トニー・レオンのエンド・オブ・ザ・ロード

トニー・レオンのエンド・オブ・ザ・ロード

作品情報

原題 異域2: 孤軍
日本劇場公開日 1992年11月30日
製作国 台湾

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
 1993年、台湾。朱延平監督。日本ではDVD発売のみで未公開。台湾題は、『異域2 孤軍』、香港題は『異域之末路英雄』。台湾では北京語版、香港では広東語版が上映されたようだが、日本版DVDでは『異域之末路英雄』というクレジットが流れ、音声が広東語であるところからすると、香港経由のフィルムをDVD化したものだろう。
 さて、タイトルから分かるように、これは昨晩レビューした『異域』の続編的性格を持つ。「続編的」と書いたのは、前作が柏楊の小説『異域』に基づいていたのに対し、こちらは制作側が勝手にストーリーを展開したものであるからで、柏楊が名誉毀損で訴えたものの認められなかった、といういわくつきのフィルムである。
 前作にも香港スター・アンディ・ラウが出演していたが、本作では、台湾・香港のキャスト・スタッフの混淆がいっそう激しくなる。キャストとして、香港側からはトニー・レオン、チャウ・シンチー周星馳との共演でも知られるン・マンタ呉孟達、そして当時の人気女優・ロザムンド・クワン關之琳が出演。台湾側からは、前作に引き続き庹宗華、柯俊雄、そして新たにジミー・リン林志穎らが。スタッフとしては、台湾ニューシネマの旗手、呉念真が脚本に加わり、王童が美術指導を務めている。
 このように、キャスト・スタッフから見ても前作よりも豪華であり、前作の成功を受け、より多くの資金がつぎ込まれたことが見て取れる。だが、内容的に...
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