私の少女時代

私の少女時代

作品情報

原題 我的少女时代
日本劇場公開日 2012年10月6日
製作国 中国

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
 シネ・ヌーヴォの「中国映画の全貌2012-3」で鑑賞。張海迪の自伝的小説『車椅子の上の夢』を、張自身が脚本を担当して映画化したもの。映画冒頭と末尾では、張自身が車を運転している姿が描かれる。彼女は下半身に障害を持ち、自分で歩くこともできないのだが、学校には通わずに独学で医学を学び、下放先でも村民に診察を行ったという。後に執筆活動も行うようになり、作家としても知られている人物である。
 しかし、映画としては退屈極まりない。文革、下放、村民との交流などというテーマの映画はこれまでも山のように作られてきたが、それらと比べても陳腐(ロケは山西省)。政治的にも踏み込んだ内容があるわけでもなく、映像もどうということはない。いきなり(歩けないはずの)ヒロインが野原を駆け巡るイメージ映像とか、これが21世紀に作られた映画とは思えないような代物。どうしてこれが日本で公開されることになったのか、首を傾げざるを得ない。あと、ヒロインの女の子の甘えたような話し方も、ちょっと耳障り。
 ところで、『車椅子の上の夢』、1994年に日本語訳が出ていたんですね。 http://www.amazon.co.jp/dp/4105290010
(訳者の飯塚陽氏は飯塚容氏とは別人。)
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