日本で一番悪い奴ら

日本で一番悪い奴ら

作品情報

製作年 2016年
日本劇場公開日 2016年6月25日
製作国 日本
上映時間 135分

あらすじ

大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、所内随一の敏腕刑事・村井から刑事の“イロハ”を叩きこまれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、S(スパイ)をつくれ。」というものであった。言われるがままに“S”を率い、「正義の味方、悪を断つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが……。

新着感想・ネタバレ

Tomo_Hayakawaの感想・評価
映画館
domax1211の感想・評価
楽天地シネマズ錦糸町@'16.07.07
____RiN____の感想・評価
『ハサミとなんとかは使いよう』

少年漫画とかのヒーローって大抵思いっきりバカですけど、今作の主人公の諸星も、そりゃもうびっくりするくらいのバカです。めっちゃ柔道強いけど、めっちゃ体育会系でめっちゃバカ。ちょっといっちゃってるんじゃないの?くらいのバカ。極め付けは、上下関係にめちゃくちゃ弱い。
この映画は、大筋を荒っぽく説明すると、「バカが上手く機能するのってなんで悪い現場ばっかりなんだろう」って話になります。

「ポチの告白」ってマイナーな映画があります。結構無理な取材と言っちゃいけないことにまみれた一級の「日本最大のヤクザ」なケイサツエンターテイメントなんで是非見て欲しいんですけど(某巨大無料動画チューブで見られた気がする)、観た後にケイサツへの不信感でどうにかなりそうな映画なんですけど、いかんせん長くて真面目でお堅いんですよ。でももちろんそれだけの深さと重さを持っています。
それをね、エンターテイメントにしてくれたのが今作。道警って限られた組織の話ですが、一事が万事、こういうのは細部を見れば大筋の予想がついてしまうものです。怖い。

映画の作りも、ハイテンションでエロくてバイオレンスで、何より綾野剛さんのキマった演技が光りましたね。(相変わらず滑舌悪いけど、そこはこの際見なかったことにしよう。)
さらに、タロウちゃんのあの涙はなかなか泣かされます。

だからこそ、所々本業の俳優でない方のお粗末さが目に付いたり、あまりにミクロな視点すぎるところに惜しさを感じたりもしたのですが、この手の作品を全国公開のエンターテインメントに仕上げたのはなかなか勇気のいることだったのではないでしょうか、天晴れ。
ciatrをフォロー: