グッバイ、サマー

MICROBE ET GASOIL / MICROBE & GASOLINE
2015年 フランス 104分
rating 4 4
8 27

「グッバイ、サマー」のあらすじ

14歳。子供でもない、大人でもない狭間の時期。画家を目指すダニエルは沢山の悩みを抱えていた。 中学生になっても女の子のような容姿で、クラスメイトからミクロ(チビ)と呼ばれて馬鹿にされており、恋するローラにはまったく相手にされていない。おまけに母親は過干渉で、兄貴は暴力的なパンク野郎だ。誰も本当の自分を理解してくれる人はいない……。 そんなある日、ダニエルのクラスに変わり者の転校生がやってくる。名前はテオ。目立ちたがり屋で、自分で改造した奇妙な自転車を乗り回し、家の稼業のせいで身体からガソリンの匂いを漂わせている。周囲から浮いた存在のダニエルとテオは意気投合し、やがて親友同士になっていく。学校や家族、そして仲間達、みんなが二人を枠にはめて管理しようとしてくる。息苦しくて、うんざりするような毎日から脱出するため、彼らは“ある計画”を考え付く。それは、スクラップを集めて〝夢の車”を作り、夏休みに旅に出ることだった―。

「グッバイ、サマー」のスタッフ・キャスト

「グッバイ、サマー」の感想・評価・ネタバレ

  • ryoc_tea
    ryoc_tea 3.5 3月31日

    目黒シネマ 14歳の青春といった感じ

  • mandarin100
    mandarin100 0 2016年10月29日

    216.10.14

  • mazda620
    mazda620 4 2016年10月24日

    14歳の男の子2人が自分達でクルマを手作りして夏休みに大冒険!! まっすぐでキラキラした子供心に溢れた映画というのは、無条件に好きシリーズの1つ。このたった一夏の時間を死ぬまで彼等は忘れないんだろう。一生の宝物になるんだろう。懐かしいきもち、見守りたくなるあたたかいきもち、この包まれるような優しい感覚が幸せだからこどもが主人公の映画は大好きだ。 思春期まっさかりで、まだまだ子供だけど、自立したいきもちがチラチラしてる。周りと違う自分でありたいのに、周りからの目線は気にしちゃう。汚れのない純粋な心で自分の力を信じてるから無茶な冒険したくなる。 ある視点から見れば、ただの遊びで、子供の思いつきで、無駄な時間 に思えるかもしれない。それでもそのただの遊びは彼等が成長するきっかけになり、ただの思いつきはきっかけに繋げるひらめきになり、無駄な時間は人生にとって大切な時間になる。 その瞬間は無邪気に楽しい方角へ進んでいるだけで、今後どんな影響になるかなんて考えもしてないけど、振り返った時にすごく自分にとって必要なものになってる。 みんな大人になるけどそういう子供の感覚は焼きつくように残ってるはず。頑固なお父さんも心配性のお母さんもみんなみんな子供だった。シアター中みんな、子供だった瞬間があった。そんなことを想像する。ここを通らなければ大人にはなれないのだから。 この映画自体が彼等と同じ。感じることはあっても、頭をつかってみる映画ではなく、頭を空っぽにして見てるだけで楽しくて、見終えたあとにいろんな考えが込み上げる。結果としてすごい深い冒険だったなあって、思い出した瞬間に強く実感する。映画の中に大人の感覚は描かれないのに、この映画が伝えたいのは大人の感覚だったように思う。忘れてはいけないこと、というよりも忘れられないこと、観る私たちが大人だからこそこの映画に情緒的になる。 お母さん役がオドレイ・トトゥなのが素晴らしいセンス。今作のお母さんと女の子というべき女性アメリ、キャラクターはまったく違うけど昔のことのようにアメリを思い出す。子供心にあふれたキラキラした女性。宝物、こだわり、人生に必要ないようで、自分が生きているうえでのヒントになる。この映画とすごく感覚的に重なるものがあった。そしてそのおかげで、まったく描かれないはずのでてくる大人たちの子供の頃を自然と想像することができる。 いつまでも子供じゃいられないけど、絶対離せない宝物というのは大人とか子供とか関係ないと思う。 夏の終わりに観るというタイミングから映画の出来まで、あらゆることがワクワクの仕掛けみたいだった。せっかく涼しくなったのにまた暑くなっちゃったなあ〜と思いながら観に来た映画、見終えてその暑さが愛おしくなった。タイトルのまんまのきもちで映画館をあとにした。急に恋しい。