2017年12月22日更新

イケメン俳優ジェームズ・フランコの意外な素顔【『スパイダーマン』のハリー役でブレイク】

ジェームズ・フランコ
©︎Brian To/WENN.com

コメディドラマ『フリークス学園』で知名度を上げたジェームズ・フランコは、2002年の『スパイダーマン』でハリーを演じ世界的に有名となりました。その後、コメディ畑らしいユニークなキャラクターと確かな演技力で数々の賞を受賞しています。今回はそんなジェームズ・フランコの意外な素顔をまとめて紹介します。

ジェームズ・フランコのプロフィール

ジェームズ・フランコは1978年4月19日生まれ、アメリカのカリフォルニア州パロアルト出身の俳優・作家・映画監督です。カリフォルニア大学ロサンゼルス校で英文学を学んでいましたが、在学中に演技に興味を持ち、大学を中退して演劇の道に進みました。

1999年『25年目のキス』で映画デビューし、同年のテレビシリーズ『フリークス学園』で人気を獲得します。そして、2002年公開の『スパイダーマン』でハリーを演じ世界的にその名を知られるようになりました。

その後は『スモーキング・ハイ』(08)でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネート、『ミルク』(08)でインディペンデント・スピリット賞助演男優賞を受賞し、2010年公開の『127時間』アカデミー主演男優賞にノミネートされており、世界から一目置かれる存在となっています。

テレビドラマ『フリークス学園』でカルト的人気を獲得

『フリークス学園』は1999年から2000年にかけてアメリカで放送されたコメディドラマ。1980年のミシガン州にある“ウィリアム・マッキンリー高校”を舞台に、不良4人組“Freaks”と真面目3人組“Geeks”の日常を描いています。

セス・ローゲンやリンダ・カーデリーニなどの有名俳優が出演するなかで、ジェームズ・フランコはFreaksの一人・ダニエル・デサリオを熱演。これがアメリカで大ブレイクし、同作は未だに根強いカルト的人気を誇っています。

『スパイダーマン』のハリー役で世界的俳優へ

ジェームズ・フランコの名を一躍世界に轟かせたのは、2002年に公開された『スパイダーマン』でした。

『スパイダーマン』あらすじ

両親を早くに亡くしたピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は、ある日研究所でクモに噛まれて激しい悪寒に襲われる。しかし翌朝目覚めると、細かった身体が逞しくなり、視力は回復、さらには手からクモの糸が出る超人に変わっていた。

ピーダーは“スパイダーマン”として、街にはびこる悪と闘い人命を助け、一躍市民のヒーローとなる。そんな折、“グリーンゴブリン”が現れ、私利私欲のために街を破壊し始めた。

ピーターの友人・ハリーを演じ一躍大スターに

ジェームズ・フランコが演じたのは、ピーターの親友で御曹司のハリー・オズボーンでした。ピーターとの友情、スパイダーマンへの憎悪、父親への愛――それら三つに挟まれて暗い闇に堕ちていくハリーを見事に演じ、ジェームズは一躍世界的に有名な俳優となりました。

実は高学歴のジェームズ・フランコ

コメディ畑のため剽軽なイメージの強いジェームズ・フランコですが、実は映画界でもっとも多くの学位を持つ俳優と言われるほどのインテリなんです。

一旦退学したカリフォルニア大学ロサンゼルス校に再入学したジェームズは、同大学を2008年に優秀な成績で卒業します。その後はニューヨーク大学、ブルックリン・カレッジ、コロンビア大学に入学し、演劇論、文学、アート、小説学、劇作など様々な分野を専攻しました。

2010年にはコロンビア大学芸術大学院修士号を、2011年にニューヨーク大学芸術学部修士号を取得。現在もイェール大学大学院博士課程に在籍しつつ、ニューヨーク大学大学院で映画学科の教鞭を取っており、ジェームズの知的好奇心は留まるところを知りません。

小説家でもあり、芸術家でもある?

知的好奇心の強いジェームズは、演劇意外の分野にも積極的に取り組んでいます。

『パロアルト・ストーリーズ』2010年

ジェームズ・フランコが故郷パルアルトを舞台に、2010年に書き下ろし発表された短編小説集。誰もが経験する青春時代をみずみずしく描きました。

2015年にはジア・コッポラ監督により『パロアルト・ストーリー』として映画化され、ジェームズ自身もサッカーチームのコーチ・ミスターBとして出演しています。主演にはジュリア・ロバーツの姪エマ・ロバーツが擢用され、ほかにバル・キルマーの息子でモデルとしても活躍するジャック・キルマーが本作で映画初出演を飾りました。

『Actors Anonymous』2013年

2013年には自身初の長編小説である『Actors Anonymous』を発表しました。ジェームズの俳優人生をベースに、半自伝的体裁で描かれた本作は、アマゾン・パブリッシングから発売されています。

現在も新作を鋭意執筆中のようで、どのようなストーリーになるのか期待が高まります。

アーティストとしても活躍中!

多才なジェームズはアーティストとしても活躍中で、ニューヨークなどのギャラリーでビデオ・アートや彫刻、絵画の展覧会を開催するほどの実力です。

とりわけ注目されたのは、2011年にロサンゼルスのガゴシアン・ギャラリーで催された「Endless Idaho and My Own Private River」でした。『ミルク』で知り合ったガス・ヴァン・サント監督の名作『マイ・プライベート・アイダホ』の未公開フィルムを再編集し、同作の内省世界に新しい光を当てたとして高い評価を得ています。

セス・ローゲンと仲良しなジェームズ

ジェームズ・フランコの無二の親友と言われているのが、俳優のセス・ローゲンです。二人は『フリークス学園』で共演して以来意気投合、『スモーキング・ハイ』で最共演を果たしたほか、セスの出演作にジェームズが度々カメオ出演するなど二人の仲のよさは折り紙付きです。

また、二人はコメディアンらしいおバカなことをよくやらかすことでも有名です。

伝統あるファッション誌「VOGUE」の表紙をキム・カーダシアンと婚約者カニエ・ウェストが飾り批判を浴びたとき、ジェームズとセスはいち早くそれに反応。表紙に写るカニエとキムの顔を自分たちの顔にすげ替えて大爆笑を巻き起こしました。

ジェームズ・フランコは兄弟も豪華!

ジェームズの弟・デイヴもまた、ハリウッドで活躍する人気俳優です。2007年『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で銀幕デビューし、『ミルク』(08)『ウォーム・ボディーズ』(13)『LEGO ムービー』(14)などコンスタントに映画出演を果たしています。 もうひとりの弟・トムもまた俳優として活動しています。トムは『Bascket Case2(原題)』(99)『A Peace of History(原題)』(05)『The Devil Wears a Toupee(原題)』(05)などに出演しています。

ジェームズ・フランコの今後の出演映画

『リトルプリンス 星の王子さまと私』2015年11月25日公開

世界中で親しまれているアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる不朽の名作小説『星の王子さま』のその後の物語が長編アニメーション化。

レベルの高い学校を目指し勉強漬けの日々を過ごす9歳の女の子と、昼間は飛行機を修理し、夜は星を眺めて暮らす元飛行士の老人。やがて老人が病に倒れると、女の子は老人のため、彼が会いたがっていた“星の王子さま”を探すためオンボロ飛行機で砂漠へ出発します。

本作でジェームズ・フランコはキツネの声を演じ、声優に初挑戦しています。

『Queen of the Desert(原題)』2016年

イラク王国建国の立役者的役割を果たし、“イラクの無冠女王”と呼ばれたガートルード・ベルを描いた本作。情報員でありながら、考古学者と登山家という別の顔を持つ彼女は、20世紀初頭に2度の世界一周旅行を成功させ、旅と世界情勢を敏に書いた書籍も発表しています。

ガートルード・ベルをニコール・キッドマンが演じ、ジェームズ・フランコは外交官のヘンリー・キャドガンを演じています。