
『ファイナル・デッドサーキット 3D』のスタッフ・キャスト
『ファイナル・デッドサーキット 3D』の感想・評価・ネタバレ
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シリーズ4作目。ここまで新規性、進歩性薄いシリーズも珍しいのではないでしょうか。今度はサーキット場での不幸な事故を回避した人々が死から逃れられなくなってしまう、というもの。本作から(なぜか)3D作品となっています。一つだけ面白かったのが映画館のシーンでしょうか。劇中でも登場人物が3D映画作品を鑑賞しており、現実との見境があやふやになる点は確かに目新しかった。その他は全く面白くありません。相変わらずピタゴラスイッチのように人が死んでいきます。 映画において「死」とはなんなのでしょうか。「死」は目的ではなく手段であると考えます。「死」によって「生」が相対的に輝いて見えるのです。ホラー映画における「死」も「生」への渇望(=恐怖)こそが本質です。何が言いたいかというと、「死」が目的となっている本作は単に不謹慎にだけ見えるお粗末なものと言えます。僕もこういう映画を楽しんでいた時代があったので全否定こそしませんけども、しかし楽しんでいる人にはもっといろいろな映画をお勧めしたいです。
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安定のシリーズ
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レンタルで観たので、3Dが堪能できなかったのが残念。