バルカン超特急

バルカン超特急

The Lady Vanishes
1938年製作 イギリス 97分 1976年11月20日上映
rating 3.9 3.9
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『バルカン超特急』とは

アルフレッド・ヒッチコック監督が送るサスペンス映画。密室の列車内を舞台に、謎の失踪事件に巻き込まれたヒロインを描いた。出演は『愛の物語』のマーガレット・ロックウッド、『卑怯者』のマイケル・レッドグレーヴ、『ラインの監視』のポール・ルーカスほか。密室を生かしたトリック、見えない犯人に対する恐怖、巧みな心理描写、小道具の使いこなし、ユーモアとロマンスなどヒッチコックらしさが存分に感じられる作品であり、公開当時は映画批評家たちからも絶賛を浴びた。イギリス時代のヒッチコックを代表する作品である。なお日本で公開されたのはイギリス公開から40年近く経った1976年。

『バルカン超特急』のあらすじ

バルカン半島の避暑地バンドリカからロンドンに帰る列車に乗ったアイリスは、ミス・フロイという老女と偶然にも同室となった。しかし、アイリスが一眠りして起きると、ミス・フロイは忽然と消えていたのである。アイリスは列車内を探し回るが見つからず、車掌や乗客たちに尋ねるも取り合ってもらえず、それでも「ミス・フロイは居た」と断言する彼女であったが、誰も信じて貰えず、乗り合わせていた医師には前日に負った頭の怪我のせいだと決めつけられてしまうのであった。事故なのか事件なのか?アイリスは他の乗客に妨害されながらも失踪の謎を追及する。

『バルカン超特急』のスタッフ・キャスト

『バルカン超特急』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2019年3月24日

    仲良くなったお婆さんと一緒に列車に乗った女、ふと目を離した隙にお婆さんは忽然と姿を消していた…。目撃したはずの乗客も誰も見ていないと言う…。 ヒッチコックはサスペンス映画の帝王なので、もうこのパターンのサスペンスは何度も何度も撮られており、この作品単体としてのインパクトは正直に言うと色褪せています。ですがさすがは元祖、十分に鑑賞に耐えうるのです。3,4周回って逆に真相がわかりにくくなっているかも。謎解きをしながらも楽しめます。本作での見どころはなによりヒッチコックによるコメディセンス。なんとなく吹き替えで鑑賞したのですが、このせいもあってかテンポの良い会話劇とクスクス笑わせにくる展開はとても面白い。格闘シーンもありますがどこか可笑しく、銃撃シーンも気が抜けてよろしい。ヒッチコックのイギリス時代の作品ですが、自国のイギリスを皮肉るような設定もあり(あのクリケット大好きおじさん二人組が好き)笑えます。

  • けんしろー
    けんしろー 4 2018年7月14日

    列車に乗る前にヒロインが上から落ちて来たものにまともにあたり気を失う。個室にいた優しいおばさんと意気投合。眠った後、おばさんは消えていた。見たはずの人間も知らないと言う。途中までフライトプランを思い出した。面白かったわ!

  • Yamanaka  Akira
    Yamanaka Akira 3 2015年12月6日

    ヒッチコックのイギリス時代の作品。イギリス人らしいキャラクターでなかなかよかった。途中まではぐいぐい引き込まれたが、最後があっさりしすぎてた気がしないでも…

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