1.映画好きの子供なら気づいていたかも!?『スペース・ジャム』
1997年公開ジョー・ピトカ監督『スペース・ジャム』より。
バスケットボール界のレジェンド、マイケル・ジョーダンが主演を務めた『スペース・ジャム』はアニメーションと実写が織り交ざった作品です。
上記の映像を見た子供は愉快なアニメキャラクターに夢中で映像に込められた意味など何も分かっていないはずです。しかし、映画を観て育った大人ならすぐにクエンティン・タランティーノ作品を思い出すはず。
この場面の音楽、キャラクターが着ている衣装など、クエンティン・タランティーノ監督作『パルプ・フィクション』のパロディであることは明らかです。
幼い頃にこの映画を観て、作中のパロディに気づいていたなら、相当ませた子供です。
2.5回名前を唱えると浮かんでくる言葉!?『シュレック』
2001年公開ドリームワークス作品『シュレック』より
『シュレック』のキャラクターのひとりファークアード卿、作中にこのキャラクターの名前がよく呼ばれる場面があります。5回連続早口でファックアードという言葉を繰り返してみてください。
するとファックワッド(fuckwad)と似た発音になると思います。
”wad”という言葉には精子という意味があります。
3.あからさまなメタファー!?『ブレイブ・リトル・トースター』
1987年ジェリー・リース監督『ブレイブ・リトル・トースター』より
今作のパソコンのディスプレイとマウスがかけ合いをする場面は子供が見れば単にパソコンが興奮しているようにしか思わないでしょう。
しかし、何かを感じながら身もだえるディスプレイ、絶頂に迎えた瞬間にプリントが飛び出すなど、大人が見れば何のメタファーなのか一瞬で気が付くはずです。
はっきり言って、SEXまたはマスターベーションにしか見えません。
4.ポルノのパロディシーン!?『カーズ』
2006年公開ジョン・ラセター監督『カーズ』より
ライトニング・マックイーンの大ファンのミアとティアがヘッドライトを点滅させる場面。これは素人女性が登場するアメリカのポルノビデオ『ガールズ・ゴーン・ワイルド』シリーズのパロディだと疑うファンがいるそうです。
5.クリストフが本当に聞きたかったこと!?『アナと雪の女王』
2014年公開ディズニーアニメーション『アナと雪の女王』より
クリストフがアナに婚約者のハンス王子についてパーソナルな質問を次々と投げかける場面、この場面は他よりも想像力が必要かもしれません。
クリストフはハンスの好きな食べ物、親友の名前などを尋ねた後、ハンズ王子の靴のサイズを聞きます。するとアナは“靴のサイズなんて関係ない”と今までにないほど素早く反応していました。
クリストフが本当に聞きたかったことは靴のサイズではなく、もっとパーソナルなことだったはずです。
一般的に足の大きな男性はアソコが大きいとされています。(諸説あり!?)
6.大人の想像力!?『ロジャー・ラビット』
1998年公開ロバート・ゼメキス監督『ロジャー・ラビット』より
ジェシカ・ラビットが“わたしほどラビットを愛した女性は今までいない。”と言う場面があります。 アメリカにはラビットバイブレーターという大人のおもちゃがあるため、大人は変な憶測をしてしまうようです。
7.ハネムーンは地球が揺れる!?『アラジン完結編 盗賊王の伝説』
1996年ディズニーのビデオ作品『アラジン完結編 盗賊王の伝説』より
アラジンとジャスミンが結婚式を挙げる場面、地震が発生して地球が大きく揺れるとジーニーがこう言います。“ハネムーンまで地球は動くべきじゃないよ。” 子供は気が付かないでしょうが、完全にSEXに関するジョークです。
8.悪趣味なお酒を使ったゲーム!?『Mr.インクレディブル』
2004年公開ピクサー作品『Mr.インクレディブル』より
Mr.インクレディブルがワゴン車を奪う場面。ワゴンに近づくと敵の兵士が街が破壊され人々が逃げ回る姿をモニターで監視中でした。一人の兵士がお酒のボトルの栓を開け、こう言います。“彼らが逃げ惑う度に、1ショットだ。” まるで大学生がお酒を使ったゲームをしているようでした。子供には少しブラックジョークが過ぎます。
9.最悪な味のお菓子!?『夢のチョコレート工場』
1971年メル・スチュアート監督『夢のチョコレート工場』より
『夢のチョコレート工場』はこのリストの中で最もお下劣なジョークかもしれません。 ウィリーウォンカがフレーバーの説明をする場面。ウォンカはスノズベリーのような味と表現します。スノズベリーは珍しい果物の名前ではありません。亀頭という意味になります。 つまりウィリーウォンカは亀頭味のお菓子を製造していたことになります。