パラダイス 希望

Paradies: Hoffnung
オーストリア
rating 3.3 3.3
2 10

「パラダイス 希望」のスタッフ・キャスト

「パラダイス 希望」の感想・評価・ネタバレ

  • mazda620
    mazda620 3.5 2016年1月19日

    性欲に求める形を愛、希望、神 それぞれをテーマにして描いたパラダイス三部作。性欲に希望を求める娘の話。 夏休み、でぶっちょキッズ達がダイエットトレーニングする合宿にあまり乗り気じゃないまま参加した先で、合宿先の保健室のダンディなおっさん先生に13歳処女の彼女は恋をする。 なんだこの地味おしゃれ映画、ムチムチの太ももにお肉がたれたおなかのキッズ達の水着姿、水泳授業、ぽっちゃりが一列に並んでるだけなのに、この妙なおしゃれ感はどこからくるんだろう。合宿所の芝生の真ん中で整列して「幸せなら手を叩こう」の替え歌「幸せなら脂肪を叩こう」と唄い腹をたたくというトレーニング、シュ、シュールすぎる。。。!!! でぶっちょガールズ達の女子トークに掻き立てられて先生へのきもちもすごく高まる彼女。先生は正直彼女をどう思ってそんな目で見るのかわからないけど間違いなくデブ専なんだろうな、、とは確信できる。。 主人公の子はあんまり可愛くないうえに、外人あるあるのとても中学生には見えない見た目なんだけど、先生に会う前に髪とかチェックしてウキウキしてるとこみてると、普通に恋する純粋中学生で、めっちゃ可愛くみえてくる不思議。でぶっちょって見てるうちにじわじわ愛着がわいてくる。先生も正直彼女が好きというより、この愛着みたいなきもちに近いと思う。 周りは同年代と恋愛する中で歳の離れた合宿所の先生を好きになるというダメなことだからこそ惹かれてしまう、ましてやそんな可能性の低い相手とわかっていても、先生の思わせぶりな態度に脈アリかもと期待を抱く彼女は、先生の気を惹こうとあれこれ駆け引きをする、彼女の欲望は全て希望に溢れてる。恋愛は1つの関係に答えがでるまでの過程が一番楽しい、まさにパラダイス。けど結局その希望は自分の中で勝手に抱いた憶測でしかない、希望を抱いてる自分に自惚れしてるみたい。この映画に希望はない。