
『コロニア』のあらすじ
1973年9月11日。フライトでチリを訪れたドイツのキャビンアテンダント・レナは、恋人でジャーナリストのダニエルとつかの間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如チリ軍部によるクーデターが発生。ダニエルは反体制勢力として捕らわれてしまう。レナは、彼が慈善団体施設"コロニア・ディグニダ"に送られたことをつきとめるが、そこは"教皇"と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが独裁政権と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する"脱出不可能"な場所だった。誰の助けも得ることができない...レナはダニエルを助け出すため、ひとりコロニアに潜入することを決める。はたして、彼女は恋人とともにここから脱出することができるのか。
『コロニア』のスタッフ・キャスト
『コロニア』の感想・評価・ネタバレ
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5/21
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1973年、アジェンダ、ピノチェト、まさかの実話。
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「アルゴ」っぽい。エマワトソンは子役から立派な女優に成長したなと思う。時代背景が自分が生まれたくらいの時期で実話をもとに作られていてこんな残酷な事があったのかと思うと恐怖と怒りが沸いてくる。表向きは農業コミニティー施設、裏の顔は宗教的拷問施設。一言でいえばクーデターで捕まった彼を助けるために施設に乗り込み脱走図る映画だが滅入る部分もあるので精神が落ち着いている時に観た方が良い。
(C)2015 MAJESTIC FILMPRODUKTION GMBH/IRIS PRODUCTIONS S.A./RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH/REZO PRODUCTIONS S.A.R.L./FRED FILMS COLONIA LTD.