キャンディマン

キャンディマン

作品情報

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
クライヴ・パーカー原作製作によるキャンディマンは、鏡に向かってその名を5回言うと背後からドーーン!ギャーー!ってなるやつ。この手には珍しく顔出しというのが新鮮で、トニー・トッドの声も渋くて、やることはかなりエグい。特定の状況下で出る!とわかってるヤツほど、後々思い出して怖いんだよ。
スラム街のボロアパートや壁いっぱいのグラフィティなど、殺伐した時代を反映した独特のロケーションも禍々しい。単なる出会い頭のモンスターものでなく、ヒロインが狙われるのに理由があるし、民間伝承構造や集団心理を真面目に考察した説得力があるので、この展開とオチはなるほどなァと頷いた。アップデートされる都市伝説。都市型ホラー。子役や脇役がすごく不気味、フィリップ・グラスの音楽も良い。ホラーヒロインてギャル系が多いけど、ヴァージニア・マドセンは妙にアダルティなお色気だった。
1231netabareの感想・評価
ネット配信

゛血は流すためにあるのだ。゛

キャンディマン。声や身なりはセクシーで格好いいのだけれども、ヘレンを好きすぎるあまりの言動が変態のそれにしかみえない。「俺のものになれ。」だとか「キスをさせるのだ。」だとか迫りに迫りまくる姿は完全に危ない人です。いや、元々危ない人でしたか。
物語としては、中盤まではキャンディマンはほぼ登場せずキャンディマンの都市伝説を調査するシーンです。中盤以降になるとキャンディマンが登場します。全てはヘレンの妄想なのか?というホラーによくあるサスペンス的展開です。ちょっと理解に苦しむような描写がされるので脱落しかけました。
しかし、オチについては全くもって納得のオチです。期待していた通りヘレンが新たな都市伝説に成り下がる素敵な展開です。これ以外のオチであったなら凡作の域は出られなかったでしょう。ラストでぐんと評価が上がる一本でした。

ところで、ヘレン役のヴァージニア・マドセンはとてもキュートなのですが、この映画では大量の蜂を這わせられたり、燃やされたりと実に体を張った役をこなされていましたね。
southpumpkinの感想・評価
地味ながらかなり優秀なホラー映画といった感じ。キャンディマンについて調査をしていた女子大学院生にキャンディマンが襲い掛かります。「まあそういうこと」なんだろうなあ、と思っていたら「まあそういうこと」だったのですが、ちょっとうまいことできているのですごく良いなと思いました。ラストにはどちらにもとれるようなオチもかなりグッド。幽霊とか都市伝説とかの類はすべてこういう形で実在するのではないでしょうか。ただ主人公の女の執着する理由が「都市伝説を明かされそうだったから」というちょっと甘めな設定なのが気になりました。呪われるべきほど罪を犯したように見えません。そのせいもあってか最初の想定以上に振り切れた胸糞悪い展開でした。序盤や設定だけ見ればウェス・クレイヴンっぽさもあるのですが、全然異なる映画です。びっくりするくらい主人公の女の人がかわいそうです。
平日の朝、学校に行く前に見る映画ではありませんでした。
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