ラビッド

ラビッド

作品情報

原題 Rabid
製作国 アメリカ・カナダ

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
クローネンバーグ監督の『スキャナーズ』『ヴィデオ・ドローム』は中期の監督作品だと言えます。初期の監督作品である本作は日本では鑑賞の機会が滅多になく、DVDが高値で取引されています。しかしようやく渋谷TSUTAYAでレンタルが開始されたので待ってましたとばかりに借りたわけです。危うく買っちゃうところでした。ところでクローネンバーグのデビュー作『ステレオ/均衡の遺失』はまだDVD化すらされてないはずです。(2015/02/05現在)
序盤から醸しだされる怪しげな雰囲気はクローネンバーグそのもので、その恐怖の対象となるべく謎もまたクローネンバーグそのものです。しかしこの映画、後半からゾンビ映画と化します。明らかに映画の毛色が変わるのでこりゃあ配給と揉めたな、と思わざるを得ません。そのためメッセージ性も陳腐なもので到底中期後期の作品には及ばないため初期として括ってよいと思います。とは言え、ゾンビ映画にしても彼の作風が存分に味わえる作品だと言えます。ゾンビ映画として再評価の流れがあっても良いのではないでしょうか。
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