ミルク(2008・アメリカ)

ミルク(2008・アメリカ)

作品情報

原題 Milk
日本劇場公開日 2009年4月18日
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

Tanaka_Hirofumiの感想・評価
大きな目標のためには犠牲にしなければいけないこともあるし、それは各人の人生の選択で、多くの場合、すべてを選ぶことはできないんだと思う

わたくしとしては、公に生きることを選べる人が尊敬に値すると思うので、ハーヴィーミルクさんのような生き方をする人の頑張りのおかげで、自分たちが社会の恩恵を享受できるのだということを常に心に留めたいと思う。
sabiinuの感想・評価
2016/03/12 GYAO!
HMworldtravellerの感想・評価
ミルク氏はどんなに無念だったことだろう。。

1977年サンフランシスコ市会議員に選出されたハーヴェイ・ミルク氏。アメリカで、同性愛者だと公表した後に公職に立候補し当選した初の人物。だが、公職に就いて1年経たない1978年11月に暗殺された。

今でこそLGBTへの理解も進み、著名人のカミングアウトも増えた。LGBTを含むマイノリティを差別せずダイバーシティを推進する企業は、開かれた企業として表彰されるまでになった。WHOは同性愛は精神障害ではないと宣言し、2000年以降は同性婚を合法化する国も次々に出てきた。

が、今でも偏見が無いとは言い難いし、40年前となれば、精神障害とか犯罪だとされる風潮も多かったのだろう。マイノリティに対して排他的な世の中でカミングアウトすることが、どれほど勇気の要ることだったかと思うと、志半ばにして凶弾に倒れたミルク氏の無念に胸を締め付けられる。

人は自分と異なるものや異なる価値観の相手とか、自分の常識には無かったケースに遭遇すると無意識のうちに拒絶や反発をしがちだ。拒絶、反発以前に、知らないがゆえの恐怖・脅威を感じることもあるだろう。例えば、小さな子供が初めて自分と違う色の肌と髪と目を持つ人に出会った時、それを恐いとか変だとか感じたとしても無理のないことだと思う。でも、それは知らないからであって、偏見や差別ではない。その時に正しく教えてさえやれば、その後も学ぶ機会があれば、偏見を持つ可能性はminimizeできると信じたい。

価値観や嗜好の「違い」はあって当たり前。無知が招く先入観を無くすにはいろんな事実を知ることがやはり基本であり重要だと思う。やるせない結末だけど観てよかった。
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