龍飛鳳舞

龍飛鳳舞

作品情報

原題 龍飛鳳舞 ( Flying Dragon, Dancing Phoenix )
製作国 台湾

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

changpianの感想・評価
 台湾製DVDで鑑賞。2012年の台湾お正月映画。2009年の『父の初七日』(父後七日)の監督(王育麟)・キャスト・スタッフによって撮られた映画。だが、主役は『父の初七日』には出演していなかった郭春美。高雄で「春美歌仔戲劇團」を率いる彼女は、これが映画初出演であり、台湾・金馬奨で最優秀新人俳優賞を受賞した。その彼女、ここでは歌仔戲のトップ女優と、その代役として起用される男性役の二役を演じている。本来歌仔戲の「小生」(若い男性)役である彼女が、舞台の上の「小生」と舞台の下の中年男性・女性を演じ分ける。ややこしいが、その演技は楽しめる。さらには彼女が音楽家・蘇通達と合作した電音歌仔戲版《我身騎白馬》がここでも歌われるなど、現実と虚構の境界が希薄になっている。
 舞台が高雄ということもあり、(インドロケも行っているにもかかわらず)彰化県が舞台だった『父の初七日』同様台湾本土色が濃厚で、台詞の大半が台語。ただ、見終わったあとに残る感動は『父の初七日』の方がはるかに上だった。歌仔戲に詳しい人ならもっと楽しめるかもしれない。
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