ルチオ・フルチの新デモンズ

ルチオ・フルチの新デモンズ

作品情報

原題 DEMONIA
製作国 イタリア

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
ゴア映画でおなじみルチオ・フルチ最晩年の作品。『ビヨンド』以降才能が枯渇したと言われていますが、少し違いました。
昔処刑された修道女が蘇ってやべえって感じの話。猫に目玉を抜かれたり、股が裂けたりとゴア描写におけるアイディアと勢いは全盛期そのままなのです(何を持って全盛期とするかは微妙ですが…)。本作は全盛期時代にサクサク片付けていた(というよりも映画が破綻するレベルで端折っていた)物語性を持っているのです。女の人が順序良く島に行き、島でオカルトな現象に出会い、怖がり…。いわゆる普通のホラー映画です。これがフルチにできるわけもなく、ダラダラと何の意味もない退屈な展開が続きます。フルチ本人も登場し、ヒゲを触りながら事件の解決に取り組みますが、このシーンが一番つまんねえとはどういうこっちゃい。アルジェントなどの劣化版と言えるでしょう。血が出りゃいいんですよ、フルチの映画は。本人がそれを一番分かっていないということでしょうか。
最後は口からトロマ汁出して終了です。なんじゃこりゃ。
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