名もなき塀の中の王

名もなき塀の中の王

作品情報

原題 Starred Up
製作年 2013年
日本劇場公開日 2015年10月10日
製作国 イギリス
上映時間 106分

新着感想・ネタバレ

shingo_n66の感想・評価
刑務所の中で取り戻す親子の絆もあるんですね。
southpumpkinの感想・評価
暴力的な青年が刑務所に入所。そこには長い間収監されていた実の父親がいた。刑務所にもコミュニティが存在し、当然力を持つ者も増えていく。実社会ではこれらが文化的な特性により差が付くが、刑務所においては基本的に暴力。早速看守の股間に噛み付いた青年はかなり上に位置できそうになる。長期収監されている父も実質の権力者と仲良くなっているためかなりの地位にいることもわかります。これらの状況により青年は今後刑務所において王になることが約束されている。猿(侮辱的な意味ではなく)のコミュニティのようです。
そんな中描かれるのが親子の関係。お互い暴力でしか通じ合うことができないが、しかしそこには間違いなく親子愛が存在しています。息子のことが気になってしょうがないのに、言葉でうまく表現できずまた傷つけてしまう。息子がセラピーにより怒りを抑える方法を手に入れてウッキウキで父親に会いに行き「話をしよう」と言いに行く愛おしさは格別です。しかし結局手を上げてしまう。
塀の中と外とで別の人種のように見えてしまうが、そこにもうまく架け橋が。外にいるはずのセラピストや看守すらも暴力でしか語ることができない。特にセラピストなんて暴力を抑える方法を説いた後に自ら暴力に染まってしまう。あまりに皮肉です。ラスト、主人公が回転扉に吸い込まれていきましたが、セラピストにも同じ演出がありました。回転扉を回し、それぞれが塀の中と外へ向かう。二人の境遇を重ね合わせると随分グッときますね。
Ken_Changの感想・評価
名もなき塀の中の王とは誰を指していたんでしょう?

陰湿な所長?もはや長老のような貫禄の親父?喘息もちのメガネか?

うーむ、ここかなり意味が深いような気がするんですが面倒なのでやめましょう笑

未成年で成人刑務所にやってきた手のつけられない暴れん坊の暴力による成り上がりストーリーと思っていたので、思わぬホロリ展開には少し(´・ω・`)ガッカリ…

親というものはどこまでいっても親なんですね…愛憎半ばするといいましょうか、家族という歪な関係の典型を見せられた気がしました

テレビを賑わす某俳優のお母さんの会見を見た後なんで、尚更親子関係の清々しいまでの馬鹿馬鹿しさと愛しさを痛感します

ジャック・オコンネル、いいですねぇ…、若くしてこういう役をやる俳優さんは大好きです(^^)

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