ブラック・ウィドウについてあなたの知らない10のこと

2017年11月30日更新

マーベルシネマティックユニバースでは『アイアンマン2』で初登場、スカーレット・ヨハンソンが演じている大人気キャラクター、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ。今回はブラック・ウィドウについてあなたの知らない10のことを紹介します。

1.ナターシャは初代ブラック・ウィドウではない!?

『アベンジャーズ』などマーベルシネマティックユニバースに登場するブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフは初代ブラック・ウィドウではありません。 1940~1943年の間にマーベルコミックに登場したキャラクター、クレア・ヴォヤンが初代ブラック・ウィドウです。 冷徹な所などナターシャと同じような特徴がいくつかあるものの、クレアはスパイではありません。一度死亡した後、悪魔の力で息を吹き返したキャラクターです。 クレア・ヴォヤンは50年ほど姿を消していましたが、最近になり新たなコミックシリーズで復活を果たしています。 残念ながら、まだナターシャ・ロマノフと物語でクロスオーバーしたことはありませんが、新旧ブラック・ウィドウのバトルが繰り広げられる瞬間をファンは待ち望んでいるようです。

2. バレエレッスンがトレーニングメニューのひとつ!?

マーベルコミックのシリーズごとにナターシャが取り組むトレーニング方法は様々です。 初めてナターシャのオリジンストーリーが語られた時、バロン・フォン・ストラッカーに幼少期に誘拐されたナターシャは暗殺者としての様々なトレーニングと並行して、バレエのレッスンを受けていました。 後に語られたオリジンストーリーでは、ナターシャはソヴィエトのスパイ養成施設“レッド・ルーム”で育てられた人間兵器という設定に変わり、バレエのレッスンはしていません。 しかし、その時はボリショイバレエ団に所属してバレエを学んだという偽物の記憶が埋め込まれていたため、ブラック・ウィドウとバレエは切っても切り離せないもののようです。 『アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン』に二つのオリジンストーリーが混ざったような場面が登場します。

3.元々はヴィランだった!?

ブラック・ウィドウ(ナターシャ)といえば、マーベルコミックの中で有名なヒーローのひとりですが、初めはヴィランとして登場したキャラクターです。 ソビエトのスパイというバックグラウンドがあったため、シールズやアメリカのヒーローたちの脅威となっていました。 初期のミッションはアイアンマンやスパイダーマンを暗殺することです。 また、後にナターシャはホークアイと出逢い、恋に落ちることになりますが、ホークアイもヒーローではなくヴィランとして登場したキャラクターです。

4.お馴染みのコスチュームになるまで時間がかかった!?

ブラック・ウィドウはコミックのシリーズごとにいろいろと経歴が違うため、コスチュームの方向性が定まるまで紆余曲折があったキャラクターです。 スパイのキャラクターとして変装スキルは不可欠のはずですが、最初のコスチュームはカクテルドレスにヴェールがついたもの、スパイとして実用的なものではありませんでした。 ソビエトのスパイ時代から、アメリカに亡命するまでの数年間このコスチュームを愛用していました。 その後、黒髪にブルーのマントとマスクのコスチュームを経て、お馴染みの赤髪に黒いボディスーツ姿になりました。

5.キャプテン・アメリカと関係が深い!?

『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ』シリーズなどマーベルシネマティックユニバースの中ではブラック・ウィドウはキャプテン・アメリカとペアを組むことが多いキャラクターです。 コミックでは二人のコネクションがより深く描かれています。 まず、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウは共に政府が戦争のために作り上げた人間兵器という共通点があります。レッド・ルーム・アカデミーにいた時、ナターシャはキャプテン・アメリカと同じタイプのスーパーソルジャー血清を打たれていました。 また、ナターシャのトレーナーのひとりがバッキーことジェームズ・ブキャナン、キャプテン・アメリカの親友だった人物です。その時はすでに洗脳されてウインターソルジャーの状態、キャプテン・アメリカを倒すために日々ナターシャ・ロマノフを鍛えていました。

6.ナターシャは恋多き女!?

ナターシャはコミックの中でウインター・ソルジャー(バッキー)、ロシアのスパイのアレクセイ、ホーク・アイなど多くのキャラクターと恋愛関係になっています。 カリフォルニアにいた時はデアデビルと交際、短い期間ながらハーキュリースとも交際していました。 バッキーがキャプテン・アメリカを継いだ時にはふたりは復縁、映画ではハルクと良い雰囲気になっています。 ブラック・ウィドウは恋多きスーパーヒーローとして知られています。

7.エミリー・ブラントが演じる寸前だった!?

今ではスカーレット・ヨハンソンのナターシャ・ロマノフがすっかり板についていますが、スカーレット・ヨハンソンはブラック・ウィドウを演じる女優のファーストチョイスではありませんでした。 元々エミリー・ブラント(『サンシャイン・クリーニング』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』)が『アイアンマン2』でナターシャを演じる予定だったものの、スケジュールの関係でエミリー・ブラントは降板することになったそうです。 ちなみにエミリーが選んだ作品は『ガリバー旅行記』です。 また、ナタリー・ポートマン(『ブラック・スワン』)、アンジェリーナ・ジョリー(『チェンジ・リング』)などもブラック・ウィドウの候補だったと言われています。

8.ブラック・ウィドウがブラック・ウィドウを説得していた!?

初代ブラック・ウィドウ、クレア・ヴォヤンはナターシャと何も関係性がありませんが、90年代後半に登場したブラック・ウィドウ、エレーナ・ベロワはナターシャと同じ施設で訓練を受けたなどナターシャと関係が深い人物です。 エレーナは殺害の命令を受けてナターシャを追い続けることになります。 しかし、かつての自分の姿と重ね合わせたナターシャはエレーナが洗脳されていることに気づき、組織から離れるように説得します。 エレーナは後にキューバで引退、ビジネスウーマンとして新たな生活を送ることになります。

9.ブラック・ウィドウ主役の映画が計画されていた!?

『アイアンマン2』でスカーレット・ヨハンソンがブラック・ウィドウを演じることになるずっと前のこと、ブラック・ウィドウを主役とした映画が計画されていました。 2004年、映画会社ライオンズゲートから『X-men』シリーズの脚本家デヴィッド・ヘイターはブラック・ウィドウ映画の脚本執筆の依頼を受けていたそうです。 ヘイターはブラック・ウィドウのオリジンストーリーを中心とした脚本を書き上げ、ブラック・ウィドウが『キル・ビル』のブライド、『トゥーム・レイダー』ララに続く人気女性アクションキャラクターになると自信を持っていたようです。 しかし、『イーオン・フラックス』など女性キャラクターを主役としたアクション映画が立て続けに大コケしたことで計画は頓挫、女性のスーパーヒーロー映画を作る時期ではないとスタジオは判断しました。

10.映画では、ブラック・ウィドウのポテンシャルが発揮されていない!?

現在、最も知られているブラック・ウィドウはコミック版ではなく、『アベンジャーズ』など映画に登場したバージョンのブラック・ウィドウでしょう。映画でも格闘スキル、知性などヒーローとしてのポテンシャルをみせつけていたナターシャですが、コミックでのブラック・ウィドウのスキルやパワーは映画版の比ではありません。 説明したように、ナターシャはキャプテン・アメリカと同じタイプの血清を打たれているため、超人的なパワーを誇っています。さらに、ほとんどの毒や病気に対して免疫を持ち、老化は一般人よりも遅く進みます。 映画で見せているナターシャのスキルや能力はほんの一部、美しい容姿の中には信じられない力とポテンシャルが秘められています。