クリスマスソングの隠れた10の事実

2017年7月6日更新

12月と言えばクリスマス!クリスマスソングのほとんどは何年も愛されている名曲達です。あったかいココアでも飲みながらクリスマスソングにまつわる10の秘密をのぞいて見てください。listverse.comよりご紹介いたします。

1.ケロッグタイガーの歌う『You’re A Mean One, Mr. Grinch』

ホラー映画のキング、ボリス・カーロフが声優をを務めたドクター・スースの名作『グリンチ』。しかし、カーロフは歌がめっきり苦手だったことから歌のシーンはコーンフレークのケロッグのタイガーでおなじみ、サール・レイブンズクロフトが歌っています。この事実は長年公表されていませんでした。レイブンズクロフトは他にもディズニーのカントリーベアの声を担当しています。これを知ってしまうと、ケロッグのCMを見る度にグリンチを思い出さずにはいられないでしょう。

2.ジングルベルは感謝祭用だった!?

ジングルベルと言えばクリスマス!ですよね?でも実は元々は感謝祭用にかかれた曲だったのです。ジョージア州とマサチューセッツ州のあたりで教会を営んでいた父の元で音楽を担当していたジェームス・ロード・ピアポントが感謝祭を祝う為に書き上げました。あまりにも世界的に有名になったが故、現在ではジョージア州サバンナとマサチューセッツ州メドフォードが曲の発祥の地がどちらなのかを巡って戦っています。

サバンナ側の言い分は、教会に集う子どもたちのために書いた曲があまりにも人気でクリスマスの歌集にも入れてほしいと言われたとのこと。対するメドフォード側はその地区で行われるソリの大会を見たピアポントがひらめいて曲を書き上げたのだ。と言っています。

ピアポントは1853年にサバンナに移住し、4年間を過ごした後に”One Horse Open Sleigh”を発表したのだとメドフォードに対し反論しています。軍配はジョージアにあがりそうでしょうか?

3.ジングルベル一番最初に宇宙で演奏された曲

1965年12月16日、宇宙船ジェミニ6-A号とジェミニ7号が宇宙で史上最も地球の軌道上で互いの宇宙船同士に接近をするという快挙が成し遂げられました(その距離約40センチ!)。その際に6-A号に乗船していた2人のパイロットがUFOを見たと証言、「人工衛星のような物体を確認、北から南に向かっている」と言った後なんとこっそり持っていたハーモニカとベルを出してジングルベルを演奏し周囲を驚かせたのでした。2人はこのときの為に練習を重ねていたらしく、宇宙で初めて演奏された曲目となりました。

4.ユダヤ人たちがクリスマスソングの定番を作った

”赤鼻のトナカイ”をはじめ、“Rockin’ Around The Christmas Tree” や “Holly Jolly Christmas”などみんなが知っているクリスマスソングは米音楽家ジョニー・マークスによって生み出されました。なんと、彼はユダヤ人なのです。だからと言ってマークスが熱心にクリスマスを祝ったりしたことは無いですし、クリスマスソングが有名になって名声を得たことに関してはあまり気にしていないようです。

1980年のインタビューで彼は「クリスマスソング作曲家として有名になることが望みだった訳ではない」ときっぱり言っています。普通の曲も作成しましたが泣かず飛ばず。

ユダヤ人によるクリスマスの名曲は珍しいものでは無く、”ホワイトクリスマス”も同じくユダヤ人であるアービング・バーリンによって世に送り出されたものです。”レット・イット・スノー”は200%ユダヤ人である2人組のデュオによってですし、歌手であるメル・トーメに至っては全編クリスマスソングのアルバムをリリースしています。

5.マフィアによって資金援助を受けた曲

歌手ルー・モンテが1960年にリリースした“Dominick The Donkey”。当時、曲自体はまずまずのヒットでしたが、51年後のイギリスにてBBCラジオが行ったDJクリス・モイルスによるこの曲の順位を押し上げようというキャンペーンによってiTunes3位を記録しヒット記録を更新しました。

この曲の制作秘話は一風変わっていて、イタリア人であるモンテは一二の勢力を争い、アメリカでも非常に大きな組織のギャング、ギャンビーノファミリーから支援を受けて世に出ることができました。当時のボスであるカルロ・ギャンビーノは新たな金儲けの手法を考えており、若手アーティストを支援して利益を得るという方法をとったのでした。彼らはアーティストを支援するということに慣れており、かの有名なフランク・シナトラもその一例だったと言われています。

6.平和のためのクリスマスソング

1962年に書かれた“Do You Hear What I Hear”、それ以来100人以上のアーティストにカバーされ愛されつづけている名曲です。この曲ももはやクリスマスの大定番でそれしか思いつきませんが、実際にノエル・レグネーとグロリア・シェインの夫妻がこの曲を作成した時は反戦歌として平和を祈る歌として書かれたものでした。歌詞の中にタコのようにしっぽを付けた大きな星というような一文がありますが、これは星では無くキューバからのミサイルを意味しています。

ハリー・シミオンによって1962年にリリースされることになるわけですが、その年のクリスマス前にはすでに25万枚を売り上げる大ヒットとなりました。

7.とっても古い起源を持つ”久しく待ちにし”

美しい賛美歌調のこの曲は18世紀に有名になりました。18世紀と聞くだけでもだいぶ古い印象を受けますが、実のところの起源はさらに古く9世紀にまで遡ります。歌詞の一番最初の一文は旧約聖書の詩編第137に関連してイスラエルへの服従が歌われています。グレゴリアン時代の教会の修道士が最初に歌にしたのであろうと推測することしか出来ず、作詞の出どころを追うのは困難です。

もともとラテン語であった歌を1851年にメイソン・ニールが英訳したことにより世界中に広まることとなります。賛美歌としてここまで世界的に広く知られ、1200年(またはそれ以上)ものあいだクリスマスに合わせて歌われいている歌も数少ないことでしょう。

8.クリスマスソングにサンタが登場するまで

クリスマスソングといえば、もともとはキリストの誕生を祝う歌であり、今日のようにサンタが登場して取り上げられるようになったのは意外にも現代の話なのです。ジングルベルの次ぐらいからある”屋根の上で”(原題:Up On The House Top)は1864年にベンジャミン・ハンビーによって作曲されました。その中でSt.ニックというサンタクロースが登場し、史上初サンタがクリスマスソングに現れることになりました。

彼のサンタ像はクレメント・C.ムーアによる”サンタクロースが来た”という詩からインスピレーションを得て書き上げて、ソリに乗ったり煙突から降りて行ったりする今日のサンタが出来上がりました。それまでのサンタが持っていたイメージとは異なるおちゃめで子どもたち想いの新しいサンタイメージとなったのでした。

9.獣医の歌うクリスマスソング

好まれないクリスマスソングのランキングがあったら間違いなくランクインするであろう”Grandma Got Run Over By A Reindeer”。1978年に音楽家ランディー・ブルックスによってジョークのような感じで作られたこの曲は、4000万枚の売上げを上げ世間を驚かせました。

ブルックスは夫婦デュオのエルモとパッツィーに歌を依頼しましたが、2人の歌がちまたで有名になり始めたあたりで2人は離婚してしまいました。夫であるエルモは資格を持つれっきとした獣医であり、獣医によって歌われている有名なクリスマスソングなんて珍しいですよね。

10.みんな大好きクリスマスソング!

ラジオがクリスマスソングを流す季節になると聴取率は約2倍にもなるらしいのです。2011年にアメリカ最大のラジオネットワーククリアチャンネルが所有する100もの局で12月に入ってからクリスマスソングを掛け始め、影響と利益を計測してみました結果です。

マライア・キャリーの”All I Want For Christmas Is You”が聞こえ始めたらクリスマスの準備ですね。2012年のニューヨークにおいて最も流された曲がマライアのクリスマスソングでした。

クリスマスソングなんて好きじゃない!という人もいるかもしれませんが、巨額マネーが動くビジネスが絡んでいますからこの世から消え去ることを期待するのはやめたほうがいいでしょうね。