奇跡の2000マイル

奇跡の2000マイル

作品情報

原題 Tracks
製作年 2013年
日本劇場公開日 2015年7月18日
製作国 オーストラリア
上映時間 112分

あらすじ

砂埃が舞うオーストラリア中央部の町アリス・スプリングス。うまくいかない人生に変化を求め、家族や友だちから離れて、たったひとり都会からこの町にやってきた24歳の女性ロビン。彼女がこの地を訪れた目的は、とてつもなく広大な西部の砂漠地帯を踏破し、インド洋を目指す冒険の旅に出ること。町のパブで働きながら牧場でラクダの調教を学び、旅の準備を整えたロビンは、荷物持ちとなる4頭のラクダと、いつも心の支えになってくれる愛犬を引き連れて、いよいよ町を出発。圧倒的な大自然のなかを、自らの足でしっかりと大地を踏みしめて一歩ずつ前進していく。 やがてこの波乱に満ちた旅の道程で、ロビンは一生の宝物になるような出会いと経験を重ねていくのだった…。

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
ラクダ4頭と犬1匹を連れてオーストラリアを横断した女性の実話。彼女は最初からやる気満々でラクダの扱いなど準備万端。どうやって食い繋いだりどんなスキルを発揮するかと期待すれば、そんな詳細は今更語るまでもないとばかりにあっさり省かれる(何せ、あの砂漠に定住してる人だって充分過酷だ…)。途中にある大きな危機や出会いや別れも通過点に過ぎず、ひたすら荒涼とした黄色い大地が続き、地平線に日が暮れては明けていく。過酷なサヴァイバルよりペシミスティックな詩情が漂うのは70年代という時代のせいか。一体いつ終わるんだ?という旅の途方もなさを感じさせるし、次第にそのペースが別の意味でトリップ映画にもなってくる。そもそも動機とか目的とか、考えても後付けでしかない。荒野にミア・ワシコウスカちゃんの乾いた個性が堂々として(ご本人に似てた!)、ポイント毎に顔を出す写真家アダム・ドライヴァーの愛想笑い最高。砂漠で鳴る目覚まし時計も面白いし、全編をシームレスに静かに導く音楽がすごく良かった。そして青く澄んだ海の爽快感!
lessmoreの感想・評価
都会の不純や矛盾、利己的な不条理を感じる事ができて、争う事は避けたいのがロビンだろう。
しかし、求めるものはある。
人間社会とは違う、大自然に答えを求めて旅へ

自然に身を置く先住民族とのふれあい
言葉などではない信頼感
生まれも育ちも、そもそも境遇が違っている
自然に挑むものと自然に身を置くもの

何度も後悔しながらも乗り越えていく人生を表現した作品

ベストセラー作家になったロビンはどのような生き方をしているのだろうか?
acornkorokoroの感想・評価
1つの場所に行き詰まったら思い切って飛び出すこと。

この旅は美しき不毛の地を見せてくれるでしょう

旅の終わりの画面に映り込んでくる青の美しさ。
旅に出たくなり、ざわつき始めました。
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