奇跡のひと マリーとマルグリット

奇跡のひと マリーとマルグリット

作品情報

原題 Marie Heurtin
製作年 2014年
日本劇場公開日 2015年6月1日
製作国 フランス
上映時間 94分

あらすじ

今日 魂に出会った。小さくもろい魂。驚くべき魂。 ある日、ラルネイ聖母学院に目が見えず、耳も不自由な少女マリーがやってきた。生まれて以来14年間、しつけも教育も一切受けずまるで野生動物のように獰猛なマリーが放つ、強い魂の輝きに惹かれた修道女マルグリットは、自ら彼女の教育係となる。そしてふたりのむき出しの魂がぶつかり合う「戦い」とも呼ぶべき教育が始まった。 素晴らしい進歩。言葉がほとばしる、まるで奇跡のようだ。 マリーがやってきて8か月目、ついに奇跡が起こる。ふとしたことから、ようやくマリーは、物には名前があることを理解したのだ。最初の1語こそ苦労したものの、その後は次々と言葉を精力的に会得していくマリー。学ぶことの喜びを知り、日に日に成長するマリーと、母親のように惜しみなく愛情を注ぎ、教育を続けるマルグリット。ふたりの絆はより強いものとなった。もともと体が弱く不治の病を患っていたマルグリットだったが、静養を進める医者の反対を押し切って、マリーとともに生きることを誓う。 彼女は私の喜び。私の魂の娘。私の人生の光だ。 しかし、ふたりの別れの時間は刻々と迫っていた――。

新着感想・ネタバレ

yusaichikuの感想・評価


美しい映画でした。
言葉を持つということで
人は人らしくいられる。

少し前に見た
幸せのありかという映画を思い出し
言葉を持ち思いを伝えることの
尊さと輝きに
涙が溢れました。


フランスの手話を少し知った。
日本とは当たり前だけどまるで違う。

少し前の席にろうのお客さんがいらしてて
開園前に手話でマシンガントークされてて
もちろん中身はわからなかったけど笑
やっぱり手話をもっともっと
使いたいなぁ、触れたいなぁと思いました。



触手話のことも
もっと知りたい。


Yumikokkoの感想・評価
プリミティブな心をぶつけ合いながら、人の尊厳、生きる喜びや豊かさを伝え紡いでいく絆や強さが描かれていて、見進める程に納得できる発見があった。
だからこそ、“映画を観て泣こう”って趣旨の試写会で鑑賞したにも関わらず、全く泣けなかった。そもそも“泣かせよう”ってタイプの映画じゃないと思う。
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敢えてこの映画タイトルにしたんだろうけど、1962年公開の“奇跡の人”とは主人公もテーマも違うし、やっぱり違うタイトルにした方が良かったんじゃないかな。
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追記:『知性が無傷なら檻から出してあげなきゃ』という言葉がとても印象的でした。
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