ダニエル・パナベイカー、ホラー映画の絶叫クイーンが『THE FLASH/フラッシュ』でブレイク!

様々なドラマにゲスト出演し、経験を積んできたダニエル・パナベイカー。ホラー映画の絶叫クィーンと呼ばれた彼女ですが、最近ではDCコミック原作の『ARROW/アロー』や、そのスピンオフ『THE FLASH/フラッシュ』に出演し、人気も上昇中です。注目若手女優のプロフィールを紹介します。
ダニエル・パナベイカーのプロフィール
1987年9月18日、アメリカ、ジョージア州オーガスタ出身のダニエル・パナベイカー。妹のケイ・パナベイカーと共演した、ディズニーチャンネル・オリジナル・ムービー『わたしの日記はベストセラー』(2006)などで知られています。
パナベイカーはサマーチャンプで演技を始め、10歳で地元の劇団で活動するようになります。その後イリノイ州に引っ越し、14歳で高校を卒業しました。他の生徒が高校に通い始める年齢で卒業した彼女は、全米優等生名簿にも名を連ねています。
高校卒業後はロサンゼルスに引っ越し、グレンデール・コミュニティ・カレッジで演劇を学びながら女優のキャリアをスタートさせました。2007年には英語学の学士を取得し、19歳でUCLAを卒業しています。
数多くのホラー映画に出演し、絶叫クイーンと呼ばれるように
ダニエル・パナベイカーはホラー映画に多く出演し、絶叫クイーンとして知られるようになりました。彼女の出演した代表的なホラー映画を振り返ってみましょう。
『13日の金曜日』(2009)
1980年の同名作品のリメイクです。
行方不明の妹を探すためクリスタル・レイクにやってきたクレイ一行は、そこに住む殺人鬼ジェイソンと対決することになります。
主人公クレイのガールフレンド、ジェナをパナベイカーが演じています。
『クレイジーズ』(2010)
1973年のジョージ・A・ロメロ監督作品『ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖』をリメイクした映画です。
細菌兵器の影響で凶暴化した住民たちがお互いを襲い始めた町で、保安官のデヴィットとその妻で医師のジュディを中心に感染拡大の恐怖と、その阻止のために町ごと焼き払おうとする軍隊の狂気を描いた作品です。
パナベイカーは、ジュディの看護助手ベッカ役で出演しています。
『ピラニア リターンズ』(2012)
2010年のホラーコメディ映画『ピラニア3D』の続編です。
夏休みに故郷のアリゾナ州に帰省していたマディは、湖でピラニアを発見し、それが1年前にヴィクトリア湖で発生したピラニアと同じものだと知ります。湖で行方不明になる者も出るなか、地元のウォーターパーク「ビッグウェット」がオープンします。そこにピラニアたちが流れ込んできました。
主人公のマディをパナベイカーが演じています。
ドラマ『SHARK カリスマ敏腕検察官』のジュリー・スターク役で注目を集める
『SHARK カリスマ敏腕検察官』は、アメリカで2006年から2008年、日本では2008年から2009年に渡って放送されたテレビシリーズです。
富裕層を相手に法外な報酬を要求し、強引な手法で無罪を勝ち取ってきた弁護士セバスチャン・スターク。ある事件をきっかけに検察官に転向し、若手検察官を育成しながら法廷で正義を求める様子を描いています。
ダニエル・パナベイカーは、両親の離婚によってスタークと暮らすことになった娘ジュリーを演じました。家庭をかえりみず仕事に没頭していた父親と、その影響かしっかり者に育った娘のコミカルで心温まるやりとりは、ドラマの見どころのひとつともなっています。
このドラマへの出演で、パナベイカーは注目の若手女優としての地位を得ました。
『THE FLASH/フラッシュ』『ARROW/アロー』のケイトリン・スノー役でブレイク!
『ARROW/アロー』にケイトリン・スノー役で出演
2012年から始まったテレビシリーズ『ARROW/アロー』は、DCコミックの『グリーンアロー』を現代風にアレンジしたドラマです。裕福なプレイボーイ、オリバー・クイーンは、ヨットの事故から孤島でのサバイバル生活を経て、アローとなって街に戻り、悪の権力者たちに制裁を下すようになります。
パナベイカー演じるケイトリン・スノーは原作のキャラクター、キラー・フロストをモデルとしており、科学者で知的生物工学の専門家です。2014年に放送された第2シーズンに登場し、2015年の第3シーズンにも出演しています。
『THE FLASH/フラッシュ』に『ARROW/アロー』と同役で出演
『ARROW/アロー』でダニエル・パナベイカーが演じたケイトリン・スノーは、そのスピンオフ作品、『THE FLASH/フラッシュ』にメイン・キャラクターとして登場しています。
『THE FLASH/フラッシュ』は、セントラル・シティ警察の科学捜査官バリー・アレンがある事故により超人的なスピードを得たことから、それを武器に犯罪者と戦うスーパーヒーロー物です。主人公のバリー・アレンは『glee』などのグラント・ガスティンが演じています。
ダニエル・パナベイカー演じるケイトリン・スノーは主人公たちの同僚で、非常に知的な生物工学の専門家です。真面目な性格ながら変わった一面も持ち合わせたチャーミングなキャラクターです。
知的な科学者の役は、秀才のパナベイカーのハマり役と言えそうですね。
ダニエル・パナベイカーの今後
『THE FLASH/フラッシュ』にひきつづき出演
2014年から2015年にかけて第1シーズンが放送された『THE FLASH/フラッシュ』は、2016年に第2シリーズの放送が決定しています。
パナベイカーも、ひきつづきケイトリン・スノー役で出演する予定です。第2シーズンでは、スノーが超人的能力を獲得し、元ネタとなった原作コミックの悪役、キラー・フロストとして登場するのではないかとの噂もあります。
順調にキャリアを積んでいるダニエル・パナベイカー。今後の活躍も期待できそうですね。