花好月圓

花好月圓

作品情報

原題 花好月圓 ( Elixir of love )
製作国 香港

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
 台湾製DVDで鑑賞。1962年香港キャセイ製作の映画。今日は中秋節、何か月と関係あるものを、と思い、これを。だが、この映画は別名『新玉堂春』。京劇などで有名な『玉堂春』の話をリメイクしたものだ。
 偶然ながら、若旦那(ここでは王景隆ではなく李景山とされる)が、杭州の町に遊びに出て妓女のヒロイン(ここでは玉堂春でも蘇三でもなく雲中仙とされる)と出会うのが中秋節とされている。男主人公が三万両を使い切り、乞食同然の姿に身をやつすところ、そして奮起して科挙に合格、状元となるところは原作と一致している。一方、雲中仙は李景山が帰郷した後、雇い主を訴えて三年間は客を取らなくてよい旨の判決を得たり、またそれにも関わらず沈洪(ここでは沈良)に嫁がされそうになるが逃げ出し、沈良も殺されずヒロインも殺人罪に問われない、といったところは原作とは異なる。もちろんヒロインが捕まって護送されるようなシーンもない。
 ヒロインを演じる葉楓はキャセイを代表する女優で、美人で歌もうまくパーフェクトな女性なのだが、葛蘭と尤敏に挟まれ、損をしているかもしれない(この三者が共演した『星星月亮太陽』は必見。強いタイプに見える葉楓は当然月ではなく太陽役だが)。で、強い現代女性を演じるのが得意の彼女、時代劇(古装戯)はやや魅力を発揮できていないかもしれない。が、これはこれで悪くない。特記すべきは彼女の歌。葛蘭の影であまり知られていないが、彼...
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