グランドフィナーレ

グランドフィナーレ

作品情報

原題 Youth
製作年 2015年
日本劇場公開日 2016年4月16日
製作国 イタリア・フランス・スイス・イギリス
上映時間 124分
ジャンル ドラマ・恋愛

あらすじ

世界的にその名を知られる、英国人音楽家フレッド(マイケル・ケイン)。 今では作曲も指揮も引退し、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを送っている。長年の親友で映画監督のミック(ハーヴェイ・カイテル)も一緒だが、現役にこだわり続ける彼は、若いスタッフたちと新作の構想に没頭中だ。そんな中、英国女王から出演依頼が舞い込むが、なぜか頑なに断るフレッド。その理由は、娘のレナ(レイチェル・ワイズ)にも隠している、妻とのある秘密にあった──。

新着感想・ネタバレ

s_p_n_minacoの感想・評価
老いも若きも男も女も芸術家も、マラドーナ(偽)もミス・ユニバースも集まるスイスの高級保養地。ああ一体どんだけリッチならこんな所に滞在出来るんでしょ…(溜息)。一度ギダ・タローに見えてしまうともうそうとしか見られなくて困る作曲家マイケル・ケイン、その盟友で映画監督のハーヴェイ・カイテルを中心に、交錯する様々な人間模様。皺とたるみの目立つ身体(特に手)と永遠のミューズ、ショウアップされた音楽、アルプスの絶景。一つ一つのスケッチが時にユーモラス、時にファンタジック、全ての場面がゴージャスだ。でもそれは映画や音楽という芸術も含めて作為的な人工美。人々の追う幻影は美しすぎて醜い。
そんな過剰な「作り物」性を敢えて前面に出すパオロ・ソレンティーノ作品は、ベルイマンやフェリーニや伊丹十三を彷彿させる。そこが魅力だしすごく良いなと思う所もあるんだが、どうも自分には微妙にしっくりこない違和感でもあり既視感でもあり。でも若い脚本家チーム、ポール・ダノとレイチェル・ワイズはとても良かった。
EllyMimyの感想・評価
引退した作曲家と、その友人の映画監督、その他セレブが集まるスイスのある避暑地でのお話です。

観終わってだいぶ経つのですが、未だに余韻が残っています。
原題は『youth』、若さ、ですね。内容的には真逆で、人生の後半戦を穏やかに過ごす主人公の心情を描いています。
上手く言えないけど、あの淡々としながらも彼らの深い闇の部分を掘り出している描写が何とも言えず好きでした。
マイケル・ケインとハーヴェイ・カイテルは私の大好きな二人!上映は大分遅かったものの、映画館で観られて嬉しかったです。
海外ではこうしたベテラン大俳優が当たり前のように主役を務めるのに、日本では若さに固執しているのか、ベテラン俳優はみな脇に回ってしまう。これこそyouth、にこだわる日本人。年を重ねないと出せない素晴らしさもあるのですよ!とこの映画を観ながら思ったのでした。
copparmanの感想・評価
20160620
大人な映画だったな
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