「なぜ夏が好き？」「鼻がニンジンなのはどうして？」短編映画『オラフの生まれた日』でその秘密が明らかに！

「アナと雪の女王」シリーズ最新作『オラフの生まれた日』は、彼がエルサの魔法で誕生し、アナたちと出会うまでの物語。「自分は何者なのか」「なぜ生きているのか」を探る彼の旅を知れば、オラフをますます好きになること間違いなし！ 本作はディズニー動画配信サービス「ディズニープラス」で、10月30日(金)から配信開始となります。 制作にはこれまでにも「アナ雪」シリーズに携わってきたスタッフが再集結。『アナと雪の女王2』の完成直後から本作の制作に取り掛かったとのことで、作品の世界観に没頭しテンションを保つことができたと語っています。 今回は、本作の配信開始に先立って行われた記者会見でスタッフが語った内容を織り交ぜつつ、その魅力を紹介しましょう。

アレンデール郊外の山の中、エルサの魔法によって命を宿した雪だるまのオラフ。本作は「アナ雪」では語られなかった彼の生い立ち、その秘密に迫る短編映画です。 脚本、監督を務めたダン・アブラムは会見で、本作のもとになったアイディアを明かしました。「僕がいつも持っていた疑問の一つは、“彼は夏に夢中だ。でも彼は、自分が溶けてしまうことを知らない。(中略)彼はどうやって夏がどういうものかを知るのか？彼は、作られたばかりなんだ”ということだった」 誰もが抱いたことがあるであろうこの疑問に、本作は納得のいく説明を用意してくれています。純粋で楽観的なオラフらしいその理由に、思わず微笑んでしまうでしょう。

実は本作では、「アナ雪」1作目に登場するロケーションが再利用されています。もちろん別の視点から描かれているので、映像自体は新しく作られていますが、あのときオラフはここにいたんだ！このシーンに関係していたんだ！と彼が確かに“生きている”こと、そしてオラフだけの物語があることに感動すら覚えます。これはぜひ『アナと雪の女王』と合わせて楽しんでほしい！ 彼がどうやって“夏”の存在を知って、あこがれるようになったのか。ニンジンの鼻を手に入れるまでにはどんなことがあったのか。本編でそれまでの経緯をチェックしてみてください。

『オラフの生まれた日』の制作には、これまでの「アナ雪」シリーズを手掛けた多くのスタッフが携わっています。彼らは本作の直前に制作された『アナと雪の女王2』にも参加していました。 配信開始に先立って行われた会見で、本作のクリエイティブ・コンサルタントであるピーター・デル・ヴェッチョは「映画を仕上げるのに使ったすべての技術や勢いを、そのまま短編に持ち込むことができたんだ」と語っています。 アニメーターとしてシリーズの多くの作品に携わってきたベッキー・ブレジーは、すぐに短編に着手することは「簡単だったわ」と笑いながらコメント。「(短編を制作することは)彼らともう少し多くの時間を一緒に過ごせるということ。だからとても興奮したわ。」と明かしました。 監督と脚本を務めたトレント・コリーは「アナ雪2」から長い間作品の世界に没頭していたため「短編の制作の最後の方で、僕たちは“誰か、他に何かアイディアはない？続けようよ。これをやり続けよう”っていう感じだった」とシリーズに対する思い入れを語っています。 シリーズのキャラクターやストーリーを知り尽くしているスタッフが制作したからこそ、『オラフの生まれた日』は魅力的な作品に仕上がっているのでしょう。

ディズニーアニメーション映画の楽しみ方の1つに、映像に隠されたネタ(イースターエッグ)を探す、というものがあります。もちろん本作にもさまざまなイースターエッグが登場。その1つは、予告編でも見ることができるアナの戴冠式のドレスです。 また、よく見るとディズニーのほかの作品のイースターエッグもあります。あるシーンでは『モアナと伝説の海』に関係するものが登場するので、ぜひ探してみてください！

人気キャラクター、オラフの誕生秘話が明らかになる『オラフの生まれた日』。シリーズ1作目『アナと雪の女王』のサイドストーリーとして、ぜひ合わせて楽しんでください！ 本作はディズニープラスで10月30日から独占配信。またディズニープラスでは、『アナと雪の女王』はもちろん『アナと雪の女王2』、短編映画『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』などシリーズ全作が見放題！この機会に一緒に鑑賞してみてはいかがでしょうか。

提供：ディズニープラス