ラブバトル

ラブバトル

作品情報

原題 Mes seances de lutte
製作年 2013年
日本劇場公開日 2015年4月4日
製作国 フランス
上映時間 99分

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
遺産問題で揉める女が近所に住む男と恋仲になる。
おそらく一般的な認識において、愛の媒介は言葉とセックスの二つであると言えます。本作では第三極として「バトル」が存在していることを明示しています。ある方向から見れば言葉とセックスの中間点になりうるかと思えば、それが途端にセックスよりも愛を雄弁に伝達するようになる。その三点を頂点で結び、面積を愛そのものとしたときの大きさと居心地の良さを二人の間で確かめ合っている。そんな映画です。つまり、僕もよくわかりません。最終的には二人がそのバランスをブラックボックスの中で探り合っているので、バトルすなわち暴力に傾いてしまった場合殺してしまうのではないか、という不安を抱えながらの鑑賞になり、それが映画的な面白みに繋がっています。
はじめのうちはお互いに相手を惚れさせるゲームをしているのかな、と思っていたのですが(少なくとも女の方はしていると思う)ちょっと違いました。バトルを始めるきっかけとでもいうのでしょうか。
バトルが混在する愛は熱情的に見えます。まるで仲の良い子犬がじゃれ合うかのように叩き合い、噛み合い、そしてセックスをする。泥セックス好き。時間経過とともに二人の体に生傷か見えますが、あれは本物なのでしょうか。
映画っ子に好かれそうな映画です。もれなく僕も大好きな映画です。なんだか愛をわかった風になることができます。
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