最愛の子

最愛の子

作品情報

原題 親愛的 / Dearest
製作年 2014年
日本劇場公開日 2016年1月16日
製作国 中国・香港
上映時間 130分
ジャンル ドラマ・恋愛

あらすじ

2009年7月18日。中国・深圳。 下町で寂れたネットカフェを経営しているティエンは3歳の息子ポンポンと二人暮らし。ポンポンは週に一度離婚した元妻のジュアンと過ごしていた。ある日、近所の子どもたちと遊びに出かけたポンポンは、母親の車が通りすぎたことに気づきあとを追いかける。だが、母親の車を見失ったポンポンを、何者かが連れ去ってしまう。 夜になっても帰ってこないポンポンの捜索願をだすべくティエンは警察に電話するが、警察は「失踪後24時間は事件として扱えない」という。自力で捜そうと、駅に向かうがポンポンは見つからなかった。その後訪れた警察署で見た防犯カメラの映像には、男がポンポンを抱いて連れ去る姿が映っていた。署を出る際、ジュアンは「息子を返して!」と泣き叫ぶ。 その日から、ティエンとジュアンの息子捜しが始まった。インターネットで情報提供を呼びかけ、携帯電話番号を公表するが、かかってくるのは、報奨金目当ての詐欺かいたずらの電話ばかり。脅して金をせびろうとする者まで現れる。 罪の意識と後悔に苛まれながら、ポンポンを捜し続けるティエンとジュアン。ポンポンの失踪から3年が経った2012年の夏のある日、ティエンの携帯に着信が入る。ポンポンと見られる男の子が安徽省にいるという。安徽省の農村を訪れたティエンとジュアンはついに息子を見つけ出すが、6歳になったポンポンは両親であるティエンとジュアンをまったく覚えていなかった。 ポンポンが「母ちゃん」と慕うのは、ホンチンという“育ての親”だった。ホンチンは「私が子どもが産めないから、夫がよその女に産ませて3年前に連れてきた」と主張するが、一年前に死んだ彼女の夫が3歳のポンポンを誘拐し安徽省に連れてきたのだった。初めて知らされる事実に困惑するホンチン。 それから半年後。ティエンとジュアンは、いまだに「家に帰りたい」と言うポンポンの愛情を何とかして取り戻そうと、日々心を砕いていた。そしてホンチンもまた、我が子を奪われた母として、深圳へと向かう。それぞれの親たちの思いは、届くのだろうか――。

新着感想・ネタバレ

EllyMimyの感想・評価
なんという映画でしょう。
観終わった後に絶句し、暫く呆然としてしまう衝撃作でした。
3歳の子供が誘拐され、3年後に『よその子』として見つかり、誘拐された側、した側それぞれの深すぎる闇と苦悩を描いています。実話ベースらしく、確かに誘拐は中国ではよくある話なんだろうけれど、日本人の私から見ると本当に衝撃的で、とにかく言葉を失いました。
血の繋がりとはなんだろう?
親子の絆ってなんだろう?
答えの出ない問いを心の中で繰り返してしまいました。
Hiroko__Hiramatsuの感想・評価
深センに住む元夫婦の子ども天鵬が拐われる。3年後安徽省の村で見つけられるが、天鵬は実の親のことを覚えていない。
拐われた子どもを必死で探す親たちの姿に、私は一番心が痛んだ。安徽省の村で実の息子を取り返そうとする夫婦と、育てている子を夫が拐ってきた子であると知らず、奪われまいとする李紅琴とのせめぎあいが圧巻だった。
誘拐された子どもの心の問題、農民の置かれた状況、出稼ぎ者の苦悩、そして都会の知識人として生きる高夏のような家庭でも親の介護の問題を抱えていることなど、現代中国の問題が盛りだくさんに織り込まれていた。
「予定調和ではない」終わり方に、厳しい現実を突きつけられているという思いが残った。
mayakiの感想・評価
重たい。誰一人救われない感じがなんとも。
我が子を誘拐された親と誘拐された子だと知らずに育てた親とその子供と。実話を基にした映画。
色々な立場の人の心情が次から次へと押し寄せてくるような映画でした。
ただなんか消化不良というか。。期待が高すぎたのかもしれないしアジア映画がまだ苦手なのかもしれない。
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