マザーズ・アンド・ドーターズ (原題)

マザーズ・アンド・ドーターズ (原題)

作品情報

原題 mothers and daughters
製作年 2016年
製作国 アメリカ
上映時間 90分

新着感想・ネタバレ

HMworldtravellerの感想・評価
シンガポール航空機内で鑑賞。

5組の母と娘の関係を描く群像劇。

異論も多々あると思うけど、母と娘の関係は、母と息子、父と娘、父と息子の関係に比べると、良くも悪くも理性よりは感情で、表層よりは深層心理の部分で 繋がっている気がする。まるで振り子が共鳴するように、共通点の多い人生を歩むにしろ 母を反面教師として真逆の生き方を選ぶにしろ、娘は母の生き方や考え方に影響されやすい。 そんなことを思い起こさせる映画だ。

どの母にもどの娘にも それぞれの事情や実現させたい夢があり、だけど母の視点と娘の視点は必ずしも一致しない。娘を思う母の気持ち。心配や期待が 時に過干渉になる。母の言葉を煙たがる娘の気持ち。でも 心のどこかにある認めてもらいたいという欲求。

母親というのは娘を生むと、まるで自分の分身のように感じる傾向があるという。出産の痛みを知ることのできる女という性から 生まれ出る同性の子供。それが娘。だから母と娘の関係は 切っても切れないものなのだろう。

普遍的なテーマを群像劇にして 様々な人のドラマを見ると その疑似体験効果なのか、不思議と自分のことを冷静に振り返れることがある。本作は短めの時間の中に複数の親子のストーリーを詰め込んだ結果 1つ1つが薄味になってしまい 、ドラマ全体への感情移入はできなかったのだけど、散りばめられたピースの幾つかに、うなずき、共感し、自分に当てはめて考えることを促がされた。

She always stands by you.
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