ある賞です。今年第66回が既に発表されましたが、近年の作品賞受賞作をまとめてみました!

【第66・65回】平凡な化学教師が肺がん宣告を受けたことから、いつしか闇社会に手を染めてゆくサスペンス

ブレイキング・バッド

人気作家スティーヴン・キングをして、“21世紀のベストドラマ”と言わしめた衝撃の話題作。余命わずかと言われた高校教師が家族のためにお金を残そうと始めた副業は麻薬の精製…。 平凡な中年男性がギャングや当局と渡り合い、いつしか危険な世界へどっぷりハマり、ブレーキの利かない暴走車に乗ったように走り続けてゆく様は過激で目が離せません。壮絶なアクションと異常なほどの緊張感の中に散りばめられたブラックユーモア、そして根本に流れる家族への愛情、これらが混ざり合いドラマ自体が中毒性を帯びたように視聴者の感覚を刺激する過激な問題作です。

【第64回】CIAテロ対策センターの女性担当官が、テロを食い止めるため奮闘するスパイ・サイコスリラー

HOMELAND

CIAに勤務する女性捜査官は、内通者からあるアメリカ海兵隊の軍曹が転向したとの情報を得たことからストーリーが展開。第2のテロを防ごうと行動に出るも、連邦政府とCIAの上司は彼を戦争の英雄と見ており、孤軍奮闘の中、唯一の協力者と共に捜査に乗り出します。周囲の人間みんなが敵か味方か判別がつかず、二転三転するストーリーに観ている方も主人公同様ハラハラ、ドキドキさせられ、緊張感マックスのハイテンションな時間をお約束します!

【第63・62・61・60回】大手広告代理店の世界を通し、1960年代アメリカの数々の問題を忠実に描いた社会派ドラマ

MAD MEN マッドメン

3年連続でエイミー賞を受賞するとともに、ゴールデングローブ賞にも輝いた名作。1960年代ニューヨークの敏腕広告マンである主人公を含め、彼の家族や同僚といった周囲の様々な人々の欲望が渦巻く世界を見事にあぶり出した人間ドラマです。舞台となっている時代は50年以上も前ですが、人種差別や性差別といった社会問題、人間の野望、虚栄心、良心といった人々の心の奥底に潜む感情は現代にも通ずる、時代を超えて抱え続けている苦悩なのかもしれません。古きアメリカの世界観を楽しみながらも、今のアメリカと重ねてみることもできる秀逸作をぜひ体感してみてください。

1話あたりの製作費はなんと2億円!マフィアの世界を題材にした過激な裏社会ドラマ

ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア

徹底してリアルにこだわって撮影され、アメリカで実在するマフィアの一族がモデルとなっていると言われるこの作品はストレス社会に生きるイタリア系マフィアのボスとその周囲の人々の人間模様を描き、その過激さから成人指定となったドラマです。原因不明のパニック症候群に悩まされるマフィアのボスが精神科医とのセラピーを通して語る悩みは、環境は違えど、現代人が共通して持つ現代のストレスが渦巻く世界を浮かび上がらせ、多くの人々の共感を呼びました。悩みを抱えている方はこのドラマで、マフィアのボスの心の奥底を覗いてみるのもいいかも…。

【第58回】日本でも人気が大爆発した、同時に進行する複数の事件が絡み合う迫力のサスペンス

24 -TWENTY FOUR-

リアルタイムで同時に起きる複数の事件をドキュメンタリー映画のような手法で撮影した斬新な作風から熱狂的なヒットを記録。日本でもレンタルビデオから人気に火がつき、当時社会現象にまでなったことで有名な作品です。大統領をはじめとする政府関係者の暗殺計画といくつものテロが複雑に絡み合うスリリングな展開、まるで現実と錯覚するかのような独特のリアルな映像が観るものをその世界に引き込み、いつの間にか夢中になること間違いなし!