2018年5月7日更新

渋谷人は読めるのか?難読俳優王決定戦【Jake Gyllenhaalとは】

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KICCORIT 企画記事

渋谷の若者は読めるのか!?今一番“読めない”俳優だったのは?

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こんにちは、ciatr編集部です。ciatrを普段からご利用の皆さん、突然ですがクイズです。以下の俳優名、読めますか?

 “Jake Gyllenhaal” 
なんだお前、バカにしてんのか!?ジェイク・ギレンホールだろjk、と映画好きなciatrユーザーの皆様は思うかもしれません。

 ですが、冷静にめちゃくちゃ読みづらくないですか?映画にあんまり興味がない人は読めない人がほとんどではないのでしょうか?

 そんな素朴な疑問を解決すべく、本記事では「難読俳優王決定戦」と称して、渋谷のハチ公付近にいた若者に、読み方が難しそうな俳優名・監督名を読んでもらいました。

参加者はこちら

エントリーは以下の俳優・監督です。
 ジョン・ボイエガ(John Boyega)
 マーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)
 マシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)
 シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)
 ジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)
 ギョーム・カネ(Guillaume Canet) ヤン・シュバンクマイエル(Jan Švankmajer)

 ルールは簡単。ただ渋谷の人が一番英語名を読めなかった俳優を難読俳優王とします。

 さて、一番“読めない”俳優・監督は一体誰なのでしょうか。

6位 知名度が物を言ったのか、正解率20%

ジョン・ボイエガ(John Boyega)


ジョン・ボイエガ
©︎Dinendra Haria/WENN.com

シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)

シガニー・ウィーバー
©️Euan Cherry/WENN.com

15%、まさに20人に1人という正解率を叩き出したのが、近年ヒット作に多数出演している人気急上昇中俳優のジョン・ボイエガと、大御所女優のシガニー・ウィーバー。 ジョン・ボイエガは「スター・ウォーズ」新三部作や、デトロイト暴動を描いた映画『デトロイト』への出演など最近スクリーンで見かける機会が増えたものの、こんなに読まれるとは思いもしませんでした。読み間違いとしては、そのまんま読んだ「ジョン・ボヤガ」、「ジョン・ボヤージュ」などが多く見られました。ボヤージュがどこから来たのかは謎です。 一方同じく正解率15%で同率6位にランクインしたのは、代表作に『エイリアン』、『ゴーストバスターズ』などが挙げられる大御所女優のシガニー・ウィーバー。最近だと『レディガイ』の狂気に満ちた女医の演技などが記憶に新しい彼女ですが、意外と読みやすかったのか、正解率は高めでした。読み間違いも「シゴニー・ウェーバー」など少しかすったものが多く、「お、惜しい〜〜」とつい身悶えてしまいました。

5位 意外と読めないもんなんだなあ…。正解率17%

マーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)

マーティン・スコセッシ
©︎Ivan Nikolov/WENN.com

映画好きならおそらく一作は見たことあるだろう、大御所監督マーティン・スコセッシが5位にランクイン。 代表的な監督作として『タクシードライバー』、『グッドフェローズ』などの傑作を世に送り出し、近年だと『沈黙 -サイレンス-』などが公開されました。あまり映画を見ない人でも名前ぐらい聞いたことあるかな、と思ったのですが、なかなか読める人は現れず……。 衝撃的な読み間違い例だと、「マーチン・スコシーズ」などがありました。犬みたいですね。可愛いのでいいと思います。スコシーズ。

4位 「あ〜〜顔は見たことある!!」正解率13%

マシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)

マシュー・マコノヒー
©︎Nicky Nelson/WENN.com

正解率13%で4位にランクインしたのは、確かな役作りに定評のある俳優、マシュー・マコノヒー。代表作には『ダラスバイヤーズ・クラブ』や、大ヒットSF映画『インターステラー』などが挙げられます。 

正直、名前を知らなかったら読むのはかなり厳しいのではないでしょうか?特に「マコノヒー」の箇所は、「マクナウヒー」「マッカーニー」などの読み間違いが多く見られました。いやあ、難しいと思います。

納得の読み間違いです。 一方で、回答者に顔写真を見せると「あ〜見たことはある〜、けど名前知らなかった」などの反応が多かったのが意外でした。これを機会に覚えてもらえたら映画メディア冥利に尽きる、というものです。覚えて欲しいのでめちゃめちゃ念押ししておきました。

3位 いよいよ、渋谷人は諦めの境地へ。正解率10%

ジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)

ジェイク・ギレンホール
©WENN.com

映画ごとに全く異なる驚異の役作りを見せるカメレオン俳優こと、ジェイク・ギレンホール。「Gyllenhaal」はスウェーデン系の名前で綴りも難しく、国によっても読まれ方が異なり、まさに「難読俳優」ではないでしょうか。

 そのため判定が難しかったのですが、今回は日本で定着している「ギレンホール」、またアメリカでの一般的な読まれ方「ジレンホール」を正解とさせていただきました。その結果は正解率10%と、意外にも10人に1人は読めるというものに。 

ちなみにスウェーデンでの発音は「イエレンフーレヘイ」に近いらしいです。(wikipedia参照) もはや別人のような読まれ方ですね。ちなみにこの読み方をした人は1人もいませんでした。 そして、ここまでくると「もう全然読めない〜」と渋谷人、諦めの境地へ。突然色々読ませてしまって、すいません……。

2位 ファーストネームの読めなさは1位!正解率7%

ギョーム・カネ(Guillaume Canet)

ギョーム・カネ
©MAXPPP

さて、ついに正解率は一桁へ。堂々の2位ランクインしたのは、フランス出身の俳優・映画監督のギョーム・カネ。 

文豪エミール・ゾラを熱演した『セザンヌと過ごした時間』や、主演だけでなく脚本も担当した実話ベースの映画『世界にひとつの金メダル』などが代表作として挙げられる彼ですが、渋谷での知名度はイマイチだったのか、2位という結果に。 

中でもファーストネームの「Guillaume(ギョーム)」の読めなさは1位で、「ギラウメー」や「グイラウム」などたくさん珍回答を頂きました。編集部の1人が自信満々に本クイズに挑んだところ、このギョーム・カネで撃沈するという事態も。 爽やかな笑顔が魅力的なイケメン俳優ですので、知名度アップも含めてこれからの活躍に期待しましょう!


1位 さすがに難しい!!衝撃の正解率0%


ヤン・シュバンクマイエル(Jan Švankmajer)

さて、堂々の1位に輝いたのはチェコの監督、ヤン・シュバンクマイエル。正直彼の名前を知っていても回答できるかは疑問なところで、衝撃の正解率0%という数字を叩き出してしまいました。無理やり読ませた渋谷人の皆様、この場を借りてお詫び申し上げます。

 「読めないし、そもそもこれ何www」と笑いながら、「Š」の文字の上の記号を指差す人が多数発生指定しまいました。わかる、私もファンじゃなかったら絶対読めない。 

とはいえ、ストップモーションアニメーション描写を多く織り交ぜ、異様な世界観を作り上げるその独特の作家性から、一部の映画ファンの間では圧倒的な支持を受けている監督。好みは分かれますが、ぜひこれを機に一作ご覧になってみてください。個人的には最初は『アリス』、『ルナシー』などをおすすめします。

KICCORIT企画記事

渋谷ハチ公で聞き込みを行なった本企画ですが、なんと全問正解者ゼロ、という悲しい結果に終わりました。一番惜しくて1問間違い写真の五人組の方で、間違えたのはこのヤン・シュバンクマイエルでした。惜しい〜!!

名前は読めなくてもいい!ジェイク・ギレンホールが最新作で見せる最高の演技とは


ボストンストロング、ジェイク・ギレンホール
(c)2017 Stronger Film Holdings, LLC. All Rights Reserved. Motion Picture Artwork (c)2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

と、難読俳優王決定戦をお送りしました。ハチ公前で快くクイズにご参加いただきました渋谷人の方々、ご参加いただいた俳優・監督の方々、ありがとうございました! こんな記事お送りしておいてアレですが、ぶっちゃけ名前なんて読めなくていいと思います。名前がわからなくても、映画の面白さ、演技の素晴らしさは伝わるものですし、そこが映画の素晴らしいところの1つだと思うからです。 今回は3位という残念(?)な結果になってしまったジェイク・ギレンホールが主演を務める最新作『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』は、まさに名前なんて読めなくても楽しめること間違いなしな一作。

 本作は2013年に実際に起きたテロ事件、ボストンマラソン爆破テロ事件の英雄であるジェフ・ボーマンを描いた伝記映画です。両足を失いながらも犯人逮捕につながる重要な証言を行い、英雄とまで称されたジェフでしたが、実はクズ男でーー。 ジェイク・ギレンホールが俳優人生史上最高(最低?)のクズ男を演じたとされる本作ですが、彼は両足を失った現実に向き合い立ち直っていく様を熱演しています。
本作ではジェイクはジェフ・ボーマン本人に何度も会うことで、深く彼の人間性を理解し、ジェフ・ボーマン本人を圧倒的なリアル感をもって体現しました。まさに彼の俳優人生における集大成のような作品となっているんです!彼の持つ熱量はスクリーンの前のあなたにも絶対に届くはず。 本作『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』は、2018年5月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。ぜひスクリーンでジェイクの演じる最高のクズ男を見届けて!そしてあわよくば、彼の名前も読めるようになってくださいね(笑)!

提供:ポニーキャニオン