ボヴァリー夫人とパン屋

ボヴァリー夫人とパン屋

作品情報

原題 Gemma Bovery
製作年 2014年
日本劇場公開日 2015年7月11日
製作国 フランス
上映時間 99分

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
近所に越してきた人妻に、愛読書「ボヴァリー夫人」を重ねて妄想するパン屋。フローベール作「ボヴァリー夫人」を読んでなくても何となく通じるし、とりあえずジェマ・アータートンがエロい。但しパン屋おやじの妄想は自分を主人公とするのではなく、あたかも文学の中に身を置いた傍観者視点。彼の目には人妻が物語と同じ展開を辿るのは必然で、だからこそ先回りしてヤキモキするのだが…最後にアッという結末を迎えるのだった。あの雪景色といい、いやあゾッとするようなブラックユーモアと毒(ボヴァリー夫人だけに)。何せ人妻ジェマを演じるのもジェマ、そこもメタフィクション。主演ファブリス・ルキーニ(フランスの橋爪功)のぼんやりと得体の知れぬ佇まいがさすがに巧い。
舞台が北部の田舎ノルマンディというのも「ボヴァリー夫人」というのも絶妙な設定で、日本で例えるなら津軽の米屋が<太宰の「人間失格」って読んだことある?>って具合だろうか。つまり田舎怖え。
mandarin100の感想・評価
2016.6.16
Junichi__Nakamuraの感想・評価
20160312
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