2023年で一番COOL&エモなアニメ映画! 『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』がガチで良すぎた
皆さん「ミュータント・タートルズ」を知っていますか? 長年ポップアイコンとして世界中で世代を超えて愛されてきた4人のカメ忍者たち。アニメや映画は観たことがなくても、ファッションアイテムなどで見たことがある人も多いのでは? そんなタートルズの活躍を描く最新作『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』が9月22日に公開されます。 本作はアメリカで公開されるや否や、5日間で興行収入4310万ドル(約61億円)という大ヒットを叩き出しました。また、正直&辛口な批評で映画ファンの信頼を集めている、あのRottenTomatoesでも、脅威の批評家スコア97%!※9/19時点 なんでここまで大ヒット&高評価なんだ?と思いつつ、マスコミ試写会へ足を運んだciatr編集部。コテンパンにブチのめされました……。とにかくめちゃくちゃ笑えるし、可愛いし、オシャレだし、エモい! この記事では映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』の魅力を解説!また、最速一般試写会に参加した映画ファンからのアツすぎるコメントも併せて紹介します。今年ベスト級の一作です、絶対に見逃さないで!
今まで、ミュータントタートルズシリーズを観たことがなかったのですが、今作でタートルズたちのことが一気に大好きになりました!(10代女性)
めちゃくちゃ大満足!映像も音楽もカッコ良すぎる、何度でも細かいところまで観たい傑作!タートルズたちが可愛すぎる…。(20代男性)
世界観、良すぎ!映像、音楽、雰囲気、全てが唯一無二&超クールで超刺さる
まず、本作を語る上で外せないのは、その世界観。予告編を観てもらうとわかると思うんですが、本作のアニメーションはこれまでに観たことのない独特な手書き風アニメです。近年だと『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)の雰囲気が一番近そう。 初めての映像体験なので「楽しめるかなぁ」と心配に思う人もいるかもしれません。ciatr編集部が自信を持って保証します、大丈夫です。どちらかというと「アニメ」より「動くコミック」って表現がピッタリな映像で、全てのシーンがイラストとして完成されています。どのシーンで止めてもポスターになるぐらい、本当にオシャレ。タートルズたちの動き方も独特でコミカル、めちゃくちゃクセになる……!
そして、ぴょんぴょんと画面上を動き回るキャラクターたちだけでなく、背景も超クール。そこかしこに描かれたスタイリッシュなグラフィティ、煌びやかだけどどこか冷たさを感じるニューヨークの街並み、見るからにジメジメとしてそうな下水道など、作中に登場するすべての風景が独特なセンスで表現されています。
アニメ映画の映像革命だと思います。映像の立体感や奥行きの表現も凄かった!!(20代男性)
平面のイラストの様に見える場面もあれば、立体的に見える場面もあって、不思議な質感に惹き込まれました!(20代女性)
どのシーンを切り取ってもアート作品になるような芸術的な映像で素晴らしかった。(20代男性)
また、音楽は予告編でも使われているM.O.Pによる「Ante Up」をはじめ、90年代のヒップホップやR&Bなど、グルーヴ感のある楽曲が満載。クールな映像にめちゃくちゃマッチしていて、問答無用でアガっちゃう! 誰もが知る有名ヒップホップアーティスト・KREVAもインタビューで、「ヒップホップが生活にあった人が作ったようなサントラ」 「ヒップホップの使い方がスムーズ」と評価。 そんなオリジナルスコアを担当したのは、映画『ソウルフル・ワールド』(2020年)でアカデミー賞作曲賞を受賞したトレント・レズナー&アティカス・ロス。絶対に間違いない製作陣すぎる。 クールで斬新な映像と、絶対にアガる音楽のコラボレーションで生み出される世界観は唯一無二!言葉で説明するのが本当に難しいので、ぜひ映画館で体感してほしい!
手描きスタイルの作画が予想以上に良かった。アニメ映画界にムーブメントを起こしたと思います。バトルシーンで流れる音楽が一番印象に残っています。(20代男性)
BTSの「Butter」など誰しもが聞いたことがあるような曲もあり、思わず口ずさんでしまうぐらい世界観に引き込まれた!(10代女性)
これは推さざるを得ない!とにかくタートルズたちが可愛すぎる!超好き!!!
本作のタートルズたちは、とにかくとにかく可愛すぎる!!! 映画『ミュータント・タートルズ』(2014)&『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(2016)での、本物のカメに寄せたリアルすぎてもはや怖いタートルズも記憶に新しいですが、本作はとにかくアニメらしくてキュート。 リーダーのレオナルド、パワー担当のラファエロ、楽しいことが大好きなミケランジェロ、頭脳派のドナテロ。4人のタートルズのやりとりは、とにかくメチャクチャ騒がしい(笑) 4人で同時に喋りたいことを好き勝手に喋るもんだから、何言ってるのか大渋滞!会話の内容も「イケてる動画、撮ろうぜ〜!」とか「プロムに行ってみたい!」とか「あの子とデートしたい」とか、まさに高校生の会話ってカンジ。見た目はカメだけど、中身は等身大の無邪気な10代の男の子で、とにかく超愛おしいんです……。彼らがワチャワチャしてる様子、あと5時間見せてくれ〜〜!
いつものタートルズよりも全体的に幼いキャラクター達ということで可愛さ100倍!(20代男性)
タートルズくんたち、全員うるせええええええええ(褒めてる) このワチャワチャ感は紛れもない男子高校生なんだよな!(20代女性)
そして悶絶級に可愛いのが、本編序盤でタートルズたちの生い立ちが語られる回想シーンで登場する「ベイビー・タートルズ」は、とにかくかわいらしくて「かわいい」しか言えない……。語彙力返して……。 本作の日本語吹替には、レオナルド役に宮瀬琉弥、タートルズと出会うジャーナリスト志望の高校生エイプリル役に日向坂46の齊藤京子、ヴィランのスーパーフライ役に佐藤二朗と、若手や人気俳優らが集結。 ラファエロ役には土屋太鳳の弟でも知られている声優・土屋神葉、ミケランジェロ役には『チェンソーマン』主人公・デンジ役で知られる戸谷菊之介。さらには「ヒプノシスマイク」四十物十四役のキュートな声で人気を博した榊原優希がドナテロを演じるなど、メインキャスト級の豪華声優が集結! 映画ファンの中には「吹替は違和感があって苦手、字幕で観たい」という人もいるかもしれませんが、本作は違和感も一切ゼロ、キャラクターのビジュアルに吹替声優の演技が完璧にマッチ。むしろワチャワチャしたタートルズたちの会話を一番楽しめるのは吹替版かも!吹替、オススメです!
とにかく、タートルズやその他ミュータントの小さい時の姿が可愛すぎました……(20代女性)
それぞれセリフが被りながら掛け合いするシーンがとても多かったので、吹き替え必聴!(20代男性)
今回は割と若手の声優陣がタートルズのメンバーを務めていますが、あのティーンエイジャーな彼らを演じる上では適していたキャストだったと思う!(20代女性)
誰もが誰かに共感できるはず!ストーリー&登場人物の想いが激エモ
そして、本作のストーリーは、とにかくエモーショナル。安直かもしれませんが、見終わった後の気持ちはとにかく「エモい」んです。 本作の物語は、人間から身を隠して下水道で暮らしているタートルズが、とある目的を持って強盗などを繰り返すミュータント軍団を倒してヒーローになり、人間に受け入れてもらって「普通の高校生になる」ことを目指すというもの。 タートルズたちは幼い頃から、師匠であり父親代わりでもあるスプリンター先生から「人間は危険」と教えられ、人間から隠れてコッソリと暮らしてきました。ですが、中身はどこにでもいる普通の高校生。 スプリンター先生には秘密で人気アーティストのライブを見に行ったり、映画を見に行ったり。夢は高校に行くこと、普通の恋愛をすること。私たちが当たり前のように生きている毎日は彼らにとっての「叶わない夢」で、それでも「悪者を倒せば、高校通えるんじゃね!?」と無邪気に喜ぶ彼らの姿は少し切ない。
大満足です。ギャグになりすぎず、かと言ってシリアスになりすぎず、バランスが丁度よいなと感じました。(20代男性)
スプリンター先生が息子達のためなら!と最後まで頑張っているところ、本物の親子ではないけれど最終的に家族を信じあっているところが印象に残っていてお気に入り(10代女性)
そんなタートルズが立ち向かうのは、ミュータントで構成された犯罪組織。しかし、悪事を繰り返すミュータントたちにも、実は悲しい過去がありました。 タートルズが人間から隠れて暮らしていたのは、人間に迫害されたスプリンター先生の過去の教訓からですが、人間からの迫害を受けて辛い思いをしたのはヴィランであるスーパーフライたちも同じだったのです。 中身は同じなのに見た目が違うという理由だけで社会からつまはじきにされてしまったマイノリティーたち。ここまでの辛い思いを筆者はしたことはありませんが、誰もが多かれ少なかれ社会に対して寂しい気持ちや、他人に受け入れてもらえないもどかしさを感じたことはあるはず。 彼らの葛藤や苦しさはメチャクチャ共感できたし、ラストは思わず目頭が熱くなりました。きっと誰もが、登場人物の誰かに共感できる、そんな物語なのです。
ヴィラン側のミュータントたちにもそれぞれに事情があって、きちんと共感できてしまった。辛かったよね……。(10代男性)
ティーンエイジャーのタートルズが人気者になるために夢を描いてスーパーフライを倒しに行くストーリーにとても感動しました。(10代女性)
正に青春群像劇。ティーンエイジャーだからこそ出来たストーリーだと思う。(20代男性)
「人間に好きになってほしい」という大きな夢も、同じ思いで一生懸命になれる兄弟や仲間と一緒なら実現できるんだ!とすごく勇気をもらえた(20代女性)
マジのガチで傑作なので観てほしい!映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』は2023年9月22日公開
超キュートなタートルズの大活躍を描く『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』は、おしゃれでクールな映像や音楽、キャラクターのかわいらしさ、そしてエモいストーリーで、子供から大人まで誰もが共感して熱狂できる間違いない傑作。 『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』は2023年9月22日公開です!ぜひ劇場でタートルズたちの大冒険を見届けて!カワバンガ!
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