少女が大人に変わる夏

少女が大人に変わる夏

作品情報

原題 Very Good Girls
製作年 2013年
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
ダコタ・ファニング、ひと夏の経験。家庭も性格も対照的な親友エリザベス・オルセンと同じ人を好きになったり、両親の不和に悩んだり、粗筋は古典的。文化系イケメンが半裸で海からやって来るとか漫画か。そんな彼氏や父親やセクハラ上司(またもピーター・サースガード!)はみんなクズ…と思いきや案外捨て置けなかったりするのだが、恋も友情もどうも薄っぺらかった。成長したダコタちゃんは貫禄あるオルセンと並ぶとやっぱ幼くて妹みたい。同時に、オルセンは若々しい躍動感があるけどダコタにはない。背伸びした繊細さが痛々しくて暗すぎるんだ。そのせいか、女子のカミング・オブ・エイジ映画はどんより重たいムードになっちゃって、キャッキャと弾けた場面が浮いてしまう。
それにしてもエリザベス・オルセンってマギー・ギレンホールに似てると思うけど、何とこれ監督がギレンホール姉弟のママだった。
HMworldtravellerの感想・評価
今どき珍しいくらいベタなひと夏の初体験ストーリー。ダコタちゃんの肌が異様なまでに白いです。親友と同じ男性を好きになるという三角関係、付き合っていることを言い出せない葛藤などを主軸に女同士の友情、家族の問題を絡ませたお話。

親友が好きな人と自分が付き合い始めたことを言い出しにくいのはわかるけれど、傷つけたくないから秘密にしたり、事実を偽ったりするのは思いやりでもなんでもない。そんなの親友じゃないでしょと思う。一生懸命、どうやってアプローチしようかと相談している側からするとピエロのようだし、自分が嘘をつくから相手の嘘をも招いてしまう。表面的で薄っぺらいこんな関係が女同士の友情だなんて思われるのは嫌だなあ。(最後は良かったけれど。)

でも、どうしてもその時その時の感情が先に立つんだよね、多分。相手に好意を持つのも持たれるのも悪いことじゃないのになんとなく罪悪感を感じてしまう。いつまでも隠し通せるるわけじゃないのに。彼にしても本気ならなおさら、隠さなきゃならない理由なんてないだろ、となってしまうのも当然だし。冷静になるとそれがわかるけれど、わからないのが自分のことであり、経験値の少なさなんだと思う。きっと5年も経てば、振り返るのが切なく恥ずかしく甘酸っぱく感じる大切な経験の1つになる。

2人の服、街並み、夏の盛りと終わりの海。青い経験を縁取るモチーフがどれも綺麗だった。観るのが恥ずかしくなるような超ベタなストーリーも、学生時代の自分に思いを馳せるにはとてもいいトリガー。いろいろ思い出す小雨降る日曜日。
whentheycryの感想・評価
僕もリリーと同じ立場だったら迷いながらも同じ事をしちゃうと思う。
もし、ジェリーの立場だったら同じように怒ると思う。
そこまで悩めたり、悩んでくれる友達がいることが素晴らしいと思える青春ムービーでした。
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