『脚の生えたおたまじゃくし』のスタッフ・キャスト
『脚の生えたおたまじゃくし』の感想・評価・ネタバレ
-
2009年作。ハートフル青春コメディ、と言えばいいのか。どこか芝居を見ているような感覚。非常に狭い範囲の出来事で、ノリは自主制作に近い。決して男前とはいえない、不器用で頭の悪い主役を務めた前野朋哉は本作品の監督と脚本を兼ねているが、自身の役者としてのキャラクターをよく理解しているな、と。好き嫌いが分かれそうではあるが、面白かったです。 DVDに同時収録の『GO GO まりこ』という短編も同様に彼が監督、脚本だが、こちらも同じようなノリでよく出来ている。調べてみればまだ27歳と若いが、監督としてのカラーが既に出来上がっているようです。役者としてはメジャーな作品にちょいちょい出ているようだけど、ガッツリ長編を監督したものが観てみたいと思いました。 http://www.toenta.co.jp/dvd/ashitama/
-
またしても冴えない男子高校生が主人公の映画です。 なんせ『桐島、部活やめるってよ』で「おっまた~」とか気の抜けることばかり抜かしていた映画部員・武文役を演じていた前野朋哉が主人公。 (主演だけでなく監督・脚本も手掛けてるというのがすごい) 『桐島~』並みのパッとしない高校生活を送る主人公・とおるは、3年生にしてずっと想いを寄せていた地味な感じの女の子・川島さんと念願の同じクラスになる。 女の子となんてほとんど話したことのないとおるは、変わり者の家庭教師のアドバイスを鵜呑みにして間違った方向に頑張ってしまう。 そのせいでなぜか川島さんはヤンキーに・・・ 純愛ラブストーリー(仮)です。 おもしろかったです。