2017年8月17日更新

007最新作『ボンド 25(仮)』に期待する18のこと【ネタバレ注意】

2019年全米公開予定の「007」シリーズ最新作『ボンド25 (仮)』の製作が進行中。「スペクター」との関連性はあるのか。25作目に期待したいトピックスをまとめてみました。

「007」最新作『ボンド 25(仮)』はどんな作品に!

大人気スパイアクション「007」シリーズ最新作『ボンド 25(仮)』が2019年11月に全米公開予定。この記事では気になる本作の情報を一挙に紹介します。

1.ダニエル・クレイグのジェームス・ボンドは次が最後?

初代のショーン・コネリーを始めとし、今まで様々な俳優がジェームズ・ボンド役を演じてきました。2006年から4作続けて6代目ボンド役を担当してきたダニエル・クレイグ。25作目のボンド役もクレイグ続投が決定しており、アメリカのトーク番組やシリーズ公式Twitterでも公表されています。 しかし、クレイグがボンド役を演じるのは次回が最後になるとのこと。過去4作で高い評価を得ていたクレイグがこれを気に降板するのは残念ですが、今まで得たものを出し切ってボンド役を演じてくれるに違いありません。

2.監督サム・メンデスは続投ならず

2006年から主人公ジェームス・ボンド役がダニエル・クレイグに変わり、以降4作を公開してきた『007』シリーズ。 クレイグがボンド役を務めた4作のうち、シリーズ23作目と24作目の監督を担当したのはサム・メンデスです。『007 スカイフォール』では11億ドル以上、『007 スペクター』では8億ドル以上というシリーズ史上最大の興業収入をたたき出したメンデスですが、25作目は担当しないと明言しています。

3.『007』25作目、監督は誰が?

過去4作を担当したサム・メンデスに変わり、『007』シリーズ25作目のメガホンをとるのは誰なのでしょうか? 様々な噂が囁かれる中、監督候補としてヤン・ドマンジュ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、デヴィッド・マッケンジーの3人の名前が浮上してきています。 関係者間では、その中でも2015年に公開されたジャック・オコンネル主演のサスペンス作品『ベルファスト71』で知られ、『ホワイト・ボーイ・リック(原題)』の公開が控えるヤン・ドマンジュ監督説が濃厚でした。FBIの情報提供者でありつつ薬物取引のために終身刑を宣告された少年を描いた最新作。彼が監督をしていたら、一体どんなスリリングな映画となったのでしょうか。

ダニー・ボイルが監督に!

しかし、2018年3月15日。大方の予想を裏切り、なんとあのダニー・ボイルが監督に抜擢されたことが報じられました。 2008年の『スラムドッグ$ミリオネア』でオスカーを獲得、2012年にはロンドン五輪開会式の芸術監督を務めたことで知られるダニー・ボイル。『T2 トレインスポッティング』も記憶に新しいこの英国の国民的監督が、やはり国民的な映画シリーズである007の最新作を手掛ける。それを聞いて、胸踊らない映画ファンはいないでしょう! それに伴い、脚本も長年ダニー・ボイルとコンビを組んできたジョン・ホッジが担当。彼らがユーロ離脱後の英国を一体どのように描くのか、ますます期待が高まります!

4.ブロフェルドのカムバック

『007 スペクター』の中で一番見応えがあったのはクリストフ・ヴァルツ演じるブロフェルドの登場でしょう。公開前からヴァルツの出演を楽しみにしていたファンも多かったはずですが、期待はずれの出演時間の短さに文句を言いたくなった人もいるのではないでしょうか。ひとつ救われたのはブロフェルドが死なずに、次回作への連続出演に望みが繋がれたことです。 007の製作陣はファンの期待と熱が冷めないうちに次回作へヴァルツを登場させるべきですね。ブロフェルドの正体や人物背景など謎に包まれている部分はまだまだ多く、25作目ではより彼のことが明かされて007史上記憶に残る大悪党を確立してほしいと切に願います。

5.ボンドの現在にフォーカスを

『スカイフォール』、『スペクター』とボンドの過去が明かされる2本が最近では続いています。前者ではボンドが少年時代を過ごした家と実の家族について、そして今作ではなんとブロフェルドと義理の兄弟であったことが知らされました。 敵と実は幼少期つながりがあったなんて、なんともありがちな設定でショックもあまりありませんでしたが、もう少年時代については十分わかったよ!と感じているファンも多いのではないでしょうか。それよりももっと、現在のボンドが任務以外の時間はあるのか、ボンドの人となりがもう少し垣間見れるような展開を期待したいものです。 『スペクター』でマニー・ペニーが彼のアパートを訪れたように、実際のシーンで見て分るような過去の思い出話では無い新事実がわかると25作目もクレイグボンドのファンにはたまらないと思います。

6.マドレーヌとのその後

『スペクター』ではボンドとマドレーヌが夕日に向かって愛車で走り去るシーンで幕を閉じています。このことからすると25作目はマドレーヌとの関係に触れないで全く別の物語として話がスタートするのはあまりにも不自然であり、観客も「じゃあ最後の数十分の無駄な時間を返せ!」と叫びたくなるのも仕方ありません。 007の流れとしては、ボンドが1人の女性と関係が長続きする事は滅多にありません。でも今作ではマドレーヌがボンドを愛するようになる過程を見るものに納得してもらうように手間ひまかけて描写したのですから、これで「はい、さようなら」では納得がいきませんね。

7.フェリックス・ライターの復活

ダニエル・クレイグの代になってから最も愛すべきキャラクターはジェフリー・ライト演じるアメリカ人シークレット・エージェント、フェリックス・ライターでしょう。 ライターは『カジノロワイヤル』、『慰めの報酬』と2作品続けて登場し、ボンドを助けてくれたのですが残念ながら『スカイフォール』では完全な不在となり、続く『スペクター』では名前のみの登場にとどまりました。 ちょっとの登場でも、準主役級でも必ずや最高の働きをしてくれるジェフリー・ライトの登場を心から期待したいと思います。

8.上演時間の短縮

ダニエル・クレイグによって演じられた現在までの4本中3本が上演時間140分の大台に乗り上げています。ヒットした『カジノロワイヤル』や『スカイフォール』ではまあ妥当な長さに感じましたが、『スペクター』は最長の148分!長ければ良いと言うわけでは無いのです。 本当にその長さは必要だったのでしょうか?半分ぐらい過ぎないとマドレーヌもブロフェルドも出てこないし、モニカ・ベルッチのくだりをまるまるカットしてくれればそれだけで簡単に半分ぐらい上演時間は減らせたのでは無いかと疑問です。 『スペクター』で悪役ブロフェルドに関しては存在や設定が明かされたので次回はそこまで時間をかける必要は無く、すぐにストーリーの核心に迫っていけるのでは無いでしょうか。せいぜい120-130分ぐらいが見やすい長さでしょうね。

9.MI6のチームワーク

クレイグの007では彼のMI6の同僚達との関わるシーンがしばしば描かれてきました。そんなやりとりがけっこう楽しみだったりするものですよね。魅力的な役柄の助っ人達がいるからこそボンドの活躍が見れる訳です。 QがITや装備でボンドを後方支援、頼れるボスのM、そして何かと尽くしてくれるマニー・ペニーの存在がボンドにはついています。マニー・ペニーに関しては『スカイフォール』での失敗によりちょっと関係がぎくしゃくしている部分もあるかもしれませんがそこはまた4人でチームとして働く姿が見たいですね。 それぞれ演じる俳優達も優秀ですし、『ミッション・イン・ポッシブル』のようにストーリーに新たな展開と刺激を与えられるいいアイディアかも知れません。

10.完成度の高いCG加工

2億ドル以上もの予算があればほとんどのことが可能であるので、常に最新の技術を駆使して大作を生み出してきた007シリーズですが、もうちょっとビジュアル・エフェクトクオリティを上げられないものでしょうか。 ビルの爆破に巻き込まれるボンドのシーンや、雪山でのヘリコプターのシーンでは容易にダニエル・クレイグが緑一色のセットの中でむなしく演技をしている姿が容易に想像できます。 昔の映画ならまだしも、2015年の現在においてこの有様ではもっとお金をかけるか、他の特撮クルーを雇った方が懸命でしょう。

11.『カジノ・ロワイヤル』からの話がつながっている

007では、必ずしも前作と次回作がつながってストーリーが進む訳ではありません。続きとなり上手くいった例もあれば、辻褄が会わなくなって不自然になった例もあります。 しかし、今作ではブロフェルドの正体が明かされ、その説明のしかたはあんまり華麗では無かったものの、彼が『カジノロワイヤル』から始まったダニエル・クレイグの作品のほとんど全ての黒幕であったこと、また他の悪党達とのつながりがあったことが知らされました。 これだけで終わってもらっては困るのです。ここまで知らせたならば、もっと物語全ての壮大な全体像をはっきりさせてくれ!とファンならば思うはずです。(ヴェスパーとのことも気になりますしね!) さらに、25作目となる次回作がダニエル・クレイグのジェームス・ボンド見納めとなる可能性が非常に高く、終わり方はとても重要になってくるでしょう

12.ジョークはいらない。シリアスに!

『スペクター』の中で違和感を覚えた点は、ボンドの動作がやや昔の、少し“コミカル”なテイストが強かったことです。転落したと思ったらソファに着地したり、のろのろおじいちゃんにカーチェイスを’邪魔’されたりと... たしかに、昔からのハードコアなファンは懐かしみを覚えて喜ぶかもしれません。しかし、クレイグのボンドに慣れてきた観客にとってはもっと寡黙なボンドを期待しているのが大半でしょう。 おちゃめな面も無くはないですがその微妙なバランスがあるのです。次回作ではもっとシリアスなトーンの殺伐としたワイルドな007を見たいですね。

13.00〈ダブルオー〉エージェントの存在

『スペクター』では009の存在が明かされ、わくわくしました。その姿は見ることは出来なかったものの、他の00がいるとわかるだけでファンとしては興奮を隠せません。 ダブルオー伝説に関する更なる事実を知りたいものです。たとえば、25作目では敵として他の00が実際に登場するとか、仲間としてボンドを助けるとかいいですね。 すでにショーン・ビーンの回では006が出てきたりしたこともありますし、多分『スカイフォール』のシルヴァも元エージェントでしょう。他の人気のある俳優を配置したりしてもおもしろくなりそうです。他のエージェントの存在がボンドの存在感を邪魔するかも知れないと作り手側は懸念するかもしれませんが、ストーリーに刺激を与える良い作戦だと個人的には思います。 M、Q、マニー・ペニーとのチームに参加してくれたらまさにドリームチームとなるでしょう!

14.ユーモラスな商品宣伝を

ボンドムービーにて氾濫する“プロダクトプレースメント”はあまりにも有名です。ものすごくわざとらしく商品の宣伝が組み込まれているのに、ほとんどいつも映画の中のキャラクター達は滑稽に気づかないふりをしています。 『カジノロワイヤル』でのオメガに関するやりとりや、過去2本でボンドは必ずハイネケンを飲んでいることなど出てきているのでもう少しその点に関して観客を楽しませてほしいですね。たとえば、ボンドがビールを頼むとバーテンがハイネケンを切らしていると告げます。するとボンドはじゃあ何もいらないといって去っていくシーンがあったりなんてどうでしょうか。(だって、ハイネケン以外飲めないんですよね?)

15.スペクターに関する新事実

『スペクター』ではブロフェルドが逮捕されて終わっています。しかし、推測するに闇組織スペクターには今までに明かされている他にも、まだまだ悪い奴らがいるはずです。 スペクターからもう1人ぐらい新たな人物を投入し、ボンドの敵側に厚みを加えてもおもしろいでしょう。特に、話題性のある俳優を起用するのも良いかもしれません。我々がすでに知っているスペクターメンバーはほとんどがすでに死んでいるので、ここは新たな悪役とボンドの戦いが見たいですね。

16.納得のいくロマンスの結末

『スペクター』を観終わった後、これからどうなるんだろう?と疑問に感じることでしょう。ボンドとマドレーヌは2人して夕日に消えていきます。ブロフェルドは生きながらえ、きっとスペクターが次なる報復を考えているはずです。 1人の女性に人生を捧げるというのは何ともボンドらしく無いですが、もしかするとマドレーヌとの結婚もあり得るのでしょうか?結婚したとしても、マドレーヌが何者かに殺され、ボンドは望まざる形で復讐のため現場に復帰していくというストーリーが続きそうですけれども... クレイグ演じるボンドが完結するためにも原作とは違った展開での結末が次回作では待っているかもしれません。

17.仮題が『シャッターハンド』に決定!

そして遂に仮題が決定した事がThe Sunによって報じられました。仮題は『シャッターハンド』。直訳をそれば「影なる手」ですが、果たしてこのタイトルの深意はどうなるのでしょう? ただ、まだこれが原題として決定しているわけではありません。今後変更される可能性も未だ十分にあるのではないでしょうか?

18.『007』最新作の公開日は?

最新作の全米公開日は2019年11月8日だと発表されています。今までの通例にのっとると、ボンドの故郷であるイギリスではそれよりも早く公開されるので、急ピッチで制作を進める必要がありそうです。 今後の情報公開に期待しましょう。